風折滝氷瀑 2023.01.29

難所を乗り越え、天使の翼へ

《メンバー》たばっち、すみすみ、ジュリ、toyo、こうじ、なべちゃん、てつや

《コース》宮ノ谷渓谷駐車場(7:40)-風折滝(11:30)-宮ノ谷駐車場(15:40)


鈴ハイにはいろんなマスターがいます。

岩マスター。

ラッセルマスター。

ゴルジュマスター。

山飯マスター。

スイーツマスター(食べるほう)。

ラーメンマスター(食べるほう)。

酒マスター(呑むほう)。

十年に一度という寒波がやってきたタイミングを見逃さないのは、今回のリーダー、たばっちです。

宮ノ谷登山口を出発

たばっち自身、風折滝には今回で夏冬合わせて6回め!

夏冬出場の金メダリスト平野歩夢選手を上まわります。

あの銅メダリスト橋本聖子選手に次ぐ出場回数です。

まさに風折滝マスター!

そんな頼もしいリーダーと行く風折滝・氷瀑山行です。

最初は遊歩道を行きます

登山口からしばらく行くと、立派な桟橋状の歩道や階段がいくつもつづきます。

立派な空中回廊

しっかりしているように見えますが、念のため一人ずつ通過します。

きれいな小屋に着き、ここでアイゼンを装着。

避難小屋にてアイゼン装着
橋を渡るといよいよ風折谷コース

沢沿いを進む難路が始まります。

露出した岩でアイゼンをひっかけたり滑ったりしないように気をつけます。

クライムダウンあり
渡渉あり

ほかのメンバーがさくっと通過してても自分はちょっとコワいな、って思うこと、ありますよね。

ロープ出して、ってなんか言いにくいな。

そんな時も沢の若大将がササッとロープを準備してくれます。

なべちゃんがロープを出してくれた
穴からメンバーを確保する、ワカサギ釣りのなべちゃん

心の優しさとアルコール消費量は比例します(鈴ハイ調べ)。

アイゼンのトラブルがあっても、こうじさんのお助け隊が駆け付けササッと解決。

今回なぜかアイゼントラブル多発

素早い対応力とラーメン消費量は比例します(鈴ハイ調べ)。

ここは3つの難所があるとのこと。

たばっちのレクチャーによりスムーズな連携で進んでいきます。

第二の難所、凍った滝をよじ登り
時には斜めに
第三の難所、ロープでよじ登り
ロープは凍ってるので注意

フィックスロープがついていますが、持参したロープで確保していきます。

最後の難所をこえると、突然それは現れました。

風折滝が目の前に!

ホントに天使の翼のような氷の造形です。

そのスケールの大きさに言葉がありません。

でたー、天使の翼

たばっち以外のメンバーは滝に近寄って鑑賞します。

たばっちは滝の手前の広場で風呂敷のようなものを広げています。

よく見るとドローン。

さすが!

大迫力の映像まちがいなし。

期待を高めつつ見守ります。

、、、、、。

飛びません。

あれれ?

ドローンお助け隊は、結成されてません。

(みんなわからないから)

飛び立つことはありませんでした(涙)

(事前テストでは大丈夫だったそう)

一方その頃、

滝に近づいたメンバーがごそごそと何かをしています。

数分後、何かのセッティングができたようです。

そして、ドローンの脇にたたずむたばっちを無理やり呼び寄せます。

すると、、、「せーの!」

「ハッピーバースデートゥーユー♪」

バースデーソングの合唱が!

バースデーソングでお出迎え

この日、たばっちのお誕生日なのです。

用意していたのは、素敵なケーキ。

何とケーキが!

大氷瀑でのサプライズ、大成功!

たばっちは氷の翼のエンジェルになって飛び立ちました。

ありがとうございます😊

ケーキをみんなでいただいて、氷の翼を溶けないように心にしまったら帰路につきます。

難所の下りは怪しげなフィックスロープに頼らず、

やはり持参したロープを出して、安全確保して進みます。

下りも慎重に

小屋まで戻るとようやくほっとします。

ここでちょっと気になったことを、たばっちに質問しました。

自分:「なんで氷が翼の形になるんですか?」

たばっち:「冬でも降り注ぐ水が霧状に広がって凍りつくからだよ」

おおっ、よくご存知で!

今日の氷瀑の出来栄えを聞いてみました。

自分:「10点満点中、何点ですか?」

たばっち:「うーん、、、7点」

ムムッ!

なかなか手きびしめの採点。

次回のM-1の審査員に推薦しましたよ。

小屋を後にしていくつもの桟橋と階段に注意しながら登山口に戻りました。

難所もありちょっと疲れましたが、素敵な氷瀑と誕生日おめでとうパワーでみんな充実感いっぱい。

みんな大満足です♪

風折滝マスターのおかげです。

たばっちの、たばっちによる、たばっちのための(?)風折滝ツアーでした。

次回は10点満点めざす!?

記:てつや

コメント入力

  1. せい より:

    山行記の出来映えとしては10点だと思います