ずっと行きたかった西穂西尾根は強風予報の為、あきらめ、昨年末に敗退した空木岳にリベンジに行きましたが見事の返り討ちにあってしまいました。
積雪量は年末よりも少な目で、先行Pのトレースもあり順調に池山小屋まで進みます。
天気はずっと曇りで小雪が舞う中、マセナギに向かう途中で先行Pが敗退して下山してきました(日帰り狙い?)
聞けば、難所の迷い尾根がどうしても超えられなかったとの事。今回はその対策もばっちり、コース取りも頭に入ってるので大丈夫と思っていましたが・・
マセナギから小地獄に差し掛かるとクラストした急斜面のトラバースの急登がずっと続きます。キックステップをしてもアイゼンの前爪しか刺さらないふくらはぎ拷問地獄・・
途中に設置してある階段や鎖場もクラストした雪で覆われ、ピッケルと前爪のみで登るしかない状態。
このまま進むと事故が起きるかもと思い、泣く泣く撤退を決意。下りも前爪頼りのバックステップ地獄でした。
過去2回の挑戦で難所と認識していなかった箇所が雪の状態によってこんなに難しくなるなんて・・
ちょっと冬季空木岳、なめてました。スイマセン。 (1月21日以降、登頂の記録が上がっていなかったので不思議に思ってましたが、納得・・)
@天気は曇りで雪が舞ってます・・ A神経をすり減らすトラバース B下りはバックステップで慎重に C慣れないバックステップでへこたれそうになるパロチン |