伊那前岳 2017.7.17


メンバー:とりや、ふみふみ、ひで、きよさん

コースタイム:菅の台バスセンター5:40===北御所登山口6:10---登山道入り口6:55~7:05---
         水場休憩7:45~8:00---うどんや峠8:25~8:40---一丁の池9:15~9:25---2
         615付近10:15~10:25---伊那前岳11:15---宝剣山荘11:45~12:25---
         千畳敷ロープウェイ駅13:10


 7月の3連休。自分にとっては、久々のテント泊山行にエントリーし、首を長くしていましたが、天気予報がイマイチの為、中止に。
伸びきってしまった首は山に行くしか戻りません。ソロで行こうかな~っと、天気予報を見て晴れそうなところを探したりしていたところに、ふみふみさんからお誘いが。まさに渡りに船でした!おまけに中央アルプスあたりとのことで、自分も天気予報で夕方まで持ちそうだな思っていた山域で、二つ返事で参加させて頂くことになりました。
 
今回はtoriyaさん、ふみふみさん、ひでさん、私の4人。山は、北御所峠口から伊那前岳経由の木曽駒ケ岳(宝剣岳)。木曽駒はロープウェイでしか登ったことがなく、下から登りたいなあと以前から思っていたのでワクワクします。
 名古屋3時発で、シャトルバス乗り場のある菅ノ台バスセンターに着いたのは5時半頃でしたが、流石、3連休の中日、駐車場は8割方埋まり、バス待ちは50mくらいの行列が出来ていました。うわ~と思っていましたが、臨時バスがどんどん来て、意外と待たずに済んだのはバス会社に感謝です。

 北御所登山口を6時8分にスタート。今日のコースは、山と高原地図によると学校登山でも利用されるコースで、コースタイム(CT)通りに行けば、12時には宝剣山荘、昼食後、宝剣岳を回ってロープウェイで下山かな。時間に余裕が出来、ロープウェイ待ちが3時間とかだったらピストンかな。そんな感じでスタートです。定員一杯のバスから降りたのは、我々4人と初老の男女3人の7人で、バスの中の賑やかさから一転、静かな山歩き。川のせせらぎと鳥のさえずり、風の音。やっぱり山はこれだね。

 toriyaさん、体調が本調子でないのでスローペースで行くとのことでしたが、なんのその。前半の急登の中間点である清水平にはCTより30分も早く着きました。ここは名前の通り、清水が湧く平らなところでテントでまったりしたくなるようなところです。一服後、また急登をぐんぐん登ります。しらびそと苔に囲まれた登山道をぐんぐん登ります。先頭のひでさんに遅れないように一生懸命、汗を拭きながら付いていきます。そんな感じで、うどんや峠にはCTの半分の時間で着きました。ここはもう一つの登山道との合流点になっているのですが、以前、うどん屋が在った形跡もなく、また、うどん屋を経営出来るほどのスペースもなく、ネーミングが謎です。ここにきて、檜尾岳が見えるはずでしたが、ガスガスでうーんという感じです。それどころか、まだ8時半なのにパラパラ降ってきて、天気予報、どういうこと!?って感じです。で、一丁が池という長細い池(どう見ても沼)がある小屋場に着くころには本降りになってきました。ここで合羽を着ます。 

7合目からは森林限界になり、晴れていれば、南北には将棋頭山や中央アルプスがスカイラインとなって見え、東側には南アルプスが連なっているであろう。しかしながら、今はガスで展望が望めないだけでなく、風も出てきて条件は最悪です。晴れていれば、両側を絶景に囲まれルンルン気分で歩けるであろうところを、黙々と小屋に急ぎます。 八合目の伊那前岳を華麗にスルーする頃になると、ロープウェイのアナウンスが聞こえてきました。雨の中を黙々と歩いていると、このアナウンスが何故か安心感に繋がり、ガスの中から小屋が見えた時には、砂漠でオアシスを発見したかのような感じになりました。暖房の効いた小屋は合羽をきた登山者でごった返していましたが、快適に御飯が食べられ、小屋から出たくなくなるほどでした。

 昼食後、宝剣岳は断念し下山することになりました。やはり、この天候の為なのか、帰りのロープウェイもバスもほぼ待つことなく乗車出来たのは不幸中の幸いと言えるかもしれません。その後、こぶしの湯で生き返った後、帰りました。
 企画・先導をして頂きました、toriyaさん、ふみふみさん、車を出して下さった上に行きも帰りも運転して頂きました、ひでさん、有難う御座いました。今回は天候が残念でしたので、またいつかリベンジしましょう!

記録:きよ

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