≪メンバー≫
たろー、なお、たばっち、たかさん
≪コース≫
玉置山駐車場(7:12)―玉置山(7:25)―玉置神社(7:35)―玉置辻(8:02)―大森山(9:26)―五大尊岳(10:35)―金剛多和(11:59)―大黒天神岳(12:15)―吹越山(13:24)―吹越峠(14:10)―七越峰(14:41)―大斎原(15:52)―熊野本宮大社(16:20)
2018年からスタートした大峰奥駈道縦走も今回でいよいよ最終章。春からほとんど沢登りしかしていなかったので玉置神社から本宮大社までの20km、ちゃんと歩けるか不安でした。
今回のコースは玉置神社の神域以外は植林が多く、展望の少ないアップダウンの多いコースでしたが、靡(なびき)が次々と現れ、信仰と歴史の道が続いている事が分かります。樹林の間から熊野川が見え、ゴールの本宮大社が間近に迫ってくると、これまでの歩いた奥駈道の思い出がよみがえってきます。
ラストはたばっちの計らいで、熊野川を渡渉し大斎原の鳥居をくぐってゴール。思ったよりも余力ありました。
3年にわたり7日間かけて歩いた大峰奥駈道縦走。沢登りや岩登りのようなドキドキ、アルプスのような大展望はありませんが、地元の方々の善意によって維持されている古道の歴史を感じながら歩くのは中々味わい深いものがありました。
気の置けない仲間とのんびりした山旅。また別の形でやってみたいと思います。ずっと一緒に歩いてくれた、たばっち、なおちゃん、参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
記:たろー
私たちの大峰奥駈道もとうとう最終章を迎えました。玉置神社から熊野本宮まで。
細かいアップダウンはありますがとても歩きやすくていい道。
秋の風も心地よく今まで歩いてきた道のりを思い出しながら終わってしまう寂しさをひしひしと感じつつも楽しく歩きました。
最後にたばっち提案で熊野川を裾を膝上までまくって裸足になりジャバジャバと渡渉。痛くて冷たくて心が折れそうになりましたが、昔は中洲に本宮があったので川で清めて参拝するのが古来の作法のようです。
最後に身も心もすっきりして本宮に参拝できてなんだか凄い満足感でした。
大峰奥駈道は山深い景色を楽しみ1000年の歴史に想いを馳せながら歩けた山人生の中でもとても思い出に残る山旅になりました。
こういう山旅をまたしたいと思っています。
5年間それぞれの区間でご一緒して頂きました皆さんに感謝致します。
記:なお
2016年の4月、吉野の花見山行に行ったことから始まった大峰奥駈道縦走。少しずつ繋げて5年目でついに最終回。
いつもの3人と新メンバーのタカさんの4名で歩いてきました。
上りの嫌いなわたくし、今回のコースは下り基調なので楽々~かと思いきや意外に急登アップダウンのある道。激下りが多く、滑り落ちそうな岩場もありましたが、流石は奥駈道、しっかりロープ設置してくれてあり整備が行き届いています。夜中に走り抜ける人もいるからかな?
途中で立入禁止の看板が立ち並ぶ赤松地帯に突入。ええ~(;・∀・)ここはもしかして?アレがあるの!??
たろーさんのうんちくによると、昔は落ち葉を拾って薪にしていたのでたくさんあったみたいですが今では高級品!わたしはまだ食べたことがありません。土瓶蒸しってどんなの??
煩悩まみれのたばっちとは違いみんな真面目なのでマツ林には目もくれずサクサク歩いてほぼ計画通りに熊野川に到着。私が楽しみにしていた川の渡渉に皆さんを巻き込んで、一緒に渡ってもらいました。
熊野川で清められたら、以前に本宮大社のあった大斎原を通っていよいよ熊野本宮大社へ。壮大な階段を登って無事お参りを済ませました。
初回から付き合ってくれたなおさん、2回目から避難小屋計画を立ててくれたたろーさん、遠距離運転でデポに協力してくれたタカさん、ありがとうございました!
記:たばっち
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