≪メンバー≫
たばっち、こうじ、おすぎ
≪コース≫
◆14日
鍋平駐車場(4:00)―新穂高登山センター(4:35~4:50)―わさび平小屋(6:08~6:24)―シシウドヶ原(9:18~9:30)―鏡池(10:25)―鏡平山荘(10:43)―弓折乗越(12:06)―花見平(12:25)―双六小屋(13:00)
◆15日
双六小屋(4:13)―双六岳(5:36~5:47)―丸山(6:36)―三俣蓮華岳(7:11)―三俣山荘(8:41~9:13テント設営)―黒部源流碑(9:40)―岩苔乗越(11:12)―ワリモ北分岐(11:25)―水晶小屋(12:33)―水晶岳(13:14~13:39)―水晶小屋(14:09)―ワリモ北分岐(14:43)―ワリモ岳(15:14)―鷲羽岳(15:55)―三俣山荘(16:55)
◆16日
三俣山荘テン場(4:20)―三俣峠(5:08)―双六岳中道分岐(6:23)―双六小屋(6:36)―弓折乗越(7:55)―鏡平山荘(8:58)―鏡池(9:12)―わさび平小屋(11:30~12:21)―新穂高温泉(13:20)―鍋平駐車場(14:00)
【DAY2】
3連休を利用した双六・水晶・鷲羽岳の縦走です。
まずは出鼻から駐車場問題の洗礼。
午前3時にもかかわらず、駐車場難民の車が多数!
我々はなんとか極狭スペースに停めれました。
そのまま日が昇る前に出発です。
初日は双六小屋を目指します。
日が照って暑くなる前になるべく距離を稼ぎましたが、
日が出ると、やっぱり暑い・・・
じりじりと日に照らせれ
体力を削られる中、休憩を入れいると、
それぞれ個人山行で訪れていた
くろさんとふみふみさんと遭遇!!
こうやって山で会メンバーに会うと
なんだか嬉しくなります。
鏡平小屋ではかき氷をガマンし
テン場争いのため先を急ぎます!
雲ひとつない槍・穂高を背に
ホントに気持ちよく双六小屋を目指して歩きます。
色とりどりのテントが並ぶ小屋が見えて
自然と足取りも軽くなります。
小屋に到着し、テントを設営。
ひと休みしながら、後発の双六1泊組を待ちます。
待ちます。
待ちます・・・
あれ来ない!?
何かあったのかと心配してたところに
みなさん元気に合流し、ホッとひと安心。
(登山口での集合トラブルでの
スタート遅れだったみたいです。)
夜ゴハンは、今回もまた
リーダーの創作料理を美味しくいただき、
1日目の工程を無事終えました
記:おすぎ
【DAY2】
2日目の朝、まだ暗いうちから行動開始です。
テントを三俣山荘のテント場に移動させるので、撤収してパッキングします。
たろーさんたちはテントはそのままに双六岳ピストンです。軽そうで羨ましい〜
真っ暗な中をヘッドライトを灯した登山者がゾロゾロと登っていきます。私は歩くのが遅いので、後ろから人が来ると邪魔してしまうのが気になりちょっと避けたりペースを早めたりしていたら、だんだんと気持ち悪くなって来て……毎度お馴染みの◯◯タイムです。
少し休憩して(普通は休憩するようなタイミングじゃないけど)とりやさんの小屋泊ザックと交換してもらって、何とか山頂広場まで登ることができました。
朝からこんな調子で、この先どうなるのか?と三俣山荘待ってますも視野に入れつつご来光を待っていると、だんだんとスッキリして来て、日の出と共にまあまあパワーが湧いてきました。
たろーさんチーム、とりやさんと互いの検討を祈りつつお別れをして、三俣蓮華岳へと続く稜線を歩き始めました。
やっぱり稜線は景色が良くて気持ちいい〜
自分のペースでゆっくり歩かせてもらい、緩やかなアップダウンで三俣蓮華岳へ。すれ違う人たちは結構な割合で紺色の水晶Tシャツを着ています。こうじさんは欲しいーとテンション上がってます。
三俣蓮華の山頂では韓国からの登山者と一緒になったので、写真を撮ってもらいました。
合言葉はキムチー
日韓関係が微妙ななか、こうやって日本の山に登りに来てくれる人もいるんやなーと嬉しくなります。
三俣蓮華岳からは黒部五郎岳への向かう道もありますが、私たちは三俣山荘へと下ります。地図を見てシミュレーションしていたときは山頂からすぐのイメージでしたが、結構急な下り坂を下りて、巻道との分岐を過ぎて更に少し先でした。
三俣山荘に着くと個人山行でソロで折立から入って先に到着していたもっちゃんが待ち構えていました。昨日追い越して行ったふみふみさんはテントはありますが姿がみえません。温泉コースに行かれたのでしょう。雲ノ平に行くと言われてたくろさんもテントのみ残して出発されているようです。
私たちもテント設営して、黒部源流コースで出発します。沢沿いの涼しい道を下って下って、さらに下って……え〜(・・;)下りすぎと違いますか〜?
期待していた黒部源流の標識は思ったよりあっさりしていました。
下った分だけ登り返しもあります。
えらい…。。
前にやっさんがテントを背負って先まわりしてくれたから楽なコースかと思っていたけど全然楽やないやん、改めてありがとうやっさん(^^;)
途中で何度も休憩取らせてもらいながら、沢の水を被りながら、何とか岩苔乗越へ。縦走中の登山者たちが水を求めて下りてきていました。散々休憩しながら登ってきたのにさらにここでも休憩取らせてもらい、稜線コースへ。
見晴らしが良くなると、気持ちも楽になり緩やかなトラバース道をスタスタ歩いて水晶小屋へ。こうじさんとおすぎさんは力汁、私はネクターで小休憩していよいよ水晶岳に登ります。
岩を登るところもあり、慎重に進みます。登っている最中に白いキラキラした石が落ちていて、一瞬お宝か!?と期待しましたが、宝石一歩手前のものでした。
そうこうしているうちについに水晶岳に到着!岩場で狭いので、休憩する時に岩の隙間に水筒を落とさないように気を使いました。
ついにきたでー
やったでー
水晶岳は見晴らし良く、心地よい場所でしばらくのんびりしていたかったけど、すでに13時半で三俣山荘までの長い距離を帰らなければいけないので、後ろ髪を引かれながらも山頂を後にします。
水晶小屋を越えてしばらく歩くと団体さんとすれ違いました。水晶小屋に泊まるのでしょうか?ちょっと疲れ気味の人もいてもう少しだから頑張って〜と、心の中でつぶやきます。
そして、人がバテてるのを見ると少し元気になるわたくしですが、ワリモ岳へは登り返しが始まります。一歩一歩、ゆっくりと。。鷲羽も登り返しとなるのですが、実は全体の行程からすると標高差はそれほど無くて、頑張れば何とかなるレベルです。
時間も時間なのですれ違う人もなく、2人に追い抜かれたくらいでとても静かな登山道です。そしてだんだんとガスが湧き上がってきて、稜線の左側は雲に包まれていきます。登山道が消えないうちに帰らなきゃ〜
と、右はお天気、左は曇りの時にどうなるのかというと、何とブロッケン現象を見ることができました。はじめてのブロッケンに大興奮!1人1つの日輪が影に映っていて、アレは自分のだ!いや、こっちの方がハッキリしてるぞ!とわーわー騒ぎながら山頂へ。
お約束の鷲のポーズで撮影するものの、バックが真っ白になってしまって残念。
その後下山途中は一瞬晴れたりまたガスったりとしながら、尾根を流れる雲も見られて珍しい光景に興奮しながら三俣山荘へ。前に伊藤新道から来た時の分岐を過ぎて、山荘でまたネクターを買って、もっちゃんの横のテントに帰ってきました。ふみふみさんも戻ってきていて、高天ヶ原温泉と雲ノ平に行ってきたようですがとっても元気です。すげぇ。。
鷲羽池はかろうじて見えた(この後すぐにガスの中に消えていった)
夕飯はカレー。お肉の代わりに大豆の肉を使いましたが、ちょっと物足りない。カレーなら味がしっかりしてるからごまかせるかと思ったけど、やっぱり普通の肉じゃないと美味しくないかな。
2日目は昨日暑すぎたので薄着で寝ました。快適!
明日は下山だけど、お天気が心配。おやすみなさい〜。
記:たばっち
【DAY3】
3時前から起きて早立ちの準備、周りでもゴソゴソ準備しておりアルプスの朝は早い。
4:30ごろにテント撤収してお世話になった三俣蓮華のテン場からヘッデンスタート。いきなり登りですが、ひんやりと涼しくて快適。前日登った三俣蓮華岳と双六岳は巻いていきますが、双六小屋に着く前に霧雨でしっとり。
カッパ着ようか悩みましたが、ザックカバーだけセットして双六を超えていくと、前方に青空が現れ、槍も頭を出してきました。山の上に、雲の厚い層があり、その上は青空が広がります。幻想的な雲🌤弓折乗越ですっかり晴れになりました。こりゃついてるぞ(^.^)
鏡平山荘の頃はすっかり快晴でかき氷日和に。練乳とソーダアイスのトッピングで、幸福のひと時。食欲に火がつき限定20食のかき揚げうどんも続けて頂く!かつお節たっぷり乗っておいしかった。
酸素が濃くなるにつれてたばっちの下山スピードアップ、⤴️とっても軽快!暑いのでついてくのえらい(°▽°)
わさび平できゅうり食べよと思ったら売ってない、品切れ⁉️ダメ元で聞いてみると「ありますよ」ラッキー❤️おいらのためにとっておいてくれたのね。(と勝手に解釈)
残ったおつまみや食材も出してまったりブレイクで長居してしまいました。
なかなか行く機会を持てなかった北アルプス最深部のロングコース、天候に恵まれ絶景絶叫三昧でした。たばっち企画はバッチリ計画は素晴らしかった、ありがとう。前から後ろ遠景からとか普段と違う自然な玄人写真をたくさん撮ってもらい感謝です。
記:こうじ
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