北アルプス 雲の平エリア 2023.09.09-11

メンバー:つるちゃん(L)、おすぎ、おけい

1日目

折立 (06時55分)ー太郎平小屋 (10時55分)ー薬師沢小屋 (12時07分)ー祖母岳 (15時00分)ー雲の平山荘 (15時50分)ー雲の平キャンプ場 (16時54分)

2日目

雲の平キャンプ場(02時37分)ー祖父岳(03時34分ー岩苔乗越(04時25分)ー鷲羽岳(05時14分)ー岩苔乗越(06時25分)ー水晶小屋(07時05分)ー水晶岳(07時44分)ー温泉沢ノ頭(08時55分)ー高天ヶ原温泉(11時02分)ー高天ヶ原山荘(12時06分)ー高天ヶ原峠13時11分)ー雲の平山荘(14時47分)

3日目

雲の平山荘(06時02分)ー薬師沢小屋(08時28分)  ー太郎平小屋(10時55分)ー折立(13時39分)


1日目

金曜日に三重県を出発し6時にゲートが開くのを順番待ちしました。前から19番目。

寝不足なのですが、3日間この長距離を歩けるのか不安で不安で緊張しました。どれくらいの緊張かって言うと翌週の源次郎尾根より私は緊張しました。そのためスギ薬局でアミノバイタルを爆買いし、1日目安量3本と書いてあるがかまやしねぇ、倍は飲みました。(良い子は真似しないで下さい笑)

また今回カメラマン2人ということで私も一眼レフカメラを持っていき色々と教えてもらおうかと思いましたがとにかく迷惑かけずに歩ききらないといけないと思い、ザックも約10㎏ほどに抑え余計なものは一切持って行きませんでした。

折立の駐車場に到着し、準備が出来たら出発です。出だしは少し急登の樹林帯の中を登って行きます。折立の標高が1350m太郎平小屋は2373m標高差約1000mも登ります。太郎平小屋までは木道や整備された道を登って行きます。木道が出始める辺りから視界も開け景色もすごくいいです。天気も良く目の前には薬師岳、下には有峰湖、行く先の登山道や少し紅葉し始めた草木などを横目に楽しめながら順調に登ります。第一目標の小屋が見えると直ぐに小屋に到着です。ここでカメラ小僧達はパシャパシャと撮影会が始まります。今日は若い女の子がいないためこんなおばはんでもモデルになり撮ってくれました。(申し訳ないね~苦笑)小屋で小休憩を取り今度は薬師沢小屋目指します。

せっかくここまで登ったのに今度は標高1920mまで下ります。(う~もったいない涙)また標高が下がるにつれ樹林帯の中へ入っていきます。

薬師沢小屋でまた小休憩を取り、プチ撮影会をし小屋の目の前のシンボルの吊り橋を一人ずつ渡ります。吊り橋が細くて揺れるのでちょっと怖いです。小屋から雲の平(標高約2600m)まではまた登りになります涙。この上りがまたやっかいでゴロゴロの石の急登で樹林帯の中で石がウエッティ、時折苔ありな感じでスピードが上がりません。約1時間強はこの状態だったと思います。樹林帯を抜けると草原と木道が出てきます。これか~北アルプスの最深部・日本最後の秘境の地と言われる所はと私は行った事が無かったので憧れてた所へこれた興奮(アミノバイタル飲み過ぎもあり)と嬉しい気持ちとここまでこれたというホッとした気持ちで一安心。 もう少しで雲の平という手前で祖母岳(ばあだけ)に寄り道しました。カメラマン2人は山頂までは行かず途中で撮影会、私一人で山頂まで行ってきました。   祖母岳との分岐辺りでつるちゃんが「うわ~!!」と大声を、蛇でもいたのか?とびっくりしたら可愛いオコジョが!!チョコチョコと隠れてはひょこっと顔を出すのでとても可愛いらしいです。

雲の平山荘に着いたらテントの受付ですが、この時期にテント場の水が枯れてしまったとのこと、そんなことがあるんだと仕方ないので水を1リットルまで200円を購入し、翌日の水分も考えスポーツドリンクを2本桃のネクター(懐かしい~)1本と飲み物代が高い高い涙                                                                                                      テント場は山荘から約30分程離れた場所にあり、3人近くにそれぞれテントを張って夕飯です。                   私はもうご飯を食べたらもう起きてれなくて速攻寝ました(ほぼ気絶)

3日間振り返ると天気も良く、なかなか来れない北アルプスの最深部までこれ、この最深部という意味がわかるような景色。秘湯にも入れ、つるちゃんお勧めの雲の平山荘にも泊まれ、最後に富山の美味しい物も食べれてとても贅沢で楽しい山行となりました。行って本当に良かったです。サポートしてくれたおすぎさん、つるちゃんありがとうございました。今度は「鶴に恩返し」せねば笑

(おけい)

2日目

テントをデポしてヘッデンスタート。 ご来光目当てにねらい通り鷲羽岳に到着。刻々と変わりにゆく空の色。槍と鷲羽池をバックに最高の景色が望めました!!眩しいくらい赤く染まったご来光に照らされ、ここにずっと居続けたいとも思いながら、次は水晶岳を目指します。稜線歩きを楽しみながら水晶岳ヘ。水晶からも相変わらずの絶景です!天空感を味わいながら先に進み、分岐を過ぎると一気に下ります。ザレた道は結構歩きづらいです。でもその先には”天国”が待っている。下りきってから沢沿いを歩き続けると、視界に飛び込んできました!今回山行の目的のひとつでもある「高天ヶ原温泉」!!青空の下、白濁したお湯に癒やされます♪カラダが火照って来たら、歩いて3秒にある”天然水風呂”の沢に飛び込みます!キンキンに冷えてます。水風呂を出て外気浴(そもそも全てが屋外だけど)。 “ととのい”ます。この交代浴・・・無限に続けれそうです♪極上の温泉でした!!

かなり名残り惜しいですが、雲ノ平に戻ります。夜は雨が降る予報に変わっていたので、テントを撤収して小屋泊に変更。オシャレ山小屋で、楽しみにしていたアップルパイも楽しめました。

夜はリーダーのハイスペックカメラで撮影会♪オシャレ写真が撮れました!

(おすぎ)

3日目

 めちゃくちゃぐっすり眠れました。山なのに布団で眠ることがこんなに幸せだったとは。

雲ノ平小屋から薬師沢小屋まではドキドキの木道。昨日の雨でめっちゃ滑りました。まぁ雨降らずとも薬師沢小屋⇔アラスカ庭園の区画はまじ滑ります。

薬師沢小屋からはラストの登り。おけいさんの体力も限界に近い…時折り雄叫びが聞こえる。こういう時は飯の話!行きの太郎平小屋で食べれなかった『にんにくラーメン?』時間的にこれを食べれるかもしれない!

「どんなラーメンかな?」「私にんにくマシマシにする!」なんて話しながら歩いてると太郎平小屋に到着。早速頼もうとすると売り切れの文字が!!代わりにノーマルを頼みましたが○ちゃんラーメンっぽくて美味しかったです…にんにくラーメン。。。(ちなみに行者にんにくラーメンです)

ラーメン食ったら秒で折立に着きました。早く下りられたから名物コンビニ『立山サンダーバード』へ。店内にはめっちゃクセの強い商品ばかり!今回は『🦘肉入りおにぎり』『みたらし団子×ウインナーサンドイッチ』を購入。

おにぎりは2度と買わなくていいんですがサンドイッチは凄いです!あれほど衝撃を受けた物はここ数年なかったですね!語彙力が試されます!

下山後の風呂は『グリーンパーク吉峰』鈴ハイ御用達?風呂上がりにおすぎさんが「なんか富山らしいものを食べたいよね」と言われてパッと寿司が浮かんだので『廻る富山湾 すし玉』へ。

さすが富山湾のお寿司。めっちゃ美味しかったです。特に雲丹なんて感動して言葉が出ませんでした。これほど衝撃だったのは1時間前のサンドイッチ以来。

いかがでしたか?今回のコースは体力が必要ですがそれに見合う素敵な体験ができます。

もし山行中天気が悪くても「終わりよければすべてよし」というように山行がダメでも寿司屋があります。どう転んでもよかったと思えるので来年ぜひチャレンジしてみてください!

(つるちゃん)

  

今回のセクシー被写体担当
まさに秘境
相変わらず天気が△
オコジョ様撮影会
夜明け前の鷲羽アタック
爆焼け〜!
フリース買い替えようかな
御来光
水晶方面
自然の偉大さ
至水晶小屋
地味にしんどい
んー薬師岳かな?
水晶岳へ
水晶岳からの眺めすき
右腕だけめちゃくちゃ日焼けしました
これは水晶岳北峰かな
温泉沢ノ頭からのザレ&ガレ下り
お目汚しすみません
外風呂⇔沢の距離5メートル。交代浴待ったなし
風呂も適温
雲ノ平小屋のおしゃれメニュー
小屋内撮影会
どう撮ればスイーツは映えるのか会議
撮ってたら「何撮ってんの?」て話しかけられたそう
星空撮影会(所要時間40分)
空が焼けるちょっと前
つるは写真を撮りに祖母岳へ
やっぱり祖母岳から撮るなら午後かな
すべすべな木道
フルーツ缶400円
どう見てもまるちゃ…
ここでの買い物は冒険だ
すし玉たしか2,200円くらい
絶品雲丹

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