台高 白倉又谷 沢登り 2020.09.05

20200905白倉又谷19
30m滝


<メンバー>
たろー、たばっち、こうじ

<コース>
筏場P(7:50)~林道終点(8:30)~白倉又谷~湧水の滝・昼食(12:10~12:40)~馬ノ倉谷出合(13:40)~30m滝下(14:10)~左岸杣道~林道終点(15:05)~筏場P(15:35)


台風の影響で、たろーさんの明神岳バリエーション山行が中止になり、日帰り沢登りに参加させてもらいました。
ちょうど行きたいと思っていた白倉又谷!やったー(*^▽^*)

最近の鈴ハイ沢ブームの様子から、また凄い人数が集まるのかなあと思っていたらまさかの3人。
えー?台高の名渓、天下の白倉又に3人〜!!?最近の若いモンは分かってないなぁ。

とは言ってもあまり大人数の沢は1箇所で時間がかかってしまうので、スピードアップが求められて最後の方は下山時間を気にしながら駆け下りたりしなからばいけないので、3人くらいがちょうどいいですね、先生。

登山口の筏場駐車場は林道の終点ですが、途中の管理人事務所の前にコーンが立っていて、その関所で駐車場代を600円を支払ってから進むようになっていました。以前は車が通るとおじいさんが自転車で出動して、数百メートル離れた駐車場まで徴収しにくるスタイルだったので、とても効率的になりました。

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桴場Pより出発

駐車場に着くと、止まっていたのは1台のみ。キャニオニングツアーは今日は無いのかな?

沢装備に着替えて出発しますが、実は今日は(今日も?)腹の調子が悪いわたくし、途中の道の駅で朝のおつとめは済ませましたが、なんだか胃がムカムカします。林道を歩いているうちにましになってきましたが、入渓すると体が冷えて気持ち良くなり元気になってきました。まさにマイナスイオン効果?自然治癒力ですね。

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ここから大台ヶ原への道が続いています(今は廃道)

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林道終点から入渓

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さあ、スタート

こうじさんはラピッドラッシュだったので「おへそがちめてー」と言っていましたが、フラッドラッシュのわたくしはちょうど良かったです。この沢も前鬼や神童子と同じく上流に湧水が入っているので、まあまあ冷たいですが透明な美しい水で気持ち良く歩けます。

鮮やかな苔が岩にはりついていて、広葉樹に囲まれた谷は神秘のグリーンワールド!癒されます。

前に怖いと思った滝の横のリッジを登る場所はたろーさんに先に登ってもらって確保してもらってもやっぱり怖かったですが、怖いなりに滝の崖っぷち側を岩を掴んで登った方が登りやすいと思いました。次はトップで登れるかなぁ?落ちても下は水なので何とかなりそうです。

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左のリッジを

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ロープを出して登る

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ゴルジュに突入か

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釜を泳いで対岸へ渡る

そのあとのゴルジュを越えられないかな?と際どい場所をトラバースして上流へ巻こうとしましたが、ちょっと違っていたみたいで元の水流に戻って普通に右岸を登ると見覚えのある景色に。

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神秘のグリーンワールド

滝の上の釜になっている落口をへつりながら左岸へ渡ります。ここもたろーさんが先にロープを引いて行ってもらって、私は2番手で両側から確保してもらいながらプルプルと渡りました。ここの釜を作る滝も水量が多く迫力でした。

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滝壺の淵を渡る

難所を越えて一安心して上へ登っていくと、5年前に落石事故のあった現場にたどり着きました。えだちゃんが怪我した石はまだ残っていて、脆そうな岩がまた抜けないようにそーっと登ります。

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5年前の事故現場

そのあとは前回簡単に進んだようなイメージでしたが、何だか際どいところを残置ロープで下降してロープを張ってトラバース、さらに懸垂下降で河原に下りたら癒しの湧水コーナーに。ここでお昼休憩にしてもらいました。たろーさんが初めて来た時は水線を登ってきて、少し下流に見えている大岩の下を潜って上がってきたそうです。

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残置ロープで降りるが

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いやらしいトラバース

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最後は懸垂で

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谷に戻ります

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湧水の滝は癒しゾーン

今日は最近購入したゴープロで遊んでます。湧水の周りをグルーっと撮影。あー♪癒しの世界です(*^^*)
途中で電池が無くなったので交換しました。

そこからは少し水温が高くなって、じゃぷじゃぷと歩いていくと、馬ノ鞍谷出合の滝に到着。ここも大迫力ですが、この上にわたくしのお目当ての30m美滝があるのです。たろーさんはあえて難しい藪から登ろうとしましたが、私たちが越えられそうに無いので戻ってきて右側のルンゼから登り直しました。

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馬ノ鞍谷出合の滝

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近くから巻こうとしたけど

ついに30m滝!前を行くこうじさんが滝に向かって進んで〜…と、クライマックスを迎える直前でゴープロの電池がまたもや切れた!

わー(*_*)後半に動画撮りすぎました〜。
miu先輩の言うように一日中撮ろうと思うと、バッテリー予備が沢山いるようです。

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30m滝

ソーシャルディスタンスで記念撮影して、ここからは杣道を辿って林道に戻るだけですが、私はここで登りすぎてしまい、変なところをトラバースする羽目に。元の道に戻ったら歩きやすい登山道レベルの踏み跡を進んであっという間に林道終点へ。

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ソーシャルディスタンス?

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下山は杣道で

そこから駐車場までガチャガチャと歩いて帰ると、ちょうどキャニオニングツアーの終了したところで、ツアー客の集団と鉢合わせしてしまいました。先方さんも装備を解除して引き揚げて行ったので、やばい!入之波温泉めっちゃ混むかも(汗)と慌てましたが、終わりがけギリギリの温泉は空いていて、快適でした。

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久しぶりに入之波温泉へ

今回は沢の中で色んなものを奉納してしまったけれど、また回収に行きたいな。もう無いかな(^◇^;)
杣道を辿れば大滝にも簡単に行けるので、写真メインでゆっくり行くのも良いなーと思いました。

ドンピシャなタイミングで企画してくれたたろーさん、いっぱいフォローしてくれた、こうじさん、楽しい1日をありがとうございました(*´∀`*)

記)たばっち

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