北アルプス 西穂高岳 2022.02.11~02.12

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目指せ西穂高岳


<メンバー>
たろー、もっちゃん、おりえ、いさお、おすぎ、けい

<コースタイム:1日目>
RW西穂高口(9:50)~西穂山荘(11:00~12:30)~独標(13:45)~引き返し点(14:10)~西穂独標(14:30)~西穂山荘(15:10)


 冬季北アルプス入門の西穂高岳に行ってきました。私は4年前に続き、2度目の挑戦です。

 新穂高ロープウェイで楽々2200mへ。ロープウェイからは青空にそびえ立つ西穂高岳や槍ヶ岳、笠ヶ岳がよく見え、気分が高まります。西穂高口駅の雪の回廊は、今年は雪が多いのでとっても背高のっぽさんでした。

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新穂高RW

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車窓から槍ヶ岳

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西穂高口の雪の回廊

 西穂山荘まではトレースがしっかりあり、つぼ足で1時間ほどで到着。

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西穂山荘へ

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ツボ足で十分

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小屋に到着

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まだテンバは空いています

 テントを張り終わるころにはあたりはガスに包まれ、あの青空はどこへやら。それでも明日の下見をするため、独標付近まで行くことにしました。

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何やらガスが・・

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下見で独標まで

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うーん、何だこの天気・・

 時たま青空がでることもあり、やっぱり雪山+青空は最強ですね。

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時たま青空

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独標では青空が

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独標への登り

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風強め

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独標へ到着

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ピラミッドピーク

 独標の少し先にいやらしい岩場の下りがあったのですが、みんなそこもクリアし、本日はここまで。アイゼン&ピッケルワークが確認できて、明日の本番に少し余裕ができたかな。

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少し先に進んで見る

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また、視界が悪くなってきた

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むむ・・

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いやらしい下り

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今日はここで引き返します

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西穂山荘へ戻ろう

 テント場に戻ると、テントがびっしり。さすが3連休。最終的に30張くらいになりました。夜ごはんは、たろーさん特製ぺミカンシチューとレバーペースト(絶品)。レバーペーストまた食べたい!

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テントがびっしり

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かんぱ~い

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もっちゃんのおつまみ

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夜のテント村

つづく


<コースタイム:2日目>
西穂山荘(6:45)~西穂独標(7:40)~ピラミッドピーク(8:20)~西穂高岳(9:20~9:45)~ピラミッドピーク(10:30)~西穂独標(10:50)~西穂山荘(11:25~13:00)~RW西穂高口(13:45)


 2日目は朝日が昇るなか出発。天気予報どおり高曇りだけど、昨日ガスでまったく見えなかった山々が見えるだけでホホが緩みます。

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日の出と共にスタート

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今日は高曇り、展望あり

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西穂も見える

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あ、青空

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独標は目前

 独標直下の上りは、雪が多いのとたくさんの踏みあとでかなり歩きやすくなっていました。

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独標でかっこいい写真を①

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独標でかっこいい写真を②

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集合写真

 独標からはさらに気を引き締め、岩にアイゼンをひっかけないように一歩一歩確実に進みます。

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さあ、西穂高を目指します

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独標の下り、2回目なので安心

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独標を振り返る

 独標から先もたくさんの人が登っていたので、トレースばっちりで迷うところなし。4年前と比べると、西穂独標より先へ進む人が多くなった気がします。

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ピラミッドピークはあっさり通過

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たくさんの人が歩いている

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痩せ尾根、ミスは許されません

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ルンゼを登り

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山頂直下

 登りきった西穂高岳山頂は、せまいのでプチ密状態。ザックをおろしてゆっくり休憩することはできなかったけど、みんな思う存分写真を撮りまくり、登頂の喜びをかみしめました。

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これを登り切れば

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西穂高山頂

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密になってますよ~

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記念撮影大会

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記念撮影大会

 さて、ここからがこの山行のハイライト。山頂直下の急斜面下山が1番の核心部です。雪と岩のミックスなので、アイゼン前爪とピッケルを確実に突き刺しながらクライムダウンでおりました。少し雪は柔らかかったけどまだおりやすい雪質だったので、怖さは感じませんでした。雪質によって難易度がかなり変わってくるのも、雪山の面白さの一つです。

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今回の核心、山頂直下の下り

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バックステップ渋滞・・

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後は慎重に

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元来たルートを下ります

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独標も目の前

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独標の下り

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後はノンビリ

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テン場へ戻ってきました

 テント場に戻ったあとは、西穂山荘で名物西穂ラーメンをいただきました。今回は味噌味。素朴だけどやっぱりおいしかったな。

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西穂ラーメン

 初登頂のメンバーが多かったから喜びも大きかったと思います。それなりにいい条件のなか無事に登頂できてほんとよかった。今回は風速11~13mくらいだったらしいけど、体感的には15m以上に感じました。ゴーグル必須。冬は特に風が鬼門ですね。

記)もっちゃん

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