〈メンバー〉りー、パロ、せい、おけい(記)
〈コース〉ゲート前5:20 〜藤内小屋6:00〜国見峠7:20〜杉峠9:45〜イブネ10:35〜クラシ10:55〜ワサビ峠11:55〜塔ノ峰12:40〜国見峠15:30〜藤内小屋16:20〜ゲート前17:00
今年も残すところあと約2週間となった師走の17日日曜日にりーちゃんがドMな山行を考えてくれました。ただ心配なのは寒波とボリューミーな為ヘッデン下山になるんじゃないか?でした。天候は行って判断し、ヘッデン下山もイブネ、クラシまでの時間で判断して厳しそうなら引き返そう!と15日に閉鎖になったばかりの鈴鹿スカイラインのゲート前を5時に出発しました。当初は右回りでしたが、天候不順の為、左回りにしました。
裏道登山口から登り始め、あっという間に藤内小屋に到着。まだ辺りは暗いので、小屋から動き始めた街の灯りが見えてとても綺麗です。いつも明るい日中に登っているため、ここからこんな綺麗な景色が見れるとは、得した気分です。六甲の摩耶山からの夜景も綺麗でしたが、負けず劣らず私は綺麗だと思います。
国見峠分岐前あたりで夜が明けましたが、どんよりな空です。分岐前まで来ると風の音が鳴り響いてます。
天候が心配ですが、上水晶谷を通ってコクイ谷出合から杉峠を目指します。
杉峠でお昼ごはんを食べて、防寒対策をしっかりしていよいよ稜線上に上がります。
予報では10m/sの風、それ以上に感じますが雪が降ってないのがまだ救い。気温も低い為、土や木の葉は凍てついてます。雪は思った以上に全く無く霰(あられ)が薄っすらと土も見えてます。
稜線上に来ると滋賀県側からの冷たい風に当たる木は樹氷が付いており白くなっています。
寒くて空気が澄んでいるのか景色も見えます。右手眼下には鈴鹿市内や伊勢湾、左手眼下には滋賀県の街並みと琵琶湖と2県見れてお得です。
イブネ・クラシを得て今回すごく気になっていたクラシジャンダルム、何じゃそりゃ?今回そんなところがあるとは初めて知りました。ジャンダルムというだけあって細尾根のかなりの急登でした。
またこんな日に山に来ている変態はいるのか?と思ったら甲津畑からイブネ・クラシのピストン、ソロの男性1人、クラシジャンダルムで2パーティー(いずれも私達とは反対側から)がいました。
クラシジャンダルムを楽しんだ後はワサビ峠を得てお金峠から稜線上を降りお金明神を目指します。2020年の山と高原地図には稜線上からお金明神まで行く登山道の記載は無いです。ですが実際には山道はしっかりと踏み跡とテープで目印があるので大丈夫でした。
お金明神で私は「一千万円貯まりますように」🙏ともちろんお金のお願いしましたが、どうもここの神様はマネー💰のお金では無く鉱物(金物)の神様らしいです。でも神様には違いない!ご利益があるかも😁
オゾ谷沿いを上水晶谷の分岐まで長い平行移動をします。YAMAPにはルートが無いみたいですが、しっかりと踏み跡とテープありました。私的にはこの静かな雰囲気とアップダウンの少ない緩い感じが好きです。
今回は数え切れないほど渡渉を何回もしました。
分岐から国見峠分岐まで登り返しです。これが今日の私の中の核心で来るんじゃなかったと何回後悔し折れた心に何度もあの峠までの辛抱だと言い聞かせ、頑張って登りました。国見峠から登山口まで約2時間...もう半泣きです😭今日ほど国見峠から藤内沢出合いまでこれほど長く感じた事はないくらい長かった。
ドMでドSなりーちゃんならではの山行計画、他の2人も嫌いじゃないらしい。立派な変態😓私はまだまだ変態には程遠いようです。
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