日本コバ 幸を求めて 2017.11.23

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アッタ~!!


【メンバー】ita、あっこ、シズ、まる、さなっち

【コース】藤川谷登山口 7:30~山頂直下12:30~藤川谷登山口15:30


 昨年の日本コバ山行での山の幸、忘れられないメンバーのオファーも有り、今年も再度入ることになりました。
ただ、鈴鹿のこの山も秋になるとポコポコと生え出す山の幸、有名になり過ぎたことも有り、果たして残っているのかという一抹の不安が・・・
そこで、地図読み兼ね、登山道も知られてない、マイナーな尾根からのスタートとしました。
登り口は茨をかき分けて、ズルズルと滑る斜面を木を伝っての登攀となります。

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激斜面!

 尾根に出るまで、50m程の苦行ですが、耐えかねた、まるさん「こんなの初級じゃない!!」
ルート先導しながら恐る恐る他のメンバーの顔色伺います。
野望に燃える?シズさん、この夏鍛えてる?さなっちは淡々と登ってくれてホッとしました。

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慣れてきた⁉

尾根に出て程なくして、切り株に早速の山の幸が・・・

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大物~♪

 おかげで士気が高まり、たまに出る激急登も立木に摑まって皆ご機嫌に登ってきました。
しかしその後は針葉樹の斜面の為しばらくは我慢。
標高600越えたあたりで地図には広葉樹マーク。今日の地図読み最大のテーマとなり、皆記号を覚えたのでは・・・
そのマークは尾根向かって右側な事、確認したメンバーは一斉に探索に。
目当てのブナの立ち枯れが出てくると、早速黄色く目立つものが・・・
収穫しながら奥に目をやると、今までに見たこともないナ○コタワー

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下から10m上まで鈴なりの木は、見る物を圧倒させたようで、テンションマックスに。

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 一致団結して届くとこまで採取し、その後は各々別れて自分の漁場に散開、あっちでこっちで歓声が聞こえる。
いい加減先に行く為声を掛けるが、なかなか戻って来ない。

 ようやく集合した所で、再び激急痩せ尾根を木を掴みながら上って行く。
テンションあがったメンバーはあちらこちら捜索しながら進むが、群生エリアはまとまってるらしく、おいそれとは見つからない。
それでもポツリポツリと収穫後、本来の日本コバへの登頂を伺うが、皆興味無しとの事で、昼食エリアの小川のほとりに陣を据える。

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ナメコだけはおかわり自由♪

 料理人、まるさんの繰り出すキノコ料理と、しずさんの持参したファミママシュマロ焼きに舌鼓を打ち、無事目的達成。
血気盛んなメンバーの要求を満たす事が出来、ホッとしたリーダーでした。

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マシュマロは欠かせません。

 <シズさんの感想>
 昨年のナメコだらけ山行が忘れられない私。
今年もアレがないと年が越せないと思ってた矢先、キノコマスターから企画が出て、、、。待ってましたとばかりに、二つ返事でいざあの山へ‼️
今回初体験のメンバーには、ちょっぴり先輩風を吹かし、なんちゃってナメコ論を語りながら、物凄い急登や薮をかき分け進んでいきます。
その先にナメコがあると思えば頑張れる。地図読みしながら道無き道をいくのですが、お目当ての幸は広葉樹の枯れ木に生えるとのこと。広葉樹マークだけ狙っていきました。

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 そして、、、突如現れました。痩せ尾根から谷を見れば、そこにはそびえ立つナメコツリー。巨木を一面覆い隠すように、びっしりとナメコが生えているのです。転げ落ちるように崖を下り、早速ハンティング開始。採っても採ってもキリがない程のナメコ。本能の赴くままにハンティング。あーこれだからやめられないわ、、、高い所はマスターが軽々登って、私達は傘を広げてキャッチ。気がつけば、この木も、あの木も、、、ナメコツリーがいっぱいあるある。ザックはナメコでパンパン、入れる袋が無くなる程の大収穫でした。
本日のみんなの収穫を測ってみたら、なんと合わせて10キロ超え。もう思い残すことはありません。
お昼はマルちゃんお手製の美味しいナメコ鍋。採れたてのナメコはとても肉厚でジューシー、木の香りがふんわりとした上品な味わいでした。
家では大量のナメコを煮付けと半分を冷凍にし、少しずつ楽しみました。
一緒に行ったメンバーもすっかりナメコハンティングの虜になったみたいです。

キノコマスターitaさん、めくるめくナメコ山行ありがとうございました。

 <あっこさんの感想>
 鈴ハイに入会して初の山行。なめこ採りという何とも怪しげな企画でしたが、興味が湧いて参加させていただきました!
緊張して臨んだ山行でしたが、いきなりのバリエーションルート?で、しかも急登!鈴ハイってこんな感じなの?と思いながら登るといつのまにか緊張もほぐれていました。
さてさて、お目当てのナメコさんを探してまわっても、なかなか見つからない。。なかなか無いんだなーって思っていた矢先、いきなりドカーンと1本の木にナメコの大群が!見た瞬間、時間が止まりましたねー!メンバー全員が唖然としたナメコの木!!でも、本当に唖然としたのはナメコの採り方でした!隊長は、アイゼンを履いて、片手にピッケル。まさか、雪のない所でこのスタイルを見るとは。。でも、このおかげで沢山の山の幸をお持ち帰りすることができました!
いつもはあまり食べることのないナメコだけど、自分が採ったナメコをしかも山ごはんとして食べることができて、楽しかった〜!
来年も日本コバでナメコをGETしたいなぁ。

記) ita

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