<メンバー >
スミスミ、たろー、zenkou、ガビ、こうじ、toyoちゃん、なべちゃん、パロ、おすぎ、あゆ、けい、りかさん、てつや、ユウ、みきてぃー、まる、マッキー、りー、タンジ、まさ、G、かなやん、(体験)Yさん
<コース>
三池岳登山口7:45~八風峠分岐9:15~八風峠10:00~三池岳10:30~三池岳登山口12:05
今回は鈴ハイメンバーの交流と地図読みがメインの山行となります。
皆様の普段の行いが良いので、天気も快晴無風のベストコンディションに恵まれました!
なるべく、携帯をみないように…
先ずは、たろーさんよりテキストの地図を頂き、コンパスの使い方をレクチャーしてもらいます。
地図の磁北とコンパスの北は必ず一致します。只、コンパスを水平に持たなければ…(針が接触してしまい針が違う方向を指します…正しくコンパスを持つようにしましょう!)
今回はコンパスの北を合わせたら、コンパスは回さずに地図を回して進行方向を確認します。
現在地さえ、見失なわなければ…道迷いは解消できます。
地図の欄外には縮尺があります!これで、1KMのペースはどの位かかったか?次の500Mは何時に到着するか推測できます。地図読みは登山に必須な想像力を養う事ができます。地図をよくよく観察すると、登山計画がしっかりできるようになります。僕は。登山は段取り8分だと思います。
登山の前にどれだけ段取りをしたかで生死を別ける事もあるだろうし…不足の事態の対応は計画してなければできませんね…
特に冬山は自分のペースを知る事が撤退判断の基準になり、登山者に判断力を要求されます(只、無謀に突っ込むだけだと…山は厳しく出迎えます)
沢沿いの道は流され易く、ちょいちょい迂回したりします。しかし、又、沢沿いに復帰してれば、道は合ってますね。ここで、戻らなければ…おかしいとアンテナが張れば、自立した登山者の第1歩かなと思います
道は突然にカックンと曲がるポイントがあります。ここが、道迷いの発生地点です(沢だとカックンするのは、アーメンコーナーなので大歓迎ですが…登山道では厄介な所です)
これは、道には意味があるので迂回するのは、この先に急な崖などがある印になります!(本当は最短で真っ直ぐに行きたい…しかし、そうできない事情があります…余談ですが…秀吉は山を削っても真っ直ぐに歴史上、道を通しますが…庶民は自然には刃向かう事はなく迂回路を作ります)
沢の道は地形がナルイので、最後に急登があり、更に石ころゴロゴロなので危険なのです!だから、どこかで尾根にとりつかなければなりません!
古の人はここぞ!と言う尾根に沢から取り付いています。崖をジグザグと登る!何故にジグザグと登ったり…トラバースをしてチャンスを待つのか?などなど、なべちゃんがレクチャーしました。
尾根に取り付けば、ナルイ尾根で八風峠へ到着!
峠とかコルとは、ピークとピークの間なので登り返しポイントです。主尾根はピークとコルを繰り返すのが定石です。せっかく登ったのに又、下るの…!良くお怒りの声を聞きますが…地図はウソはついてないので…悪しからず…
支尾根は上下が続く事が多いですが、たまに登って、突然、何々~山との標識が出てきます。そこは、ピークだから山頂の名前がついているはずです
主尾根は突風が吹き荒れるので見晴らしがとても良く、これがアルプスだと森林限界を越えるので絶景の稜線歩きとなるので、アルプス縦走は登山女子に人気なコースになりますね!(ゴルジュ女子は…中々にレアですね…)
下山は尾根ルートを使います。
尾根は下ると分岐するので、非常に道迷いしやすい所です
尾根の分岐は谷がハッキリとまだしてないので…分岐なのか…解りづらい…でも、コンパスで方向さえ押さえれば、迷わないですよね!
只、自分が自立してなく、技術に自信がないと…流されますよね…だから、地図を読んで自信をつけて登山してもらえればなと思います。
今回は皆さん真剣に地図読み山行をされて自立した登山者の入口に着いたのかなと思うので、今後も自己研鑽をして頂き、更にステップアップして貰えればなと感じた山行となりました!
自分はかなり与太話をしてしまい、お付き合い頂きありがとうございました!
記)なべちゃん
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