ロープワーク講習会 2019.9.28


<メンバー>なお、なっぴー、くろ
<時間>8:00~15:00
<場所>鬼が牙
<内容>
 1.ハーネスの付け方
   緩みなく付ける
 2.使用するロープの確認方法
   ロープの種類、傷の確認
   ロープの太さと伸びの関係
 3.ロープをハーネスに結ぶ
   エイトノットを正しく結ぶ。
 4.セルフビレイのセット
   メインロープをクローブヒッチで&PASなどでバックアップ
 5.余ったロープの振り分け方、しまい方
 6.クイックドローの掛け方、ロープクリップの仕方
   左右どちらの手でもできること。
   ロープの流れを意識すること。
 7.間違ったクリップをした場合の危険性
 8.落下係数
   https://www.alteria.co.jp/sport/fallfactor-impact-theory/
 9.ビレイの基本練習
   トップロープで確保された状態で、リードとビレイを交代しながらリードクライミングのビレイ練習をします。
 10.ビレイからの自己脱出
  クライマーが不測の事態に陥った時に必要です。
 11.クライマーを見ないでビレイする方法
  クライマーが見えない状況はよくあります。
  ロープの動きだけでクライマーの行動を予測します。
 12.3人で登る方法
 13.カムのセットと回収
 14.マルチピッチの支点構築
  セカンドクライマーを引き上げる方法


<参加者の感想>
初めてのロープワークでした。
クライミングは相手と自分の命に関わる技術ですから、僕も真剣です。
ロープの点検から始まり、ロープの結び方、カラビナの使い方、ATCの使い方、セルフビレイの取り方、ハーネスの装着へと進んでいきます。
結び方はダブルエイトノット、フィッシャーマンズノット、クローブヒッチなどを繰り返して練習していきます。完成したつもりが亜型だったなんてことがありました。手続き記憶ほどに慣れ、形を判断する癖を付けないといけません。
いざという時に緩んだり、切れてはいけません。
ここまではくろさんが丁寧に指導して下さいました。有難うございました。

さて、本日は鬼が牙です。なおさんも合流して一緒にロープワークを始めます。支点を作り、スムーズにクライムし、リードロープを張るなおさんと、ATCを巧みに使いロープ出しをするくろさんに釘付けです。
クライマーをみがちですが、ビレイヤーをしっかりと見ることが大切とのこと。
適切なタイミングでのロープ出し、張り込みなどビレイヤーの仕事は盛り沢山です。
後でやってみましたが、こりゃ登るのも命綱をだすのも大変です。
まさに一心同体の縄職人ですね。
本日は、2回クライムする機会がありましが屋内クライムしかしたことのなかった僕には忘れられない経験となりました。はっきりとした目印はなく、次のカラビナをかけるポイントまで、進んでいきます。
リードを張る先行者の気持ちを感じることができました。カラビナにロープをかけるまで、一足一足の運びが慎重になり、緊張が身体に走ります。
初心者向けの岩でしたが、己の技術への不安が恐れを助長しました。練習します。鬼が牙は非常にいい岩でございました。

くろさん、なおさん有難うございました。
終了後は鈴ハイ行きつけのクライミングショップでマイハーネス、マイカラビナ、マイATC、マイスリング、マイ練習用ロープの購入をお手伝い頂き、やる気も倍増しました。

初めたばかりですので、今後とも講習会に参加し、研鑽して参る所存です。今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。

なっぴー(記)

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