鈴鹿バリエーションハイキング 御池岳(山の恵みを探して) 2019.11.17

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紅葉の中を


<メンバー>
たろー、いさお、パロチン、シズ、toyo、miu

<コース>
御池橋(8:15)~ゴロ谷~第4尾根取り付き(9:10)~天狗の鼻(10:50)~昼食(11:30~12:10)
~元池(12:30)~ヒルコバ(13:10)~鈴ヶ岳(13:20)~P894(14:10)~P806(16:15)~御池橋(16:40)


 11月中旬は山の恵みを探して鈴鹿の山をさまようのが恒例。しかし、ネットの情報では、数年前のナラ枯れ発生を起点としたナメコの大量発生は収束しつつあるようで、以前のような大漁は期待できないかも・・。ということで地形図を眺めながら少しでも期待出来そうなコースを眺めながら考えます。 条件は広葉樹林の谷筋の斜面、尚且つ人のいないところ・・・。ということで、1回目は御池岳西面に決定。

 石榑トンネルを超え、政所から蛭谷、君ヶ畑と木地師由来の集落をたどって御池橋に車を止め出発。まずはゴロ谷を詰めます。

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御池橋で本日のコース確認

 穏やかだが砂利の堆積したゴロ谷下流部は沢としての遡行価値は有りませんが、今日はハイキング。斜面の倒木をキョロキョロ眺めながら歩いて行きます。

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ゴロ谷を歩く

 ちょうど朝日が谷の中に差し込み紅葉が輝きます、しかし目当てのものは見つからず、目ぼしい倒木にはすでに先人に収穫された痕跡が・・。なんの成果もないまま、ゴロ谷第4尾根にとりつきます。

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紅葉が美しい

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第4尾根へ取り付く

 ゴロ谷第4尾根は下部に一部植林があるが中ほどからは雰囲気のいい広葉樹が広がります。半ば落葉した林の中をキョロキョロしながら登って行きますが目当てのものはやはり見つかりません。傾斜がどんどん急になってきて2足歩行で登るのはきつくなり、最後はモンキークライムでボタンブチの横、天狗の鼻に突き上げました。

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第4尾根はいい雰囲気

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探索中

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見つからない~

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ちょっと休憩

 さすがにテーブルランドまで上がると沢山のハイカーで賑わっています。我々は頂上(丸山)には立ち寄らず、テーブルランドの西の端をキョロキョロしながら歩きます。途中昼食休憩をしたあとは日本庭園、元池に立ち寄り正統な鈴鹿ハイキングも楽しみました。

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テーブルランドに出た

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T字尾根

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記念撮影

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テーブルランドの西を歩く

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昼食

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何故か木に登るパロチン

 下山ルートの伊勢尾を目指す為にアザミ谷の源頭まで下りましたが、伊勢尾へ取り付くには怪しいトラバースが予想されたので、「yamapには軌跡があるよ」という助言を信じ、ヒルコバから鈴ヶ岳へ登り返します。

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日本庭園へ

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苔が美しい

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元池へ

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ヒルコバ

 鈴ヶ岳から伊勢尾への下りは泣きそうなくらいの急降下。再びモンキークライムダウンで何とか下って行きますが、こんなの絶対ルートじゃない・・。傾斜が緩くなって無事に尾根に乗った時は本当にほっとしました。

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急降下!

 しかし、ここまでは何の収穫もありません。最後の望みをかけて谷側の斜面をのぞき込みながら歩いて行くとやっと見つかりました。A4のジップロップ半分程は収穫でき、何とか坊主は避けられたもののこれでは「山の恵み山行」とは言えないなあと思い、欲を書いてアザミ谷に降りていったのが大失敗。ゴルジュに阻まれて再び登り返すハメに・・・。何とか日没までには下山出来ましたが反省です。

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やっと見つかった

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何とか坊主は免れた・・

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しかし・・・

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何とか日暮れに間に合いました

 山の恵みは何とか坊主を免れた程度でしたが、久しぶりに鈴鹿のバリエーションルートを歩く事が出来、なんだか初心に帰ったような(個人的には)楽しい山行でした。

 しかし、山の恵み探しは時期にしろエリアにしろ、何かが違ったみたい。次回はもう少し考えます。参加の皆さんありがとうございました。

記 たろー

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