<メンバー>
もっちゃん、toyoちゃん、パロ、miu、せい
<コース>
勝原スキー場(6:45)~しゃくなげ平~前荒島岳~荒島岳(11:45)~しゃくなげ平~小荒島岳(14:00)~勝原スキー場(15:55)
福井県にある荒島岳に行って来ました。ぐるりと一周、山を見渡せる楽しい山でした。
寒波で高速道路の通行止めなどの交通面が心配されたのですが、もっちゃんの見事な下調べのおかげで北陸道にてスムーズに移動できる。
除雪も完璧にされていました。暗い事もあり、登山口の駐車場の入り口が分かりにくく、少し注意です。
又、トイレもありますが、閉鎖中でした。
カドハラスキー場跡地より出発です。最初からワカンを装着。
ヘッデンは空が良い感じに明るくなり、直ぐに要らなくなりました。
自分は今年初の山行に、分かりにくいけれど気分が高ぶっていました。
日帰りで荷物は軽いのですが、少し水分を含んだ雪質。片栗粉を踏みしめた様な音が鳴ります。
「鬼ラッセル」「登頂は無理かもしれない」と行く前に連絡もあり、緊張していました。
しかし、そこは百名山!人気がありました。すでに先を行くお方が。でも、直ぐに追いついて途中で交代です。
せい君は、ラッセル猛者との事で、今回、活躍してもらいました。2番目以降は超楽チン。
しかし、「次、行ってみよう」そう、順番に回ってくるのです。膝で崩しつつ乗る、固めて乗る。
自分は要領が掴めないままでしたが、皆で頑張りました。
リフト終点からシャクナゲ平までの間、他の登山者も列になり、進んでいきます。
スキーで登る方もいて、小荒島岳より滑る様です。(コアラが頭の中でモゾモゾしてたのは自分だけかな)
シャクナゲ平でひと休み。しかし、ここまで来たという事は、登頂できるとの確信。なので、疲れたよりも嬉しさのほうが大きかったかも。
又、この辺りになると、雪もサラサラに変わっていました。下界の景色も白で、寒い地方ならではの風景です。
もちが壁という急な登りではあったけれど、樹氷も綺麗だし、雪の上を風が通り、お馴染みの「波」もいいなぁとしみじみ思う。
ふと、上を見上げると、もっちゃんが先頭にいるではないか。後で聞くと、「ビクトリーロード、どうぞ」との事だったらしい。
いつもながら凛々しいんだけど。
miuさんやパロちゃんは、写真を撮りつつ、各々のペースで山頂を目指しました。危険箇所はなく、アイゼンはお預けなのが、少し残念でした。
もう少し登った所に人が集っていて、嬉しそうな声が聞こえる。それで、山頂が近いと感じました。
ただ、登りきった景色は最高だとは思うのだけど、自分はその一歩手前の感じが好きなので、今回も味わいながら登りました。
山頂では、標識は半分以上埋まり、社はほぼ雪だるま。記念撮影を済まし、景色を堪能。少し下ってお昼にしました。
青空も見え、キラキラした樹氷に冬山を満喫です。
又、途中で出会った登山者の方の言葉のイントネーションの違いにほっこりしたり、年配の方の元気な姿に励まされたりもしました。
でも、下りって、早い早い。なので、小荒島岳もおかわりしました。
行ってみると、そこからの荒島岳の美しさと存在感に魅せられます。来て正解の場所でした。
あとは、激下りし、時間通りに終わるのももっちゃん山行ならではかも。
企画して頂いたもっちゃん、一緒に参加して頂いた皆様、ありがとうございました。
記)toyoちゃん
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