鈴鹿南部縦走 入道岳~油日岳 2019.04.20~21

20190421鈴鹿南部02
2日目のスタートです。


メンバー:つよっさん、さっこ、おりえ、はる(入道~仙ヶ岳)、ジュリ(かもしか高原~油日岳)
サポート:やっさん、たばっち、ジュリ


1日目 山行9時間35分 休憩1時間19分 合計10時間54分
椿大神社第3駐車場05:08~05:36椿渓谷キャンプ場入口駐車場~06:18二本松避難小屋~07:06入道ヶ岳07:12
~07:49重ね岩 (イワクラ尾根)~09:23小岐須峠~09:44宮指路岳~10:02東海展望~10:23宮指路岳~10:52犬帰しノ剣
~12:09仙ヶ岳(西峰)12:48~13:08御所峠~13:56御所平~14:07水無~14:25家老平~14:49船石~15:34臼杵ヶ岳
~16:02かもしか高原泊

2日目 山行11時間0分 休憩1時間15分 合計12時間15分
泊宿地05:15~05:30安楽越~06:18大峠~06:29錐山北側のキレット~06:47錐山~07:02霧ヶ岳~07:31四方草山、北峯
~08:38三子山、1峰~09:26鈴鹿峠~09:29路傍休憩所09:36~10:54ナイフリッジ~11:15高畑山~12:03溝干山
~12:18坂下峠~12:37小笹山~13:01唐木山~13:36三ツ頭山~13:59那須ヶ原山14:12~15:28三国岳~15:46忍者岳
~16:02加茂岳~16:18油日岳16:29~17:30奥余野森林公園 駐車場


1日目

 鈴鹿セブン縦走〜ピリオドのその先へ
と題された今回の鈴鹿南部縦走。
経験豊富な先輩たちに紛れ
私はまだ鈴鹿セブンすら制覇していないが”縦走”という2文字に惹かれ参加表明。

 夜明け前ゴール地点からデポ車を置きながらスタート地点椿大社前に集合。
今回はかもしか高原テン場にて宿泊をサポートしてていただく、やっさんに優しい笑顔と言葉(ハードであることを隠してくれていた?)で見送られ、5時スタート!

 二本松尾根から入道ヶ岳へ!
アセビちゃんを眺めながらや、
おりえちゃんのお花レーダーが敏感に察知し、小さなお花を色々と発見し、花の名前をおしえてもらいながらおしゃべりしながら♪
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お花アンテナが高いおりえちゃん撮影

おっ椿大神社の鳥居が!
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朝日に照らされ神々しく光っているようにみえた。
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山頂では青しかない空と光る鳥居のコントラストが見事で、下界は海がキラキラ輝いていましたー。うーん癒される〜‼︎
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逆光になったけどハイチーズ!

 奥宮に行きそこからイワクラ尾根へ
鎌ヶ岳のかっちょいい山容を横目に見ながら、ザレっザレ!の細尾根を慎重に!岩場や激下りも少々※(ここではまだ序ノ口)。
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重ね岩や、仏岩など奇岩も少々。
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あぁかっこいい山容の鎌ヶ岳
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(わたしだけすでにヒーヒー。ついていくのに必死。汗)

 県境尾根にでると、少し緩めの稜線歩き♪
少しずつ入道ヶ岳が遠くなっていく。

“946”こと宮指路岳の付近は岩々スポットだー!
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馬乗り岩でハイチーズ!
(さっこちゃんはパタリロ?パロは屁っ放り腰)
はるさんはクールにPASS!

さぁさぁしばらくすると”犬返しの険”なるスポットへ。
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ザッレザレ急登に足を取られないように慎重に登り、、、
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岩壁に挟まれそう!

岩峰歩きを少々堪能(このあたりも2日目にくらべればまだ序ノ口。私は汗々)

 さぁまもなくたばっちが待っている仙ケ岳!
皆さんは意気揚々と山頂へ
 わたしは峠からの最後の登りはもうバテバテで、弱音&亀の歩みのごとく登りました。
つらくて涙でてきましたが、たばっちがみんなの分の重い荷物を背負って登って来てくれているのに!弱音吐いてどうするんだぁ〜。と自らを鼓舞し登ると、、、、

 そこには女神・たばっちが降臨しておりました!(キラキラ)
山頂でたばっちの姿をみた瞬間はうれし涙が出ました〜\(Tv T)/
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手作りサンドまで〜〜!涙
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 美味しい手作りクリーム&タマゴサンドを頬張り涙涙!(涙はやらせてじゃないですよ)
野菜たっぷりラーメンでパワー回復!
ごちそうさまでした!

 そしてお腹いっぱいになったところで、
はるさんとたばっちとお別れをし、つぎなる山へと出発!

 つぎなるスポットは御所平!気持ちの良い開けた場所。岩場などで緊張強いられましたが、こちらはのんびり歩けました♪
(朽ちた鹿除け柵があり少し注意が必要)
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景色もいいよー

つよっさんの的確なナビによりどんどん先へ
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舟石で舟を漕ぎ
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臼杵岳で餅をつき
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歩いてきた山々かなぁーずいぶん歩いたなぁ

 臼杵ヶ岳を超えてしばらく下ると。
おっ!おnewの会テントがひっそり出迎えてくれているではありませんか!
初日のゴール地点にとうちゃこー!!
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やったね!(なぜかグリコ風)

 安楽越のデポ車にシュラフなどお泊りセットを取りに下ると、、、
神さまやっさん、女神さまのジュリさんが夕飯などを背負ってテン場に向かって登っているところで出会いました。

 神さまと女神さまの優しい笑顔をみて
またまた泣きました!
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ジュリさんがこっそり激写。やっさんの大きなザックから飛び出すねぎにほっこり。

 たばっちとも再合流し、夕食
やっさん&ジュリさん食担で美味しいお鍋♪
かんぱーい!
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鍋奉行のやっさん♪
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テキパキ準備を進めるジュリさん
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具沢山お鍋♪

かんぱーい!!
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 具沢山お鍋に、〆ラーメン!と
おかわり数回分もう入らないよ〜ってくらいお腹いっぱい!
 今日歩いて消費したカロリーを帳消し、+明日に蓄えられました。
楽しい宴は、あっという間に終わりました!

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あーたっぷり歩いてお腹もいっぱい気持ちいいなぁ〜zzz
リーダー。

 夜はシュラフ内が暑くて目が覚めてダウンを脱ぐほど、みんなで寝るとこんなにもあったかいのね!
さぁ明日も早いからおやすみなさーい!

 2日目はさっこちゃんにバトンタッチ。
2日目はどうなる!?
〜激闘?編へつづく〜乞うご期待?笑っ

★今回鈴鹿セブン縦走を経験した方が、サポートに回ってくれるということで、サポートなしでは私みたいな初心者には実現出来ない山行だなーとつくづく思いました。
山岳会ならではの良い循環がチャレンジを支えているんやぁ。私もいつか次チャレンジする人をサポートできる一員になりたいなと思いました!

パロ


2日目

 鈴鹿南部縦走2日目

 パロちゃんからのバトン受取りました!激登は続きます!というか、ほぼ”激登り””激下り”ですので、写真で省略させていただきます!

 後半2日目は、大小合わせると10以上のピークを踏破する約〇㎞のロングトレイルの続きです。
前半1日目の『入道ヶ岳⇒安楽峠』の”激登り”激下り”の繰り返し、さらに暑い日差しと喉の渇きで、ここでストップしたい気持ちもなくはない・・・ギブアップしたい気持ちもなくはない・・・と甘い気持ちを押し殺しての続行です。

 ありがとう!の気持ちが、最後までやり遂げる気持ちを後押ししてくれます。
パロちゃん山行記編と被りますがすみません。

・スタート時、椿大社駐車場午前5時にみんなの荷物を回収しに来てくれた”やっさん”
・冷たいドリンク、手作りフルーツホイップサンド&たまごサンド+お稲荷さんを、あの仙鶏尾根を使って担ぎ上げ、さらに山頂で昼食のラーメンを作ってくれた”たばっち”
・1日目最終地点でテントを張って、夜と朝ごはんを作ってくれた”やっさん”、”ジュリちゃん”
・仙鶏尾根を下山して、再度、冷たいドリンクを補給しに最終地点に駆けつけてくれた”たばっち”
・1日目仙ヶ岳まで一緒に参加してくれた”はるさん”

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感謝のサポート
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安楽峠スタート
 
 昨日の日差しが和らぎ、安楽峠からのスタートは薄曇りから始まりました。
スタート早々、急登が始まります。程よくガスって、景色はあまりよく見えませんが、熱くなった体をちょうどよく冷やしてくれます。
そんな状況で、パロちゃんが全身を振り絞ってこう言いました。「景色より、ミスト!」(笑)パロちゃんらしい名言が発信され、まだ30分の1にも到達していない地点で癒されました。
ええ仕事するなぁ~パロちゃん!

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繰り返される激登り激下り
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崖登り

 長い行程なので、ほぼ端折りますが、2日目の「安楽峠⇒油日岳」”激登り””激下り”は、1日目の『入道ヶ岳⇒安楽峠』の”激登り””激下り”に加え、さらに”崖登り”がたくさん盛り込まれたアスレチック満載の行程。
そんな崖登り箇所が目前に現れると、ジュリちゃんの”わくわく”が体中から伝わってきます!これぞ「満面の笑み!」

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満面の笑みジュリちゃん

 ガスも程よく消えていき薄曇りの中、登っては下りを何度も繰り返し、ピーク毎に記念撮影。すでに越えてきたピークが覚えきれない(>_<)。
登山道の”激登り””激下り”については、「またか~(+_+)」という不満から、「でしょうね、そうなるでしょうね~。知ってますよ~」という諦めの気持ちになり、決してやさしくはない道をひたすら登り下りします。※時には快適な稜線歩きもあります。

 スタート時、午前5時の椿大社駐車場で「やさしいと思いますよ。」と送り出してくれた”やっさん”の不気味な笑顔が頭をよぎります(^^;)

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崖指導
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痩せ尾根通過
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また崖登り

 1日目から常に最後尾で私達を励ましてくれた”おりえちゃん”こと”おりえ姉さん”。
時には、安全にあの崖を通過できるよう適格にサポートしてくれたり、おもしろく励ましの言葉をかけてくれたり、常に最後尾でメンバーのフォローをしてくれました!
私の目指す岩稜帯の話もしてくれて、おりえ姉さん企画!に期待大!!!

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登り
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崖登り
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崖登り好きおりえちゃん

 スタートからゴールまで何の疲れもなく突き進む”つよっさん”。
不思議というか、おかしい体力に正確な地図読みで、私たちをスタートからゴールまで導いてくれました。
今では、あの笑顔と「うーん、行けるよ~」に騙されることなく(笑)、常に疑いをかけて、厳しいルートなのか自分でも挑戦できるルートなのかを判断できるまでになりました(笑)。
とはいえ、つよっさん単独行はさておき、会で公募のつよっさん企画は、私達一般コースタイムピープルでも挑戦できる行程で、ちょいチャレンジを加えたロング縦走入門編だと思います。
行程の企画と配車・サポートメンバー協力依頼と段取り、本当にありがとうございます。感謝!感謝!です!

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余裕のつよっさん
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高畑山にて

他こんなところもありました
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恐怖のトラバース
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アスレチック登り
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崩れかけた登山道
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最後まで続く激登り激下り

 ロング縦走に躊躇してしまうこともあるかもしれませんが、企画・配車・サポート体制が事前にセットされ、あとは自分のやる気次第!
毎年恒例なのか、誰かが毎年企画をするからかなのか、入会してから、過去のいろんなロング縦走山行の話を聞いてきました。
いつか自分もロング縦走企画に参加したいという気持ちになりました。会だからこそ実現できる企画だと思います。
企画してくれる人がいる、配車の協力、サポート隊の協力、一緒に参加してくれるメンバーがいる。
とても個人では実現できないです。
 1日目の行程に参加してくれた”はるさん”、1日目夜食+テント泊+朝食サポート隊から2日目の行程に参加してくれた”ジュリちゃん”、サポートのみに徹してくれた”やっさん””たばっち”。
参加の形態は様々ですが、それぞれの予定に合わせることもできる、それぞれの役割に徹することができる、会でしかできないことだと思います。

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ザックにネギのやっさん

 特にサポート体制については、本当に全身全霊でありがとう!しか言う事ができません。
サポートのために時間を作って、サポートのために歩荷して、サポートのために慣れない食担して(やっさん)、サポートのために事前準備を含めて、まる1日or2日分の時間を費やしていただいたと思います。
ここまでしてもらって、ただただ感謝と申し訳ないことを伝えると、”やっさん”からも”たばっち”からも同じ返事が返ってきました。
「いままで私達もサポートしてもらったから~(だから私達もサポートするの)」と、さらっと言います。
オリンピックメダリストの名言をお借りしなくても「何も言えねえー」という気持ちになりました。泣きました。
 過去のロング縦走で自分達がサポートされて、何をすれば、何を補給すれば、ロング縦走者の助けになるのかをご存知なのです。
そして自分達にしてもらったことを、次のロング縦走チャレンジメンバーに施す。美しいじゃないですかー!綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、これは本当に真実なのです。
 私は、いま、次回ロング縦走がいつ企画されてくるのか楽しみです!
もちろん!パロちゃんと同様、サポート隊として何かしらお役に立てればと思っています。
(完)

さっこ

 まずはサポートの皆様、ありがとうございました。
美味しい食べ物、飲み物にあったかい寝床、快適でした^^
私は一度、歩いたことがあるコースだったんですが「あれ?こんなに長かった?」でした。
でも鈴鹿らしいバリエーション豊富なコースで楽しかったです。
そんなコースを鈴ハイメンバーと歩けて良かったです。
また縦走しましょうね♪
それとサポートもしたいので、だれかリーダーもよろしくです!

つよっさん

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