養老:多度山~初冬の里山を味わう~ 2021.12.4(土)

20211204多度山10_640
懐かしのメンバーを迎えて


メンバー: とりや(L)、スミスミ、あゆ、きこり(休会中)

コース: 多度峡駐車場(7:00)-多度渓谷-黒石-美濃松山-石津御嶽-多度山-多度峡駐車場(15:00)


 お誘い頂いて、超がつくほど久し振りに鈴ハイの山行に参加させて頂きました。(ありがとうございます!)
 今年の山は、家族で多度山山上公園と茶野のオニアザミ退治ボランティアのみ。下界でのトレーニングにと始めたジョギングにハマりつつある中で、心肺機能的には余裕とタカを括っておりましたが…
 途中でスミスミにピックアップしてもらい、多度峡駐車場でとりやさん、あゆさんと合流です。もちろんあゆさんとは初対面でしたので、お互いご挨拶してスタート。予報に反して小雨がパラつくあいにくの空でしたが、ふと見上げると大きな虹がかかっており幸先の良いスタートです。(^^♪

20211204多度山01_640

 多度峡からということは、多度町観光協会オフィシャルの「瀬音の森コース」からかな?と思いきや、途中から尾根にとりつく登山道へ。全然知りませんでしたが、意外としっかり踏まれており、鈴鹿山系のルートよりも分かり易いくらいでした。
 このコース、所々鈴鹿方面に開けた場所があり、鈴ハイのホームグラウンドである鈴鹿山脈が一望できるとともに下界の紅葉がとても美しく、元気をもらいます。

20211204多度山02_640

 懐かしい昔の鈴ハイメンバーの話しや今のハイレベルな鈴ハイメンバーの話を聞いているうちに多度山の稜線に乗ります。次のポイントはヤマガラちゃんの餌付けスポット。丸太のベンチが整備され、巣箱もあちこちに。もちろん餌台もたくさん作ってあってあちこちの立木の枝に引っ掛けてあり、そのうち一つを借りてあゆさんが持ってきてくれた落花生を並べます。このあと一旦美濃松山方面に向かうので、その間に来てくれるといいな~。
 餌台に落花生を残し、養老山地の稜線を美濃松山へGO!

20211204多度山03_640

 主に登山コースを歩きますが、諸所で軽トラが通れるくらいの林道が交錯し少々紛らわしい。しかし東側の眼下には手前に揖斐川、その向こうに長良川と木曽川を望むことが出来、ルートが正しいことがよくわかります。
 そうこうするうちに、本日の最高点、美濃松山(613m)に到着。山頂には三等三角点が設置されており、大事にタッチ。

20211204多度山04_640

 当初の計画ではここで折り返す予定でしたが、時間的にも体力的にも余裕があったため、もう一足延ばして石津御嶽に向かうことに。道中でヤマガラちゃんの「ビィービィー」という地鳴きが所々で聞こえ、餌台に置いた落花生が気になります。途中、パラグライダーの発射台があり、「ここでランチもいいね~」なんて話ながら通過します。そしてまだだいぶ先かなと思いきや意外にに早く石津御嶽に到着。木製の鳥居をくぐり石津御嶽神社に参拝しました。
 ところで三角点はどこかな?と探していると、偶然居合わせた方から「すぐそこの登山道の脇にあるよ」と教えてもらい、その場所へ。檜の植林山の脇に四方を石で守られた四等三角点がありました。

20211204多度山05

20211204多度山06_640

20211204多度山07

 三角点を確認するため一旦脇道に逸れたのでひとまず元の道に戻り、本日のメインイベント、ヤマガラちゃんスポットへと戻ります。
 11時過ぎ、無事到着~~各々ザックを降ろし、真っ先に落花生を乗せた餌台を見に行くと…う~ん、残念。行きに乗せた落花生はそのまんま、ついばんだ気配なし (>_<)
 こればっかりは相手があることなので仕方ないですね。お腹も空いてきたので、ベンチに腰を降ろし、ランチにします。本当はヤマガラちゃんを愛でながらの~んびりまったりのつもりでしたが、小鳥たちの気配もなく予想外に北風が冷たく寒かったので、楽しみは次回に取っておいて多度山を目指すことに。
 満たされたお腹、時折気まぐれのように日が差すとぽかぽかして睡魔にも襲われつつ、足元に注意しながら主に鉄塔の巡視路を通り多度山山頂を目指します。

20211204多度山08_640

20211204多度山09

 ひと歩きして多度山頂に到着。実は小生、家族で幾度となく多度山には登っていますが、ほぼ山上公園止まり。こんな見晴らしの良い展望スポットがあるなんて全然知りませんでした~(^^ゞ
 眼下に木曽三川のキラキラ輝く川面が美しく、また名古屋駅前の高層ビル群を眺めながら、その先の雲に紛れてしまった恵那山や中央アルプス、御嶽山が「見えたらあの辺りかなぁ」と脳内山座同定。山頂に設置されている写真案内板によれば条件良ければ富士山も見えるようです。私たちと同じように山頂で一服されていたおじさんにお願いし、記念に写真を撮ってもらったあと、さぁ下山です。

20211204多度山10_640

 帰りは登りと違うコースで、でもしっかりと踏まれた道はとても分かり易く静かなルート。しかも終点は多度峡駐車場のすぐ脇にドンピシャになるとても良いコースで降りることができました。
 下山後、ふと眼を向けるとススキの穂がキラキラと銀色に輝いており、疲れも一気に吹き飛びました。
 このたびは会を離れたにも関わらず声をかけて下さり、ありがとうございました。以前の鈴ハイと変わらず鳥のさえずりを聞きながら木立の中を和気藹々と歩くことができ、とても楽しかったです♪
 また機会があればご一緒させてもらえると嬉しいな~(^^)
 本当にありがとうございました。

20211204多度山11_640

20211204多度山12_640

PS.エントリーしていた翌日のハーフマラソン大会も、おかげさまで無事完走することが出来ました!(タイムは、1時間41分13秒でした)
 但し、山のダメージが残っていた状態で「えいやっ!」と走ったためか、翌日から猛烈な筋肉痛に襲われてしまいました…やはり時には山を歩かないとダメですね~(>_<) 記録:きこり

コメント入力