《メンバー》たばっち、ジュリ、ガビ
《コース》さぎりの里(7:18)-風伝峠(8:07)-通り峠(9:00)-丸山千枚田展望台(9:28)-P589-風伝尾根-さぎりの里(14:44)
熊野古道の通峠からちょっと登ったところに丸山千枚田の展望台があります。地図には道がありませんが、尾根伝いに鵯山の方へ抜けられるのではないか?と行ってみました。
フォローさせてもらっているヤマッパーのけいいちさんが名付けた『風伝アルプス』です。
1人で行くのは心細いので、道沿いにみかんの青空市場がいっぱいアルヨー安いヨーと、お買い物ツアーにして仲間を呼び寄せました。
まずは311沿いの杉本農園手前の無人市場をチェック。帰りに買うのかと思ってたら、朝出てる分をとりあえず確保します。ガビちゃんは職場で注文を取ってきたとのことで、みかん山行(?)に並々ならぬ気合いで参加のようです。
さぎりの里に車を置いて、まずは風伝峠を目指して歩き始めます。流石の熊野古道、コースの案内がしっかりしていて、曲がり角や交差点にはアスファルトに熊野古道→↑など地面にプリントされています。
石畳道を歩いて風伝峠を過ぎると、お茶屋さんが出てきました。朝7時から営業(注:土曜日はお休み)しているようで、中を覗いてみるとおむすびはテイクアウト可とのこと。京都から移住された方が、廃業していた風伝茶屋を『いきる茶屋』という名前でリニューアルオープンしたそうです。
酵素玄米おむすびとかオーガニック珈琲とか、都会から来ただけあって今どきでロハスな感じです。
酵素玄米おむすびをゲットして千枚田展望台へ。階段いっぱいですが、見晴らしよい場所でお気に入りスポットです。春には田んぼに水が張られてキラキラするので本当は5月のゴールデンウィークがおすすめですが、今回はヤブコギ縦走なので涼しくてバッチリでした。
展望台でおにぎり食べて休憩し、いよいよほとんどレコの無い秘境に突入です。登れそうなところから上に登っていくと、意外にもマーキングやピンクテープがあり、登山道とまではいかないですがしっかりした踏み跡がありました。
怖い岩場の絶景スポットには太い綱(ロープでなくてつな)も設置されていました。アルプスチックでガビジュリは大喜び。私は高さにお尻がむずむずします。
ええところやねぇ〜とウキウキしながら登って、稜線まであとちょっとP589にたどり着いたところで、ピークからコルへの下り口がわからず右往左往しました。
左から岩場を巻いて下りるテープを発見して、ジュリちゃんの先導で崖のような道を慎重にトラバース。これはハーネスとロープもいるレベルだったかも。
何とか難所を通り抜けたら風伝アルプス稜線に出ました。今までの道よりも踏み跡濃くなり一安心です。鵯山の方へ回ると時間がかかりそうなので、南へ下って風伝峠方面を目指すことにします。
アップダウンいっぱいですが迂回路もあるので、途中から巻いてトラバースし、途中には迫力の大きな岩場もありました。鵯山も鷹チラ山も行かないので、何山にも登らない日になりそうでしたが、唯一の三角点だけ踏んでから下山。P450は藪の中に三角点だけで、何山とも書いてありませんでした。
ピークから下ってトンネルの真上を通過すると、風伝峠には回らずダイレクトにさぎりの里を目指す方向にテープや踏み跡もあったのでそちらに向かいました。
途中から踏み跡薄くなりましたが適当に歩いて道路に着地。
風伝トンネルの手前に出たのでちょこっと道路歩いてさぎりの里に戻りました。無事下山😆
帰りもお買い物ツアーなので、無人市場に向かいますが、意外にも3時過ぎは商品が置いてない!
なんて事!
杉本農園近くのコーナーに期待していたのですが、ほとんど置いてなく、もう一つ目をつけていたやまじ採れたて市は帰り道とは逆方向なので、有馬の産直スーパーほほえみかんに寄って私たちの大冒険は終わりました。
全くピークを踏まない山行でしたが、風伝アルプスのアスレチックと展望良いコースで楽しかったです🎵
また今度鵯山も行こうと思います😊
記:たばっち
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