初心者ロープワーク練習から大瀞へ　2021.04.25

大瀞を渡らずして鈴鹿を語ることなかれ…

≪メンバー≫
たばっち、すみすみ、（菰野町役場でクロ先生）

≪コース≫
菰野町役場でロープワーク練習（7：30～9：30）～朝明三休の湯P（10：03）―中峠（11：25）―大瀞（11：52～13：17）―中峠（14：09）―朝明（15：11）

シャッポ山のバリエーションルートに挑戦したいけど、何があったときのためにロープを持って行こう！
でもどういう場面でどういう使い方をするのか？自分も同行者も曖昧だと危ないなーと、いうことで。
ロープワーク初心者訓練をすることにしました。

まずは菰野町役場の公園で難所のトラバースを想定して、木２本にもやいむすびでロープを固定して、後続メンバーに渡ってもらう練習。
本で見ていてもさっぱりわからなかったけど、クロ先生に教えてもらって何度か繰り返すと、出来るようになりました！
（明日も出来るとは限らない）
忘れないようにしなければ。

※写真を撮り忘れましたのでイメージ図

免許皆伝（？）となったところで、あとは二人で行って来いということで朝明に移動。

流石に１０時前は大駐車場は満車になっていて、少し下の三休の湯駐車場に案内されました。
歩く距離が少し多くなるので不満ですが、これもトレーニングか。。
中峠に向けて出発です。

迷いやすい入口

「キランソウ」かな？

「ニオイタチスボスミレ」かな？

入口の川を渡るところで少し間違えてしまい、堰堤の下を無理やりよじ登るというバリエーション練習（笑）
登山道に合流して、登っていきます。中峠コースはいつも間違えるポイントがあって、踏み跡に誘われて今回も行き止まりへ進んでしまいました。よく見ればルートがあるのですが、急すぎるからえらくてしたばかり向いてしまうのです。
歩く人が少ないコースで、どちらかというと荒れているので慎重なルーファイが必要です。

落石注意

「シキミ」ではないような？？確認中

水が流れ込んでドロドロの登山道

急登にヒーヒー言いながら何とか中峠へ到着。風が強いですが青空が広がってきて気持ちいい！
見渡す尾根には遅咲きのヤマザクラやミツバツツジ、すぐそばにはアセビが咲いています。

青空が広がってきた

静かな中峠

アセビ

分かりにくいけどツツジが沢山咲いてました

休憩もそこそこに、大瀞に向けて下っていきます。この道も歩く人が少ないので、踏み跡薄いところがあったりして惑わされないように注意しながら、藪っぽくなってきたところで分岐の看板を発見。すぐ先に壊れた吊り橋がありました。
この下に下りたいので右から回り込み下り口を探します。

壊れた吊り橋はまだ崩れ落ちてはいない

分かりにくいですが踏み跡がしっかりついていて急なところを下っていきます。河原に下り立つと深い谷。さすが愛知川！半端ない透明感です。
ここの石はいつ来ても滑るのです。

渡れるかな？と飛び越えようとしましたが、どうも踏ん切りがつきません。滑って転ぶ予想しかできません。
いつもはそんなにも思わないのに、今日は怖さを感じる。荷物が重いからです。
いくつか渡渉地点を探してうろうろしましたが、今日はやめとこうということで戻りかけたときに、ずるっと滑って浅瀬でドボン。さすがの親方寅さんも苔の生えた岩には弱いようです・・・。

渡渉できる場所を探るが・・・

ドボンしたのでもうジャバジャバと水の中を歩いていく

すみすみさんに大丈夫？と心配してもらい、大丈夫大丈夫と答えましたがひざを強打していて内心悶絶状態。お昼休憩を入れてもらうことにしました。
人気の登山ルートからは外れているので人も少なく気持ちよい河原で、のんびり景色を堪能した後は、お待ちかねのロープワーク練習。

ちょっと上がったところの立木に支点を取って、自分が登った後すみすみさんを確保して登ってきてもらい、懸垂下降で下りるという一連の手順をやってみることにしました。おおよそ順調にできたのですが、最後に自分が懸垂で下りようとしたところで、ロープを機に通さず、確保したときに支点を作ったところにロープを通してしまっている。このまま下りたらスリングとカラビナを置いてきてしまうことになるではないか！あほすぎる反省です。

※ここも写真撮り忘れたのでイメージ図