≪メンバー≫
たばっち(L)、山さん(SL)、ジュリ、みか、ガビ
≪コースタイム≫
1日目:上高地(7:13)~横尾(9:58)~本谷橋(11:11)~横尾本谷右又(14:40)~黄金平(16:54)
2日目:黄金平(6:05)~登山道合流(8:54)~天狗池(10:10)~槍沢ロッジ(12:41)~横尾(13:58)~徳沢(14:59)〜上高地(16:47)
(1日目)
ついに実現した、たばっちの黄金平テント泊!エントリーメンバーの直前キャンセルが相次ぎ、最終的には5人となりました。東海組は、アカンダナBTで始発の列に並んでいたにも関わらず、まさかのバス回送待ちに遭い、沢渡から上高地入りしていた山さんを随分待たせることに。(・_・;)
でも全員そろった後は元気よく横尾本谷へ!
本谷からは、リーダーを先頭に、基本左岸を進みました。ただ最初に勢い余って右岸を進んだジュリ、みか、ガビのコンビは、重なりあう巨岩の隙間を潜り抜けるなど、なかなかのアスレチックコースに突入して大興奮!いや、大奮闘!
その後も、よじ登りや、倒木越え、草わし掴み等々全身を使った楽しい粗大運動が続きます。
ところが、このままいけばテン場でのんびりできるかな~?と思っていた矢先、私が川に落ちました。トラバース気味のところで浮石に手をかけてしまい、慌てた勢いで川にドボン!
幸い落石も怪我もなく済んだものの、全身濡れて反省モード。そこからはさらに慎重に、だんだん失速することに。みんなでルーファイし、結構歩いたはずなのに標高はほとんど上がっておらず、目指す黄金平はまだずっと向こう・・。日が傾き始め、みんなの焦りがピークに達する頃、ようやく到着しました。日没30分前。(・_・;)
黄金平には、先客が10パーティーほどいて、我々も適当な場所をみつけてテントを設営。山さんは大岩の上、タバッチ、ジュリ、ガビは声が届く距離。でも、祝!初ソロテンの新人みかさんだけ、なぜか、ポツンと一軒家状態。(←古株メンバー一同、声掛け忘れたことを反省しました。みかさん、次回はぜひ声の届く範囲に設営してね!)
ほどなく日も暮れたので、各自テント内でご飯を済ませ就寝しました。後で聞いた話では、山さんは100Ⅼのザックに、チェアリング用のイスやら、大きなフライパンやら、いろいろ詰めてきていたみたい。・・・(・_・;)
(2日目)
夜は風も強く寒暖差はあったものの、意外と快適に過ごせ、2日目はロングコースなので予定通り6:00に出発。ブッシュを抜け、岩々を進んでもうすぐ氷河公園という辺りで、7:00発という後続パーティーに追い着かれましたが、雲一つない青空のもと目に入る紅葉がほんとに美しく、この部分はとても楽しく登れました。
ところで、たばっちは、この氷河公園へ向かう途中、岩の隙間にあったおそらく何十年も前に捨てられたであろうアルミ鍋を回収しました。前日お気に入りのテルモスをどこかで落とし、「失くしたのも山ゴミを増やしてしまったのも悲しい」というたばっちに、「落とし物したなら、落とした物の数だけ山に落ちとるゴミ拾って帰ったらええねん!」と山さんが言い、その言葉どおり、早速捨てられていた鍋(=山ごみ)を回収したという訳。こういう仲間がいる鈴ハイって素敵だなぁと思いました。
晴天のもと氷河公園からは北アルプスや白馬方面の稜線が一望でき、それを解説する山さんのラジオトークが止みません。そこかしこにナナカマドの赤も眩しく、槍ヶ岳もカッコよく聳え、どこをとってみても「素晴らしい!」の一言。みな自然と顔がほころびます。でも帰りのバスの時間があるため、しばらく天狗池に映る逆さ槍を眺めた後は、名残惜しみつつ一気に下ることに。
ババ平までが思いのほか長く感じられたけど、槍沢ロッジまでがんばって小休憩。その後、横尾での炭酸休憩は短く切り上げ、徳澤園へと向かいます。この辺りはバスの時間よりコーヒーソフトが売り切れてしまわないかが気になり、リーダーの気迫も半端なかったです。その甲斐ありコーヒーソフトをゆっくり味わった後は、気分も軽く、ワイワイいいながら上高地まで戻ってきました。
リーダー曰くちょっぴり背伸びだったこの企画、私には大ジャンプでした。初日の反省から、2日目はしっかり安全に歩くことができたけど、次また機会があれば、今度こそ、日の高いうちに黄金平に入ってのんびりしたいなぁ。いや、そうできるよう精進します。
企画を上げてくれたたばっち、ご参加の皆さま、めちゃくちゃ楽しい時間をありがとうございました。ぜひまたみんなと山でワイワイできる日を楽しみにしています!
記)ガビ
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