夜叉ヶ池 2019.07.06

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リーダー夜叉ヶ池を背に


<メンバー>
CL:辻、SL:がび、ジュリ
<コースタイム>
林道終点登山口8:30−幽玄の滝9:30〜9:45−県境稜線―10:15―夜叉丸10:30―夜叉ヶ池11:00〜12:30―幽玄の滝13:00―林道終点登山口13:55


 7月最初の週末、とうとう念願の夜叉が池に登ってきました。どうやら、とりやさんは、先日雨で中止にした夜叉が池を再度企画するタイミングを狙っていたようです。

 私が金曜朝一に、とりやさんとジュリちゃんに送ったメールは、週末ボルダリングのお誘いだったはずなのに、夕方二人からの返信を確認すると、
「ほな、夜叉が池、行こか?」となっていて、はて?・・・。

 でも、もちろん、夜叉が池はいつか私がリベンジしないといけない山だったので、即OK、急きょ翌日に決行となったのです。(急すぎて今回参加できなかった皆さんごめんなさい。でもとってもいい山だったし、いつかまた(誰かが)企画させていただきます!)

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まずは下りから

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徒渉や木橋を渡りながら進む

 で、山はどうだったかというと、原始林あり、花あり、滝あり、岩々あり、モリアオガエルの卵あり、ネコ用マタタビあり、で、カッコウや鳥のさえずりも始終聞こえるとっても素敵な山でした。稜線からの眺めも素晴らしかったです。それに、山菜の時期には入れないけど、コシアブラの木もあり、二人にレクチャーできました。ちなみにお目当てだったニッコウキスゲのお花畑は・・・次回にお預けです!

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滝の上にニッコウキスゲを発見!まだ咲いてる!

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夜叉姫が身を清めたという伝説の幽玄の滝でクールダウン

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絶妙なタイミングで凍ったフルーツゼリー!リーダー最高~ 

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「昇竜の滝」見えるかな?夜叉壁、迫力ありました! 全貌は撮れてません 汗

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夜叉壁を右手に見上げながら登って行きます

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どんどん登って行きます。結構岩々。滑りやすい所もあり要注意

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山の尾根、鞍部に出ました

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尾根に出ると可愛いお花がたくさん出迎えてくれました。ヤマウド

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リーダーの撮るお花の写真ステキです~ オオバギボウシ

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尾根の向こう側に夜叉ヶ池。三国岳方面に少し登って池を見下ろしてみたところ

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さらに登って夜叉ヶ池を見下ろしてみた。進む道は笹ヤブの中

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夜叉ヶ池の周りには保護ロープ&木道。この池にしか住まない絶滅危惧種のヤシャゲンゴロウを守ります

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池に降りて休憩タイム。

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ランチタイムはガビちゃんお手製スパニッシュオムレツ!美味しかった~ ありがとう!

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池のふちの木々にぶら下がるモリアオガエルのタマゴたち

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お昼寝後、夜叉ヶ池の前で集合写真。ちょっと曇ってきちゃった

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帰路は幽玄の滝で再びクールダウン。夜叉姫様の美貌にあやかりますように~

 帰りは前回と同じ温泉に入り、野菜やら何やら買って、蕎麦も食べて、アイスも食べて、いつもながら、運動量をはるかに超える食事量でしたが、とにかく大満足での帰宅となりました。

 実は、前回私がチャレンジしたのは、2013年の7月。大雨で林道が通行止めになっていたため、アスファルトの林道を登山口まで歩いて登り、登山道に入ったら、最初の橋が濁流に流されていて、まさかの撤退。単なる炎天下林道ウォーク24kmに終わったという不思議な山行です。

 今回は、いや~この道車で行けるなんて、楽ちんだわ~などと喜んでいたら、登山口まであと1/3というあたりで、バチッと音がしてタイヤがパンク。
・・・うーん・・・さすが夜叉が池・・・。

 でも今回は、ピンポイントで涼しくていいお天気のもと、無事登ってくる事ができ、良かったです!
とりやさん、ジュリちゃん、楽しくて愉快な一日をありがとうございました。

記:ガビ

とりや追記)
 悪夢のような林道土砂崩れ、登山道大洪水事件から6年、久々の岐阜県側からの夜叉ヶ池は、雨天で一回流してしまった企画を、往生際の悪いリーダーが突然企画で蘇らせたものでした。
 この時期の一週間はお目当ての花のピークが過ぎ去ってしまうに充分で、ニッコウキスゲのお花畑はお預けになりましたが、しっとりとしてドラマチックな登山道を、6年前の復讐に燃えるガビさまと、絶景大好き隠れ写真部のジュリさんと歩きました。できれば流した企画のオリジナルメンバーとも一緒に歩きたかったですが、鈴ハイ企画として歴史あるこの道は、今度こそニッコウキスゲ満開のお花畑の日に訪れたいと思います。

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