御嶽摩利支天北西尾根 2024.4.20

〈メンバー〉こうじ、りー、おすぎ、しま、おけい(L・記)

〈コース〉濁河温泉-御嶽登山道入口5:15〜摩利支天11:00〜摩利支天乗越11:10(昼食)12:00飛騨頂上12:10〜五の池小屋12:25〜のぞき岩避難小屋13:15〜御嶽登山道入口14:55


御嶽摩利支天北西尾根...なんかヤンキー用語みたいだなと思うのは私だけだろうか?夜露死苦みたいな笑 また摩利支天と言う言葉は他の山でも聞く為、調べてみると

(以下Wikipediaより一部抜粋)

『日本の山岳信仰の対象となった山のうちの一峰が摩利支天と呼ばれている場合があり、その実例として、木曽御嶽山(摩利支天山)、乗鞍岳(摩利支天岳)、甲斐駒ヶ岳があげられる。』

(以下天目山栖雲寺HPより一部抜粋)

〇除災の神様 〇勝利の神様 〇蓄財の神様

『摩利支天は陽炎(かげろう)を神格化した神様です。陽炎は目に見えず、捕えられず、傷つかないもの。多くの災難から私たちを隠し御守護くださいます。摩利支天様は猪を使いとして猪突猛進、ひるむことなく敵陣に突っ込んでいき、さらには敵から陽炎の如く身を隠し、切られることなく勝利をもたらしてくれると、多くの武将が戦いの神様として信仰しました。武田家出陣の際には天目山でも必勝祈願の御祈祷がなされました。また、蓄財の神様でもあります。』

急遽富士山の転進先で皆からリクエストが多かったのでこちらに転進。3月16日にタローさんが企画していて、全く知らない所だったので私も気にはなっていました。調べてみると下の方は雪は無さそうだが行ってみる事に。事前におりえさんから道の状況を教えてもらい、当日下界は夏日の予報だったので暑くなる前にと出来るだけ早めに出発。神社内から尾根に取付きますが全くピンクテープや目印は無し、この先も摩利支天に行くまで尾根筋には目印は無しです。取付きから約2100m付近まではもう雪は無くただジャングルの中を歩きます。このジャングルが大変で下の方は密林のうえに倒木などがあり歩き難い、さらに途中シャクナゲ地獄もありもっと歩き難い、約2000mからジャングルを抜けると木々の間隔は少し空き雪が出始めます。

ジャングル地獄
シャクナゲ地獄

今度は脚を取られる踏み抜き地獄が始まります。約2100m付近でワカンを付けましたが、今度は急登でワカンでは登り難い、雪も締まっているため約2200m付近で直ぐアイゼンに切替ました。

またしても急登地獄

次第に木々が少なくなりいつの間にか周りはハイマツになり雪稜になりピークに向かって登っています。視界も開ける為、皆んなのテンションも上がります。それと共におすぎさんのシャッターも止まらない。

後ろは乗鞍岳
九州男児達は愚痴ひとつ言わない
前・後・横と走れる変態カメラマン(羨ましい)

陽も良くあたり、気温も高めだが雪は締まっていてあるきやすかったです。ただ標高が約2700m付近からは風が強く寒く感じます、そのため皆んなここで上着を着ます。摩利支天の山頂直下は岩場で雪はほぼ付いていない状態でした。おすぎさんの事前の情報で手前側から登ります。

摩利支天頂上

お腹も空きお昼を食べるにも山頂付近は風があたるため、風のあたらない摩利支天乗越辺りでお昼にしました。乗越から先は9合目を得て下りになります。雪も少し緩んでいますが、歩きやすく右側眼下には三ノ池が見えます。

薄目を開けてます。

五の池小屋からは一般登山道を通り下山しました。のぞき岩避難小屋でアイゼンを外し、チェンスパ組みとツボ脚組みに分かれます。私はツボ脚組みでほとんど雪はありませんでしたが、一部凍っている所もあり滑らないように慎重に降りました。

今回は雪が少なく樹林帯は大変でしたが、雪があるところでは丁度良い雪質だったと私は思います。また来年雪がある時に皆んなで挑戦してみたいです。

参加の皆さんありがとうございました!

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  1. 鈴ハイ用 ID より:

    こうじさん、おニューのヘルメットかっこいいですね。ねこちゃんステッカーも