<メンバー>
もっちゃん、toyoちゃん、おりえ
<コース>
須川温泉(5:10)~産沼~栗駒山(6:55)~いわかがみ平~東栗駒山~栗駒山(9:45)~秣岳~秣岳登山口~須川温泉(13:40)
さて、2日目の栗駒山ですが、ガッツリ車で標高を稼いでおり、ハイキング気分です。須川高原温泉の脇が登山口で、5時過ぎに出発。
ゆげ山となっているだけあり、あちこちで湯気が立ち上がっております。硫黄の匂い。足湯もできる様です。
星の見える中、歩き出します。次第に明るくなっていく空。周りがだんだん見えてくるとワクワクが止まらない。
日を浴びてさらにオレンジ色に染まった葉っぱは、なんとも言えない美しさ。雲海も見え、時間の流れも違ってみえます。
しばらく歩くと、湿原に出て、木道が現れました。そこからの山の景色、良いんだなぁ〜。
たおやかで何でも包み込んでくれる様な優しいイメージ。なだらかな裾野の感じは、女性的かも。貸し切りの中、快適に歩くことができました。
しかし、途中、泥ドロ地獄の道もありました。予想外に足元と時間が取られてしまいました。ただ、祭りになることはなく、無事に通過。
今回、須川コースは硫黄の濃度が強く、通行止めに。なので、産沼コースを進みます。道はしっかりしており、7時前には山頂に到着です。
まだ人は少なく、写真を撮り、小休止して、さらに進む。
中央コースからいわかがみ平のレストハウスに下り、登り返して東栗駒コースを歩きます。
中央コースは車でやってくる人が多い為か、石畳の道で、整備されまくり。故に登山靴では、ちょっと苦しい。真っ直ぐな単調な道、登りでなくて良かった。
レストハウスの駐車場はパンパン。人混みだ。逃げる様に東栗駒山の方へ向かう。
稜線に出ると、「山に来ている」としみじみ感じる。青空の中、歩くのは本当に気持ちが良い。
東栗駒山より本日2度目の栗駒山に戻ると、また人混み。
秣岳コースより下山していく。このコースは木道の感じがのんびりしていて、お勧めです。また、須川湖が見えたりして、気分も上がります。
途中、異様な気配と共に笹のガサガサガサガサ〜ッという音とウウ~というような声が。獣臭はなかったものの、人ではない、何かが転げ落ちる音にビビる。熊?かもしれないが、不明のまま。
でも、先頭を歩いていた自分を含め、おりえちゃんも一目散に背中を向けて逃げ出したよね。(リーダーは冷静だった様な)まぁ、仕方ないか。ドッキリみたいな感じ。
紅葉が綺麗で、何枚も何枚も写真を撮ってしまいます。黄色が特に綺麗でした。
秣岳登山口から須川湖へ行き、湖の周りを歩いて須川温泉の方へ。須川湖では、水辺に映る紅葉を眺め、贅沢な時間を過ごせました。
入山口とは違う登山口に下りて、また栗駒山に登り返すという8の字周回でしたが、栗駒山の北側と南側では雰囲気が違い、20kmを楽しく歩けました。
下山後は、栗駒山荘の日帰り湯へ直行します。ここは、露天風呂よりいわかがみ湿原が望め、紅葉を見ながら湯に浸かることができます。泉質も良いし、温まりました。
夜は、山形方面に移動し、地元の食材を頂きました。芋煮とかダシとか、菊の花(何という料理名か忘れてしまった)とかお腹いっぱい食べました。
そして、3日目は蔵王。「あぁ、次の日も山に行ける」そう感じる瞬間がとっても幸せ。ワクワクドキドキしつつ、又、栗駒山の景色を思い出しながら、眠りにつきました。
しかし、「久弥さん、どうして栗駒山を百名山に選ばなかったのだろうか?」なかなか魅力的な山なのになぁ。
記)toyoちゃん
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