比良 猪谷~ヒジキ谷 沢登り 2023.9.2

元気があればゴルジュも登れる!

<メンバー>なべちゃん、てつや

<コース>P(8:20)~入渓(8:40)~猪谷遡行~二俣・ヒジキ谷遡行(10:40)~ヒジキ滝(11:00)~笹峠道出合(13:00)~釣瓶岳登山口(13:40)~P(14:10)


夏の盛りはあっという間に過ぎ去りましたが、沢のハイシーズンはまだまだ続きます。

やってきたのは比良山系・猪谷。

いのしし谷だと思っていました (しし谷)。

この日も気温は軽く30度を越えていましたが大丈夫。

われわれ2人合わせたアルコール度数のほうが高いと思われます。

そんな、なべちゃん&てつや。8月の沢でハッスルしたので、日帰りのゴルジュ沢でリハビリをすることになりました。

R367からの脇道に入ったところの路肩のスペースに駐車して出発。

国道と林道を歩いて20分ほどで入渓です。

ラピュタのクルマは崩壊寸前でした。

沢に入った直後にいきなりゴルジュ。

倒木ジャングルになっているので高巻きます。

これは無理。
クライムダウン。

ようやくゴルジュ内へ。

やっと入渓です。早速小滝があらわれました。

水を浴びながら登っていきます。

気持ちよく。

と思ったら、また倒木。

気にしないことにする。
朝シャワー。

ずっとゴルジュ帯です。

壁面が植物で覆われていて緑のカーテンのよう。

水量がとても少なく、今日のようなコンディションだと悪場もありません。

ぬめりは少なく総じてフリクションは良好でこの日は快適登攀に終始しました。

なべちゃんも調子よく登っていきます。

<動画・音がでますのでご注意>

小水量ということは、水も濁り気味です。

濁り酒は好きなんだけどな。

ぬる燗でした。

簡単に登れる滝とゴルジュを進むとやがて8mほどの滝が。

右から取り付き、中段で水流に突っ込み、左へ。

階段状になっているので容易です。高さがあるので念のためロープを出しました。

まだまだ滝は続きます。

8mねじれ滝、前回はいさおさんが右から突破したとのことですが、手掛かりの無いスラブです。

よーく観察しましたが、、、。

どうやって右から登ったの??

まっすぐ突っ込みました。

水が細いぶん水圧はなかなか。
ザックの底からジェット水流を出して突破。

そうこうするうちに二俣に到着。

左が猪谷なのですが、平凡とのことなので、

みどころの多いという右のヒジキ谷へ進みます。

右へ進む。

ヒジキ谷へ入ってすぐにまたゴルジュ。

少しずつ幅が狭くなってきて、樋状滝が現れます。

なべちゃんは迷うことなくどんどん進んでいきます。

水は友!

もはや沢のブルースリーだ!

<動画・音がでますのでご注意>

またもや滝。

ヒジキ滝です。

ヒジキ滝。

左からいきます。

このあたりでようやく水が細くなったので、遡行を切り上げ、稜線の登山道へむかいます。

標高差100mほど登るだけで済みました。

無事、登山道に合流。

標識がありました。

今日はメンバーにクイーンはいないので撮影会はありません。

現在地の確認だけしたら、秒で通過します。

もしもここの標識になったとしたら静かな余生を過ごせそうです。

ササっと降りる。

里山のようなのどかな登山道を下っていきます。

ほんの数百メートルのところにゴルジュがあるとは信じがたいです。

1時間ほどの下山路です。

夏が終わる前に膝が終わるんじゃないかと思った頃、R367に降り立ちました。

下山が短くて済んだので割と元気です。

駐車地に到着すると、なべちゃんから差し入れが!

「サラダパン」と「甲賀コーラ」です。ウレシイ!!

、、、「コーカコーラ」、、、何度も声に出したいつぶやきたい。

あのメジャーなやつと横棒一本ちがうだけ。

WE LOVE SHIGA!

クーラーボックスで冷え冷えなので、シュワ―っとおいしくいただきました。

猪谷・ヒジキ谷は小さいながらも面白味の詰まった、お菓子詰め放題のような楽しい沢でした。

リーダーなべちゃんのおかげで、ゴルジュで元気になりました。

ありがとうございました!

                 てつや 記

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