<メンバー>
たろー、いさお、なべちゃん、こうじ、さやか、あこ、しょーこ
<コース:1日目>
上大須ダム(9:30)~左門岳登山口(10:20)~左門岳(13:20)~沢ノ又下降~泊地(16:15)
11月ともなれば紅葉とキノコのシーズン。焚火囲んでまったり沢泊したいな~と思い、奥美濃の癒し渓に出かける事にします。最初は金ヶ丸谷を考えていましたが、メンバーも増え、ちょっと疲れが溜まっていたので左門岳の沢ノ又から大平を周回する事にします。このコースは7年ぶり2回目。
出発の日の朝、寝坊してしまい集合場所に1時間遅れで到着。おまけにスタート地点の上大須ダムが工事中で左門岳登山口まで車で入れず、1時間の林道歩きが追加されてしまいました。無事テン場に辿り着けるかギリギリでしたがこの天気で中止する訳にもいかないので出発します。
頑張って歩いて登山口には50分程で到着。そこから根尾東谷川にそって歩いて行きます。地形図ではかなり上の方まで道のがあるように書かれていますが、谷に入るとその痕跡はわずかに残る程度ですr。
登山道を2時間程歩くとP815に到着(木にヘルメットがあるところ)。ここから谷を離れて尾根に取り付きます。ここから一気に標高を上げるのですが、最初の急登がきつかった(7年前はそれ程きついと思わなかったのに)。紅葉が美しのが慰めです。
急登りを1時間程がんばると左門岳に到着しました。展望も何もない切り開きですが、沢ノ又方面に少し進むと白山がきれいに見えました。
ここから沢ノ又へ急降下。谷に降り立つまでは傾斜があり、谷底に降り立つまでは緊張します。
下降初めて30分程で倒木にナメコが見事な群生を作っているのを発見。この所、雨が降っていなかったので見つけられるか心配でしたがほっとしました。これで今夜食べる分位は確保できました。
その後もナメコを探しながら谷を下降していきますが中々見当たりません。まだ時期が早いのか、雨が降ってないせいなのか。
やがて谷の中に池が現れます。何年か前の大雨で下流で土砂崩れが発生し、谷がせき止められたのは聞いていましたが、まだ残っているとは・・。
池の下流側は堆積した土砂がむき出しで無残な状態でした。あの美しい谷に戻るのに何年かかるのか考えると悲しい気持ちになります。
それでもしばらく下って行くと流れは復活したのでほっとしました。見覚えのある巨木までやってくるとやっと泊地に到着です。日没まで1時間を切っていたのでギリギリセーフでした。
思い思いにツエルトを張り、焚火に火が付いたら楽しい夜の始まりです。収穫したナメコを入れた鍋を食べながらお酒を飲み、いろんな話をしていると沢やってて良かったな~と思えます。
<コース:2日目>
泊地(7:25)~大平出合(8:10)~大平遡行~稜線(12:50)~左門岳登山口(14:40)~上大須ダム(15:30)
朝は明るくなってから起き出し、焚火を囲んでまったり朝食。今日は急ぐ行程でもないのでのんびりとした朝を過ごします。
撤収が完了したら集合写真を撮り、森の主に挨拶をして出発。少しだけ沢を下ると大平との出合に。下流を見て今度は夏に銚子洞に行って見ようという話になります。次来るならホタルの時期がいいかなあ。
大平に入ってしばらくはちょっとした大岩や滝が出て来るので沢登りの雰囲気が楽しめます。巨木が横たわった滝は右からヘツリ、倒木の下を潜って水線を直上。この時期にシャワークライムをやるとは思いませんでした。念の為にロープを出します。
その次の滝を右から巻き上がると谷は癒しの雰囲気になります。紅葉を愛でながら小川の様になった沢を歩いて行くと、水の中をイ〇ナが走ります。水中に手をやると掴める程うようよ。今は禁漁期なのでスルーしますが、夏だったら食べてたかなあ。
水線と稜線がほんの十数メートルほどの高さで並行している珍しい地形の場所を過ぎると流れは気持ちのいい平地を大きく蛇行していきます(大平の由来?)。辺りをキョロキョロしながら歩くのですがノコは残念ながら見つかりませんでした。そろそろ左門岳かな、という所で左の支流に入り、登山道を目指します。
最後は少しだけ沢藪を漕ぐと登山道に飛び出しました。左門岳には寄らず、そのまま登山道を下ります。心なしか昨日より紅葉が進んでいるような気がしました。
再び谷に降り、古い道型を拾って登山口まで歩きます。そしてその後も長~い林道を歩いて上大須ダムまで。谷はまったりだったけどアプローチと下山が疲れました。
それでも何とか日が暮れるまでには車に戻る事が出来ました。お土産に出来る程のキノコは採れませんでしたが、素晴らしい紅葉に包まれ二日間まったりと過ごす事の出来た良い週末、なんだか充電出来たような気がします。
次は魚釣りが出来るようになって訪れたいなあ。参加の皆さんありがとうございました。
記)たろー
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