クライミングレスキュー勉強会 鬼ヶ牙 2020.10.18

20201018ロープワークレスキュー04
いざという時の為にトレーニング


<メンバー>
たろー、なお、こうじ、めぐち、なべちゃん、いさお、さやか、miu

<コース>
鬼ヶ牙 麓 8:00~17:00


久しぶりのレスキュー講習です。
場所はいつもの鬼が牙で!

①フリクションノットの確認
まずはプルージック、クレイムハイスト、マッシャーの方法を復習しました。その後、10mm、9mm、8mmの3種類でそれぞれ試してみて何回巻けばテンションがきくのかを確認します。mm数が少ないほど巻き数は多くなりますね。わたしの持っていたものは長年使っていて固くなっていたのでより摩擦がかかりにくくなっていました…道具のメンテナンスや交換もだいじですね…💧

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何巻きにするか、それが重要

②仮固定の練習
次に仮固定の練習を行います。この後の自己脱出の練習でよく使用します。ムンターヒッチからのミュールノットのやり方を復習しました。

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ムンターの仮固定、めったにしないけど重要

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これで止まったはず

③確保からの自己脱出
・セカンドビレイからの自己脱出
リードが堕ちてしまったときに脱出し救助を呼ぶ方法です。まずは、仮固定を行います。その後フリクションノットを使い荷重をセカンドビレイヤーから移します。その後ビレイ器をはずし脱出です(フリクションノットに荷重が写っていることを確認)。バックアップとして、ミュールノットの先の輪はカラビナをかけるか支点用のカラビナに繋ぎました。

仮固定の時に一瞬でも力が緩むとその分リードが落ちてしまうので、そうならないようにするのが大変でした。

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ビレイデバイスの仮固定

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落とさないでね

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タイヤで荷重をかけてみます

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引っ張られる~

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ふ~ん

④懸垂下降からの登り返し

・バックアップあり
登り返しが必要になったら、まずはバックアップに荷重をかけます。ビレイ器の上にフリクションノットを作りハーネスと繋ぎます。120cmのスリングを使いガースヒッチで足にかけます。両方のフリクションノットを使用し少しずつ上に進んで行きます。バックアップがない場合は仮固定を行います。

はじめは登り返しの手順を行いその後実際に懸垂下降してから登り返しました。ビレイ器を使用すると下のロープの重さの分非常に重く登り返すのに時間がかかってしまったので、フリクションノットのみで登っていく方が良いかもしれません。

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登り返してみます

⑤介助懸垂下降
要救助者を自分のハーネスにつないで懸垂する方法です。自分のパスと要救助者を繋ぎます。その後パスの2.3個目のループに下降器をセットし降りていきました。自分より上側に要救助者がいる方がスムーズに降りることが出来ます。

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この場合、どうなるんだったっけ?

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どっちが介助されているか分かりません

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一応演技します

⑥引き上げシステム
最後に1/3引き上げシステムの復習をしました。

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1/3システム

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これで1/6になるはず・・

久しぶりのレスキュー講習でしたが、忘れていることも多くありました。必要なときにスムーズに出来るように何度も何度も復習したいと思いました。

記)さやか

※参考にしたHP
ロープワーク動画館
奇跡の今日一日、山岳技術・知識ノート

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