白馬大雪渓チャレンジ 2023.7.16-17


<メンバー>
りかさん おりえ ジュリ


<コース>
7/16 八方駐車場(タクシー)-猿倉荘(登山口)-白馬尻小屋-白馬大雪渓-村営 白馬岳頂上宿舎-白馬山荘(宿泊)
7/17 白馬山荘-白馬岳-三国境-小蓮華山-船越ノ頭-白馬大池-白馬乗鞍岳-天狗原-栂池山荘-ロープウエイ+ゴンドラ-ゴンドラリフト高原駅(タクシー)-八方駐車場


お花畑で有名な白馬岳へ。

今回は1泊2日で、一日目は大雪渓を登って白馬山荘へ。2日目は白馬大池から栂池に下山です。


まずは三重県を夜中に車で出発して、白馬八方BTからはタクシーに乗り換えて猿倉へ向かいます。


7月16日 日曜日

猿倉から登山開始。
1日目はガスガスだったけど、たくさんのお花や大雪渓を楽しみながら白馬山荘に到着しました。


早朝5時から大賑わいの猿倉荘
駐車場は満車でした
まずはトイレを借りて出発

白馬尻に着いて休憩 
大雪渓まであと少し

見たかったキヌガサソウなど、お花もいっぱいで先に進みません
オオバタケシマラン
なだらかな登山道をしばらく行くと、いよいよ大雪渓 
軽アイゼンやヘルメットを装着
クレバスや落石を避けるため赤いべんがらのマークから外れないよう一列で登ります
雪渓上部は通らず夏道で
渡渉があるため渋滞が発生していました
豪勢に咲くクルマユリ
だんだん疲れてきましたが、お花に癒されながら登ります
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ
今回の目的のひとつ、ウルップソウに早々に会えました
酸素不足もあって疲労が極限に 
やっと村営宿舎が見えて稜線に出ます
しかし、時間がおしてきたので村営宿舎では休憩せず白馬山荘へ
村営宿舎泊まりの方々が身軽ないで立ちでお散歩するのに混じって
受付の順番待ち 
立ったままなのでこたえました

白馬山荘は、梅雨明け後初の週末の晴天予報で大盛況。
チェックインに1時間待ちにはびっくりしました・・。


晩御飯も一番遅い19:40だったので、スカイプラザで時間をつぶしていると、ガスが晴れてきて白馬三山の素晴らしい景色が現れて、その場にいた人達はみんな大喜びでした。

展望レストランの窓の外は真っ白のガスガス…
と思いきや、日没直前になって、いきなりガスが晴れました
宿泊客はいっせいに外へ
19時40分、やっと夕食にありつけました


17日 海の日の休日

翌朝、小屋の少し上まで登ってご来光を拝みました
杓子岳と白馬鑓です
劔・立山連峰です
八ヶ岳、富士山、南アルプス…


この日は朝から快晴です。まずはすぐそばの白馬岳山頂へ。

朝ごはんを食べた後に山荘を出発。

山頂では、山頂標識前での写真渋滞ができてましたが、なんとか集合写真を撮って下山開始。

さあ、雲上のお散歩だよー
遠く日本海の水平線が広がっています

でも山頂直下から、すばらしいお花畑と北アルプスの絶景が続いて、写真撮りつつ、なかなか足が進みません(笑)

これはラッキー!
ここと八ヶ岳の限られた岩場にしかないというツクモグサに会えました
まだ残っててありがとう
開いてないけど見られただけで幸せ
ハクサンイチゲにシナノキンバイ、イワベンケイ、ミヤマアズマギク
チングルマもまだ咲いてる
雪倉山への分岐

そして登山道の途中でくつろぐ雷鳥たちにも会えました。

コマクサもたくさん

お花も絶景も雷鳥も、と、いろいろ大満喫しながら白馬大池に到着。

ハクサンコザクラ
タテヤマリンドウ

でも、これまでの行程の遅れと下山後のゴンドラの時間などを考えると、この先はちょっと急がないとという話になり、ここから先はお花の写真も控えめに急ぎ足で下山します。

途中の岩々や小さな雪渓で、ちょっとした渋滞もありましたが、何とかいい時間に栂池に到着。
その後は、ゴンドラなどを乗り継いで下山完了しました。

慎重に下るみなさん
下りのゴーロ帯はなかなか手ごわい
やっと天狗原に着いた
高層湿原の天狗原
ワタスゲやミズバショウ、ヒオウギアヤメなんかが咲いて湿地が広がっています
水場で生き返ったけど、まだまだゴーロの下りが続いて
やっと栂池到着、名物のサルナシソフトはめちゃうまでした

その後もタクシーがなかなか来なかったり、途中の中央道の渋滞にも巻き込まれたりで家に到着したら日付が変わってましたが、無事にお花畑と北アルプスの絶景を満喫できたのでミッションコンプリートです!

リーダーのりかさん、メンバーのジュリちゃんとずっとワイワイお話しながらの山行はとても楽しかったです!
久しぶりのまったり小屋泊山行、大満喫させてもらいました。

記)おりえ


お花撮影とライチョウ探しがメインのスローペースな計画とはいえ、リーダーとは名ばかりで、登りでヘロヘロになって待ってもらったり先に行ってもらったり、メンバーにはずいぶん迷惑をかけました。経験豊かで心強い仲間と一緒に大雪渓を突破し白馬岳のピークを踏むことができてよかったです。
女子隊ならではの尽きない話題、スイーツやワインを楽しみながらの贅沢な山の時間でした。
いい思い出をありがとう。

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