第二回雪山研修会 2021.01.30

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<メンバー>くろ、あゆ、体験Sさん
<コースタイム>7:50 朝明P – 9:50 根の平峠 – 11:30 青岳 – 13:00 ブナ清水 – 14:30 朝明P


恵みの雪が降り、第2回雪山研修会は当初の予定どうり鈴鹿山系で決行されました。

朝明駐車場からすでにがっつり雪!しかも新雪!モフモフ雪にテンション上がります♫
駐車場に車は2台あり、運良く先行者が居たようで、根の平まではトレースを追って歩きます。

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  <朝明駐車場から雪あり!>

道中、くろさんから「素早く体重移動、足首を曲げて着足。急登ではハの字、9o’clock、3o’clock」など歩行のイロハを教わります。くろさんのレクチャーは、方法だけでなくその根拠もきっちり説明してくれるのでわかりやすい。早速アドバイスに従って歩行しますが、なるほど確かに歩きやすい。
ですが、身体に染み付いた自分の癖?はなかなか直らず、油断すると元の歩行に戻ってしまう。日常生活のなかでも登山歩行を意識していく必要がありますね。

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 <根の平峠から左へ>

根の平からはノートレース。ここで地図で方向を確認。常に自分の現在地を把握しておくこと、そのためには渡渉した、ピークを踏んだ、川から離れた、などポイントとなる地点を地図で確認しながら進むこと等、地図読みのレクチャーを受け重要性を再確認。
最近はYAMAPに頼りきりの私…これではいかんとおおいに反省。精進します。

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 <ノートレースをどんどん進みます>

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 <この山は何だろう?>

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<コンパスを使って山座同定します>

根の平から暫くは緩やかな登山道。誰にも踏み荒らされていないモフモフの新雪に、最初に足を踏み入れるこの快感♫
美しいものを汚す仄暗い喜びに打ち震えていたのも束の間、いよいよ急登がはじまります。

12本爪アイゼン&ピッケルを実際に使用するのは今回が始めての私、初っ端からアイゼンで自分の足を数回ぶっ刺しこれは兇器と悟る。ピッケルはピッケルで、支点にすべく打ち込んだら抜けない。手も足も使い慣れず苦戦するけど、アイゼンでの歩き方やピッケルの抜き方まで、くろさんから助言をもらいながら、なんとか急登を登りきる。

天候と時間が許せば国見岳(or御在所岳)まで行く予定でしたが、尾根は吹雪いていたので無理をせず青岳ゴールとしました。

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<先頭交代。モフモフを踏みしめる喜びに浸っています>

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<今日はここまでにしましょう>

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<ブナ清水方面へ>

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<立ち止まって何かを確認?>

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<川がシャーベットになっていました>

新しい武器(アイゼン&ピッケル)は、まだまだ手に馴染まず、使い熟すには時間がかかりそう。今回は「地図読みの必要性を再確認し、新しい武器の基本的な使い方を理解できた、大怪我せず下山できた」ということで自分的には及第点です(笑)

これって、本来なら、お金を払って受けるレベルの研修だと思いますが、それをタダで受けさせてもらえるなんて……。鈴ハイに入ってて本当に良かった♫と思いました(笑)

企画&指導のくろ先生をはじめ同行のSさん、ありがとうございました♫

記:あゆ

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