年末締めくくり山行
○メンバー
toriya(リーダー)、たばっち(サブリーダー)、たろー、ちょけ、えだこ、みにょ、
ふみふみ、ずみ、なお、バルス、次郎、シロー、体験N
○コースタイム
登山口8:30 - 汗フキ峠(8:50~9:00) - 710付近休憩(9:25~9:35)-
お虎池(10:10~10:20) - 経塚山(10:55~11:00) - 霊仙最高点11:25 -
霊仙山11:40 - 霊仙避難小屋(12:05~12:55) -
770付近休憩(13:45~14:00) - 汗フキ峠14:25 - 登山口14:50
山行前夜の29日夜7時、謎のテンションのずみさんより携帯に「おはようございます!」と電話が入る。「寝過ごしたので山行はキャンセルします」という。まだ前日なのに、明日の予言をしているのか???
「それでは新年にはぜひ一緒に登りましょう」などと間抜けなヤリトリをして電話を切る。10分後再び携帯。テンションMAXのずみさんより、予言を撤回して「やはり参加する」という。
ぼくの頭の中は?マークがいっぱいだ。とにもかくにも明日はメンバー揃って一年の締めくくりの山に登れる、、、のかな?
朝7時、藤原パーキングに全員集合。時空を超えてやってきたずみさんもいる。
ところが今度はじろーさんが「登山靴がない」と言い出した。厳冬の霊仙に運動靴で遭難したら新聞に何を書かれるか分かったものではない。ここへ体験のNさんより、登山靴の余分があるとの助け船を頂く。ありがたくお借りして、じろーさんも脱落を免れた。
数々の試練を乗り越え榑ヶ畑登山口着。本日のサブリーダーはたばっち。この1年間の成果を存分に発揮してください、とペース配分やら体験さん新人への気配り、適切な休憩、ルートファインディング、特に頂上付近ホワイトアウト時の慎重な地図読みなど、あれもこれもお役目を託して、病み上がりのリーダーは時に離されながらも最後尾から必死についてゆく。
標高700mくらいより樹氷が美しい。なおさんが「きれい」とスマホで樹氷を撮影している横で、ずみさんがバンバンと樹氷を叩き落としている。チョケのおやつキングも健在で、休憩中は有り難くエネルギーチャージ。
お虎池辺りから恐れていたホワイトアウトもたばっちの地図読み冴えて、ほぼ迷わずに経塚山へ。さらに最高点、霊仙山と、残念ながら展望はないもののこの冬初めての新雪を踏んで、雪山らしい雪山のプチ周回を楽しみます。
お昼は避難小屋で、幸い鈴ハイ貸し切りのランチ。ここでもずみさんがこともあろうに火のついたバーナーの五徳を素手でひろげようとして、熱い熱いと言っている。
おなかが一杯になったらあとは粛々と下山。しかし下山路は雪解けでヌルヌルどろどろ。急傾斜を慎重に下るも転倒者続出で、リーダーも何でもないところで仰向けに転倒してヌルどろの洗礼を受ける。
琵琶湖のよく見える休憩ポイントで大休止、被害甚大のリーダーとなおさんが雪でお尻やザックの泥を入念に落とす。そこから榑ヶ畑まで一気に下山、2015年最後の企画が終わりました。
この冬は記録的な暖冬で積雪少なく、雪の可能性を求めて少しでも北へとの思いで、鈴鹿の最北霊仙山を目指しました。それでも雪は少なく、往きの道中では雨まで降り出す始末で帰りたくなりましたが、さすがにそこは霊仙、美しい樹氷と新雪で、ワカンこそ履きませんでしたが鈴ハイの一年の締めくくりにふさわしい山行ができたと思います。
特筆すべきは天然女王えだこをも凌ぐ?宇宙クラスのずみさんの台頭で、これからの鈴ハイ天然四天王(誰?)、目が離せません!
記:toriya
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