朝熊ヶ岳 2019.01.20

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宇治道より五十鈴川を眺める


メンバー:たばっち、とりや、ジョコティン、さっこ、パロ

コース:五知駅(7:48)-P390(9:30)-P405(9:45)-山伏峠(10:30)-金剛証寺(11:50)-山上園地(12:20~12:50)-朝熊山経塚群(13:13)-朝熊が岳(13:30)-朝熊峠(13:41)-おかげ横丁(15:23)-伊勢神宮(内宮)(15:30)


 鉄山行の魅力。

 現地までの運転に気を取られる事なく、ただぼんやりとこれから向かう山の事に集中できます。

 近鉄電車内で参加者と合流し、みなでワイワイ景色を楽しみながら、五知駅というかなりローカルな駅で下車しました。

 のどかな田園風景とぽつりぽつりと立派な民家がある中を、みんなでブラタモリのように歩きます。

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 登山口の手前で道が二股に分かれていて、どちらを選んでも道が合流しそうな雰囲気。

 私が「こっちの方がワクワクする気がする」と言いだしました。

 みんなで私のチョイスした道を歩いてもらったばっかりに、予定とは違う登山ルートを歩く事になってしまいました。

 ちょっと遠回りになっちゃいましたが、たばっちリーダーととりやさんのおかげで元のルートと無事合流できました。こういう冒険も楽しいです。

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 ずっと続く樹林帯の中、さっこちゃんがたまに「飽きてきたんですけど、、、」と言うので、無理クリ樹林帯の魅力を説明しながら歩きました。

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 スタートから3時間半でようやく朝熊岳圏内に到着しました。

 この辺りは観光できる所がたくさんあって、散策するのも楽しいです。

 お天気が良ければ景色もいいだろうけど、このタイミングに限ってガスも出てきて冷たい空気に包まれてしまいました。

 そんな中、観光地になっている売店の中に入って、温かいうどんを戴く事ができて良かったです。

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 ここから先、「至内宮」という看板に従って、伊勢神宮を目指して旧の街道をひたすら歩きました。疲れた足にこの距離が長く、辛かったものの、ちょっと寄り道したりして、この路を歩いた人にしか見ることのできないナイスビューも見られて、とても貴重な体験ができました。この路が栄えていたであろう時代を想像する事ができました。

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 なお、写真の構図にこだわりありの期待の新人さんパロちゃんは、スタート時からお地蔵様の写真を収め続けていましたが、まさかの数鎮座されているとは知らず、数十体のお地蔵様を見事に撮影しきってくれました。

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 パロちゃん、お疲れ様。

 この旧街道6キロを1時間ほどかけて歩いて、ようやく伊勢神宮に到着です。

 空腹の中、おかげ横丁を通り抜けて、内宮を目指しますが、全てのお店の物を食べ尽くしたいくらいの気分でした。

 しかしとりやさんの、まずは内宮参拝から!というお言葉で、何とか自制して内宮の入り口にたどり着く事ができました。

 思えばこの日、成人男性であるとりやさんは、20キロ近くの道を歩き、お昼に食べたのは超ヘルシーな伊勢うどんのみです。

 身も心も汚れのない状態で内宮で参拝する事ができました。

 みんな、今日はよく頑張ったなぁ。

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 参拝を済ませてからは待ちにまったおかげ横丁での買い食いタイムです。

 鉄山行の最も大きい魅力。

 何も気にすることなくお酒が飲める。

 熱燗やビール、松坂牛等を各自入手しておかげ横丁をぶらついて、お店の人と雑談したり。このご褒美の時間が鉄山行ならではなのです。

 帰路の駅である五十鈴川駅までちょっと距離があったので、私とさっこちゃんはタクる(タクシーに乗る)方向で考えていましたが、リーダーたばっちは、「もちろん駅まで歩きます」宣言。即従います。

 お酒で自分を騙して歩き続けてようやく駅に到着!

 みんなで近鉄特急に乗って帰りました。

 鉄山行では、駅員さんとモメるという鈴ハイジンクス(勝手に作りました)がありますが、空いていた指定席を軽くいじった私達は最後の最後、やはり駅員さんと軽くモメました。

 回数をこなして、失敗を糧にして今後も鉄山行を楽しみたいなと思うのでした。

おわり。

ジョコティン

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