台高 ヌタハラ谷 2022.10.22

〈メンバー〉 いさお、なべちゃん、けい、Yさん(体験)

〈コース〉 ヌタハラ林道入渓地点(7:50)~夫婦滝(9:00)~不動滝(11:00)~Ca1150二俣(11:40)~ネコ滝・コウセ滝(11:50)~ヒキウス平(13:00)~〈ヌタハラ谷右岸尾根〉~ヌタハラ林道入渓地点(15:35)

前回は2020年の6月に行って、今回は2回目のヌタハラ谷となりました。

10月の沢に体験で参加するYさんがどんな方か個人的に興味深く思いました。

飯高の駐車場でお会いした時から、体格の良い男気を感じるイケメン(個人的には、シブがき隊の「もっ君」に似てる)だなと思いました。高知県の友人と沢に行く事が多く、あんまし沢に行く機会が少ないので、会に興味を持ったそうです。普段は2名で沢に行くみたいで4名パーティに驚いていましたが、これでもだいぶ少ない方ですと説明しました。

どうもヌタハラ谷の右岸側は4月から工事をしていたみたいで、いさおさんが工事の進捗を事前に確認したそうで、段取りが大切ですね。千秋林道は未舗装区間で道はデコボコですが、ヌタハラ谷の入口までは入っていけます。

蓮川の辺りは釣り人も多く、トラブルには気をつけましょう。

最初のゴルジュ帯はパスして、適当な所から沢へ下ります。最初は小滝が連続するので、適当にこなして進みます。最近は沢も秋が進み枯れ葉が目立ちます。(南紀の沢はとても新緑が眩しく、あちらの方が良いな)

暫く進むと倒木が多くなり、崩壊地が右側に現れます。もう、記録を探ると10年以上は前のようですが、傷跡は現在も痛々しいです。元に戻るまでは、相当の時間が必要になるのか、元には戻らないのか?

崩壊地を過ぎると3段100Mの夫婦滝があり、上の2段は下からは見えません。左岸の枝沢を少し上がり、登れる所から上がるのですが…木が繁っていて当初は見落としてしまい、かなり上部まで偵察に行ってしまいました。今回の高巻きはフリーで行きましたが、初心者が居る時は、ロープを出して進んだ方が良いかなと思います。

登って行くと踏み後があり、高巻き終了です。

2段50Mの不動滝、ここでは、シャワーを浴びて俗世の穢れを落とし、無垢な気持ちで沢を引き続き登ります。今回、シャワーの圧力が強く痛かった!ここも、左岸から高巻き、ルンゼは悪いのでルンゼ右の尾根から上がると、しっかりと踏み後がありました。ここは、ロープを出す程でもないかなと思います。

1160の二俣の後にコウ七滝、ネコ滝があります。(関西100の遡行図とは違うと思います)この滝は2つ共、右岸から巻いて、トラバースで落ち口へ。この滝の上は、かなり良いテント場がありましたが、日帰りで行けるので泊まる機会があるかどうか…

その後にアザミ谷があるみたいですが…次の二俣を左にとり、右岸尾根を目指したからか?アザミ谷は解らなかったです。左岸に行くとあるのかな?しかし、かなりの源頭の雰囲気でしたが…

詰め上がりはあまり苦労なく、ヒキウス平へ(あってるかな?) 対岸の檜塚奥峰は登山者もだいぶ居るように見えました。こちら、ヌタハラ谷からの右岸尾根は誰もいない。沢登りはいつもアウトローですね!

右岸尾根は岩場の下りで1か所ロープで懸垂しましたが、さほど下山に苦戦する事はありませんでした。30ロープでピッタしでした。

4名だったので、夕方前には下山できスムーズな山行となりました。

秋は夜長なので、スムーズな行動は大切ですね!

以上ありがとうございました!

記) なべちゃん

不動滝
清めのシャワー
すっかり秋

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