大和谷本谷(川上谷~銚子谷下降) 2023/11/3~4

<メンバー>
いさお、なべちゃん

<コース>
○1日目
7:30林道終点~10:30大和谷ダム~11:45巴滝~12:30夫婦滝~13:30 15M滝~14:45二俣泊地
○2日目
6:30二俣泊地~9:00弥次平峰~10:00銚子谷下降点~13:00大和谷合流~15:00大和谷ダム~17:00林道終点

雌滝60M位かな

今回は禁酒❌錦秋の沢泊のお話しですよ!

大和谷本谷へ向かいました

何と何と…通行止め!えっ!マジすか?ここから歩くの…沢あるある通行止め!歩くともう1泊か~…3連休だしアクシデントをいなすのも沢では粋なのですよ!

いさおさん難なく対岸からのルートを見つける。冷静に大人な対応をしますね!

無事に予定の林道終点まで行けました!

林道終点、ここで前泊も楽しめそう!

ここからは、テクテクと大和谷ダムへ歩きました。モノレールに沿ってアップアップダウンと歩く事3時間(水がないと…神通力は使えない…)

この時点でスタートのアドバンテージを使ってしまいました…シャトルランを頑張らなければ…(水がなければ弱いから…)

大和谷ダム、ふ~やっと水があるよ!僕は水があると、息を吹き返します!ズゴック!

大和谷ダム、ダムマニアでもここまでこれるかな?って位に秘境のダム!中電の人大変ですね!

川上谷は本流でもだいぶの上流にあって、どちらかと言うと支流のような水量でした

しかし、いきなりのゴルジュ系?これは乗っけから寒中水泳か…11月にもなると水もピリット肌を痛めつけてくる…けつの穴もしまる所ですが…太もも位で行けました!

巨岩のゴーロを1時間も歩くと…巴滝が

巴滝30M 位、人魂のような形?上流が魂なのかな?

巴滝は左岸のルンゼからトラバースをすると残置ロープがあり、わりと簡単に巻けました

その後は直ぐに夫婦滝が現れました。支流にかかるのが雌滝、本流にかかるのが雄滝でこの滝の空間がとても神秘的でステキでした!

雌滝(60M位)
雄滝(50M位)神秘的な空間にかかっています

しかし、この雄滝の高巻きは、難しかったです。だいぶ戻って灌木のある所から登っていくと傾斜がきつくなり、ルンゼをトラバースすると…(何となく獣道のような道が岩壁伝いにあるので辿って行くと、雄滝の上にでれましたが…人が来ないので踏跡はほとんどない気がします)

後は15Mの滝があるのみで、ここは、いさおさんがリードでトライしました。出だしが渋かったけど、長い足を伸ばしてクリアしました。

15M滝ロープ使用しました。滝の左サイドから

ここから先は、癒し系の綺麗な森と清らかな清流に耳を傾けながら、今宵の泊地へ到着!一般登山道だと速度が遅いのに…沢の遡行は早かったので、早目に到着できました。

日暮れと共に、乾杯をしたら…いつものように漢の子守唄が聴こえてきて、転た寝。いさおさんが、薪をくべてくれたので、気持ち良く眠ってました。

いつものように酔いが醒めてくると、又、呑んで呑まれて、又、眠り…又呑んで…気がつくと満天の星空に、月明かりが眩しくて…いさおさんが、先に寝るわとツエルトへ、まだ、日本酒あるじゃん!今日はたくさん日本酒を持ち込みました!又、一杯、月見酒を楽しんで、ツエルトへ!(平安貴族みたいだ)

2日目は銚子谷の下降時間が読めないので、6:30の明るくなると共に出発する事にしました。(とにかく記録が少ない沢です)

台高の主稜線の弥次平峰に上がったのが9:00頃、銚子谷下降点が10:00頃で下降を開始、この谷、割りと懸垂下降をさせられます。

なかでも、45M滝の懸垂下降は、難しい懸垂下降でした。途中ではピッチを切れないので、目算をしっかり定めて、ロープを投げる所が肝心でした

ここの懸垂は左岸から

ここを過ぎると、本流合流まで後、少しです。本流に合流すると大和谷ダムへ戻ってきました!ここまでは、計画通りで、楽に林道終点まで行けるかと思いましたが…

来た時の道より、よさげの道を見つけてドンドンと進んで行けました。しかし、いきなりぷっつりと…道が途切れてしまい…何処を探しても道がなくなて、うーん…地図上に杣道があるので、そちらを探してみるも…これまた、見つからず…これは、もと来た道に合流するのが安全策との事で、崖を登って行き、後少しで合流する所まで来ましたが…

おお、岩壁が立ちはだかり、登れん…時間は押してきてるし、何とか周り込んで、登れそうな弱点を見つけて、突破してモノレールの跡が出てきた時には、二人ともホットしました!

今回は沢自体は、とても綺麗な森と清流でよかったです、しかしアプローチが中々、大変な沢でした。シャトルランで体力増強をしなければ…

冬の私は弱いから…

記録) なべちゃん

コメント入力