<メンバー>
もっちゃん、toyoちゃん
<コース>
1日目;白毛門登山口駐車場(4:25)~白毛門~笠ヶ岳(9:00)~朝日岳~清水峠(12:35)~七ツ小屋山~蓬ヒュッテ(15:05)
2日目;蓬ヒュッテ(3:50)~武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳(7:35)~オキの耳(9:20)~トマの耳(9:45)~熊穴沢避難小屋~白毛門登山口駐車場(13:40)
悪天候の為、何回も延期となっていた谷川岳の馬蹄形縦走。
だから今回、行くことができて、いつも以上の達成感がありました。
ルートは、土合駅から車で少し登った所にある登山口から出発。
白毛門までは樹林帯の急登で、根っこ剥き出しの登りはそれなりにきつい。
プラス今回は、ブヨの恐怖との戦いでした。
虫除けスプレー、強力虫取り線香を持参しました。(結局2人とも数か所かまれました…)
前半は、ガスや雲が多かったのですが、日差しガンガンの中では、到底歩けなかったかも。
ジジ岩、ババ岩もあれなんじゃないかと言いながら歩く。
白毛門より笠ヶ岳、朝日岳と向かいます。
途中の笠ヶ岳避難小屋は、巨大ドラム缶を半分に割った感じの簡素な作りでした。
朝日岳に向かう途中は、高山植物がたくさん。しかし、前日の雨で、百合が下向き、かなりの割合がしょぼんとしてるので、苦笑い。しょぼんとしてない時を想像したりして楽しみました。
ジャンクションピークを過ぎ、清水峠、蓬峠を行く頃には、お天気も回復。
今から通る道とこれまで通った道がはっきり見え、来て良かった気持ちが高まる。
ただ、天気も良くて、広大な景色に癒されていたのだけど、遠くに何やらいる。小熊らしい。
鈴を鳴らすと、絵本の世界のごとく飛び上がり、ひっくり返る熊。「可愛すぎる」と呑気に思ってしまった。
そして、小熊発見から小一時間した辺り、笹藪から、「グルッ」と唸る声がして、歩くよりいかに鈴を大きく鳴らすかに専念。
熊だったのかどうかは不明だけど、絶対に獣であることは確かである。
清水峠には2つ建物があるのだけど、避難小屋は小さいほうで、三角屋根のしっかりした造りはJRの送電線監視所。
三角屋根のほうが避難小屋と間違える人も多いみたい。
この辺りから暑さとしんどさがじわじわと。清水峠からの2時間は景色良いんだけど、しんどさも良い加減に。
ただ、トンボが飛び交い、ブヨの恐怖からは開放です。
夏らしい青空。人もいなくて快適。
七ツ小屋山から蓬ヒュッテまでは笹道、木道、池もあり、飽きない道のり。
ただ、時間が経つにつれ「まだなのか、蓬」という思いも。
理由は「朝夕はブヨの時間」だからです。
テント設営と水汲みを済ませ、夕飯にしました。新潟の限定ビールを購入し、乾杯。
ちなみに貸し切りでした。
2日目。苦手な暗闇でのテント撤収。そして、朝露との戦い。難儀であった、かなり。
そして、朝一の登りはキツかった。又、笹を掻き分け、熊がいるのではないかというドキドキ。
徐々に明るくなるが、靴がビショビショになり、一ノ倉岳避難小屋辺りで、靴や衣類を乾かす事に。
バテ気味だったから、ゆったりできて助かった。
朝露がすごくて、靴下がしぼれるくらい下半身ぐっちょりになりました
メインの谷川岳、双耳峰で、メインが2箇所あるのはお得な感じがする。
人が少ないのも良い。絶景を堪能しました。
肩ノ小屋を下ってからは、ロープウェイを利用して来ている人の多さにびっくり。
しっかりした装備で来ている人もいれば、そうでない人も。
子供から年配の方までたくさんの人とすれ違った。
熊穴沢避難小屋。冬しか来たことなくて、雪に埋まってるので全貌初めて見た
日差しの遮るものがなく、大変でした。
今回、田尻尾根より下る。
その辺りからは、樹林帯で沢の音も聞こえるが、下まで行くのにまずまず時間は掛かりました。
途中、工事現場の脇を通り、帰ります。
フラフラして、沢に寄り、頭を冷やす。首を冷やす。生き返る。
コンクリート歩きになってからが、さらに今回の縦走のしんどさを思い知る事に。かなり足が痛かった。
でも、2日間を振り返り、やっぱり、縦走が好きだと感じました。
土合駅のタイムスリップ感ある造りにもドキドキしました。もちろん、山が最高ですが。
次回は、段階登山をしっかりして、臨みたいです。もっちゃん、企画、本当にありがとうございました。
記)toyoちゃん
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