七の渡しで垂直移動勉強会 2020.7.19

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<メンバー>ジュリ、なお、ガビ、くろ、たばっち、めぐち、おりえ、さやか

<場所>御在所 七の渡し


梅雨がなかなか明けない中、天気予報が急に好転して、急遽御在所岳にある七の渡し近くの岩場で垂直移動勉強会が開催されました。

前日から雨は降っていないものの、日の当たらない岩壁はしっとり湿っていて見るからに滑りそう・・。トップロープの設置の為にリードで登ったくろさんからも、今日は滑るとのコメントで、もう今日は見学だけでいいんじゃない?・・とか、登る前からいきなり戦意喪失気味の私(笑)
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 <リードで行きます>

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 <続いていきます>

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 <私も続きます!(このあとヒルにやられていることが判明・・・泣)

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 <トップロープ支点の説明をします>

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 <では、トップロープ支点を仕掛けてきます!>

でもみなさん次々にチャレンジしていきます。
私も勇気を出して、左側のコースからチャレンジ。
登ってみたら、見た目通り滑り気味の岩につま先を預けたり手をかけるのが、めちゃくちゃ怖い・・。でも登るしかない・・。ビレイヤーのさやかちゃんに、ロープのテンションを「バリ固」でリクエストして、勇気を出して一歩一歩登っていって、かなり長い時間をかけてようやくクリアできました。ほっ・・。
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 <バリ固で登ります>

ここでくろさんから、私とさやかちゃんに登り方のレクチャーがありました。
私とさやかちゃんは、登るときにホールドを持つ腕の力にだけ頼って登ってて、その登り方だと、ちゃんと持てるホールドがない場所だと登れなくなってしまうとの事。
正しくは、右足を踏み出す場合、右足つま先をすこしナナメに置いて腰を岩の方に入れながら膝を右の方に思い切って突き出して重心移動しながら膝を延ばす。この時に手にはほとんど力が入ってない状態でつま先だけで自分の体を支えている状態になるようにすると、足の力で登ることができるそうです。
確かにくろさんの動きを見ているとしっかり重心移動できていてとっても動きがスムーズ。
あとホールドの持ち方も、指の第第二関節を曲げて第一関節をそらせた状態で岩を持つと保持力が全然違うと教えてもらいました。(カチ持ち、というそうです)

その後、くろさんにビレイをしてもらいつつ、下から動きを教えてもらいながら登ってみたら、ちょっとだけ重心移動ができた気が!くろさんからも、だいぶ動きがよくなったと言ってもらえて、めっちゃ嬉しい( ̄▽ ̄)
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 <動きが良くなってる(^^)>

その後もみなさん交代で何本かづつ登ります。
くろさんは敢えての大きめアプローチシューズでヌメヌメの箇所にチャレンジしてみたり、なおさんとじゅりちゃんは難易度の高そうな岩の箇所にチャンレンジしたり、私は重心移動を意識しながら登ったり、とそれぞれが自分のレベルに合った練習ができてとても充実の勉強会になりました。
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 <ヌンチャクを掛ける練習をする人>

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 <沢足袋で登る人(笑)>

最後にくろさんから、登ってトップロープの支点を回収して懸垂下降で戻ってくるように、との指令が私に・・。
手順は頭に入ってるし大丈夫!と思ってたけど、いざ行ってみると高度感のある狭い足場での作業は緊張の連続!支点のカラビナが、自分のセルフビレイのカラビナに引っかかってなかなか回収できなかったり、ロープダウンで無駄な動きをして時間を食ってしまったりと、イヤ~な汗をたっぷりかきました(笑)
でも、とてもいい経験ができて本当に良かったです!
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 <トップロープ支点の回収に挑戦中>

翌日、指の第一関節が筋肉痛になってました。カチ持ちで登れた証拠かな?(笑)

今回も丁寧に指導してくださったくろさん、そしてご一緒頂いた皆さん、ありがとうございました!

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 <お揃いのTシャツで記念撮影>

記)おりえ

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