雪の谷を行く
＜メンバー＞
たろー、もっちゃん、ふみふみ、やっさん
<コース>
スカイラインP(6:40)～三口谷大堰堤(7:10)～三ツ口谷～三ツ口大滝～ダイレクトルンゼ入口(10:10)～鎌ヶ岳(11:15)～県境稜線・昼食(11:35～12:00)～三ツ口谷左岸尾根～三ツ口谷(12:55)～スカイラインP(13:30)
後立山の厳冬期テント泊を計画していた建国記念日の三連休は中日に南岸低気圧通過という最悪の天気で遠征は中止に・・。それでも少しでも山の空気を吸いたいというメンバーの為に半日で行ける山行を企画します。
行先は三ツ口谷から鎌ヶ岳。どうせならチョイバリのダイレクトルンゼを歩いてみる事に。天気予報では昼から雨なので朝の出発は少し早め。スカイラインの駐車場から三滝川沿いいに三ツ口谷大堰堤まで歩きます。
三ツ口谷大堰堤
堰堤からの眺め（まだ明るい）
雪の積もった大堰堤の上を横切って三ツ口谷に入るとトレースは薄く、谷の中は雪たっぷり。ルーファイしながら歩いて行くと何だか楽しくなってきます。
雪たっぷりの三ツ口谷
途中、せっかくなので三ツ口大滝を見物する。滝の正面に回り込むのに少し苦労したけど、こんなに立派に氷結した三ツ口大滝は初めてです（そう何回も来たわけじゃないけど）。
三ツ口大滝、氷瀑になっている
雪のせいで谷沿いの登山道はよくわからなくなってしまったので、谷中を強引に進みます。途中、地面と思っていた氷が割れて川の中にドボンしましたが、被害は軽微で助かりました。
薄氷を踏んで（私が乗ったら割れた・・）
道は自分で拓く
雪の谷を進む
ここは右を巻く
長石尾根への道の分岐まで来るとルートも安定してきます。谷を直進し、ダイレクトルンゼ入口へ。ルンゼの中は雪がみっしり詰まっていい感じ。
ダイレクトルンゼ
昔の記憶よりも傾斜が緩いなあと思ったけどラッセルはそれなりにきついです。5分で先頭を交代しながらガンガン登って行くと二回りしない内に稜線に出ます。
5分交代でラッセル
稜線に出る
登山道に出たらトレースもあり急に楽になります。こんな天気でも頂上には先客3名。幸い空は明るく雨の降りだす気配はありません。
鎌ヶ岳頂上が見える
鎌尾根
頂上で記念撮影をしたら県境尾根を武平峠方面へ下ります。登山道は結構強引につけられているので急降下に少し緊張します。
鎌ヶ岳山頂で
下りは少し緊張
県境尾根で少しの昼食休憩をとった後はルートを三ツ口谷左岸尾根にとります。フカフカの新雪を楽しみながら一気に下るとあっという間に登山道に合流。大堰堤辺りでパラパラ降ってきましたが本格的になる前に駐車場に到着。やれやれ。
ダイレクトルンゼを振り返る
アルプス遠征は中止になりましたが、たとえ近場でもたとえ半日でも山の空気を吸えたのは良かったなあ。道なき道を歩くのも楽しかったし。
参加の皆さんありがとうございました。
記 たろー
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