<メンバー>
もっちゃん、ふみふみ、おすぎ
<コース>
1日目:欅平駅(9:30)~祖母谷温泉~餓鬼山避難小屋(14:45)~餓鬼山~大黒鉱山跡(16:50)
2日目:大黒鉱山跡(6:00)~唐松岳頂上山荘~唐松岳(9:25)~不帰ノ嶮~天狗
山荘(14:00)
3日目:天狗山荘(6:00)~白馬鑓ヶ岳~杓子岳~白馬岳(9:25)~白馬山荘~清水尾根~不帰岳避難小屋(14:05)
4日目:不帰岳避難小屋(6:00)~祖母谷温泉(10:40)~欅平駅(13:15)
≪1日目≫
目標にしている3大キレット。
今回は不帰キレットに挑戦です。
(まさか富山側からの周回ルートで
来ることになるとは思ってなかったです♪)
まずは観光気分でトロッコ電車。
オープンエアで渓流沿いの景観を眺めながら進みます。
マイナスイオン感抜群ですが、
結構肌寒いので注意です。
祖母谷温泉を下見してから、登山開始。
事前に調べて想定はしていたが
初日は苔と草でめちゃくちゃ滑る斜面を
滑り落ちないようトラバース。
ずーーっと気が抜けない・・・
ホント足元しか見てない時間でした。
加えて、念のための水歩荷で
ザックが19kgでずしり・・・
景色もないので、ほぼ写真撮らずでした。
初日宿泊の餓鬼山避難小屋に到着。
小屋の中はとてもキレイで
泊まったらとても快適そうでしたが
まだガンバれそうだったので
先に進んで水場近くの泊地へ。
初日は『試練』の1日でしたが
この日のガンバりのおかげで
2日目の負担がグッと減りました♪
≪2日目≫
『挑戦』
この日は楽しみにしてた不帰キレット!
まずは唐松岳に向かいます。
五竜岳を眺めながらの行程です。
五竜をこの角度から見るコトって
なかなかないかも!?でした。
ちょうど昇った陽が差してとても美しかったです。
この角度の五竜岳をこんなに間近で見られるのは、この登山道ならでは
雷鳥に出迎えられ唐松岳頂上山荘に到着。
しばらくすると一気にガスで視界が・・・
と思ったら、唐松岳山頂に付くころには
絶好の眺望でした!
いよいよ不帰キレットに向かいます。
テン泊装備を背負っているのと
核心部が下りになるのとで
ビビりながらもワクワクが止まりません。
鎖もしっかり設置されてはいますが
やはり高度感はなかなかです。慎重に進みます。
さすがに良いアングルで撮れる体勢が取れません。
そして気が付いたら
「もう終わり!?」と思うくらい
没頭して一瞬な感じでしたが、無事やり遂げました!
天狗の大下りを登って
気持ちのイイ稜線を天狗山荘に向かって歩きます。
初日のガンバりのおかげで
余裕を持って山荘に到着。
快適なテント場を確保し、のんびりできました♪
記)おすぎ
≪3日目≫
朝焼けの天狗山荘から雲海を眼下に素晴らしい稜線を歩いて白馬三山を目指します。
秘湯臭香るコースを歩けば白馬鑓ヶ岳登頂。白馬北部はもちろん、後ろを振り返れば歩いて来た稜線や富士山など、360度の絶景。
そして本当にシャクれている杓子岳。
白馬岳山頂からは白馬主稜コースが見られ、その岩場のキレっキレ状態にゾッとしました。もっちゃんとおすぎちゃんの登頂話を聞くともっとゾゾッとしました(凄い所です、カッコイイ!)。
また、白馬岳山頂からは雪倉岳、朝日岳への道のりが見え、栂海新道へと続く憧れのコース。次回は歩きたい。
この絶景稜線から離れたくないけど、いよいよ旭岳、清水岳、清水尾根へ向かいます。
レストランスカイプラザ白馬。いつか絶景を眺めながらゆっくりしたい
ここからは人に合わない素敵な穴場のコースと思いました。季節を選べばお花畑と絶景を堪能出来ます(今回は紅葉とチングルマ畑)。
下り下って不帰岳避難小屋着。美味しい水も豊富。貸切だったので、各自店(荷物)を大いに広げて寛ぎました。
≪4日目≫
夜中3:00頃からカミナリ音でしたが、5:00頃には少雨に。
急坂を転ばないよう、崖から落ちないよう、常に神経を配って歩き下りました。みんな一度は尻もちつきました。
濃い硫黄臭が感じられると待望の祖母谷温泉へ帰還。
速攻露天風呂に直行し、4日間の汗を感謝して流しました。湯の花いっぱいの白濁とろ~り湯で幸せ〜。
3泊4日の縦走でしたが、出会う人はもっと複数泊の達人たち。
3泊4日はまだハイキングなのね、、、と(笑)
縦走時間はとてもかけがえの時間です。
お天気の移り変わり、絶景、難関コース、達人たちとの出会い。
この時間を一緒に過ごせる仲間に感謝します。もっちゃん、おすぎちゃん、ありがとうございます!
とにかく感激過ぎてシンプルに「楽しかった!!」のこのひと言につきます。
秋風を感じる帰りの宇奈月トロッコ列車でしみじみ感動する私でした。
記)ふみふみ
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