<メンバー>
ふみふみさん、つよっさん、やっさん、もっちゃん
<コース>
2/23 須砂渡ゲート(6:50)~鉄塔(8:05)~2100m付近テント適地(13:05)
2/24 テント適地(4:30)~前常念岳(6:45)~常念岳(7:50)~前常念岳(8:45)~テント適地(10:30-12:00)~須砂渡ゲート(16:30)
1日目
常念岳東尾根という冬季限定ルートにチャレンジしてきました。
登山口である須砂渡ゲートから1時間ほど林道を歩き、「高瀬川線No63」の標識から取りつきます。
しばらくすると鉄塔が現れ笹ヤブを進んでいくと、少しずつ雪が深くなってきました。トレースがしっかりついていて迷う心配なしです。
初日はほぼ樹林帯で、テント適地まで標高1400mをひたすら登るのみ。天気がだんだん悪くなってきて途中から小雪が舞ってきましたが、もともと展望のない尾根なのでガスガスでも気になりません。歩荷訓練のごとくひたすら登り続けました。
テント場は標高1900m付近、2100m付近に点在していますが、5テンを張れる場所は少なかったです。この日見たテントは5張りほど。意外と入ってるなぁと思いました。さすが人気ルートですね。
2日目
行動時間が10時間オーバーなので、日の出前に出発です。10分ほどで森林限界をぬけると前常念岳がお目見え。
月明かりはきれいだし、安曇野の街の夜景はきれいだし、朝から最高の気分。地平線がオレンジ色に染まっていくのを見ながら標高を上げていき、これまた素敵な御来光を見ることができました。
前常念岳からしばらくいくと常念岳へ続く稜線が見え、心地よくアイゼンを効かせながら最後の急斜面を登りきると、絶景の頂上が待っていました。風も弱く青空が広がり360度の大展望。この日は風にも天気にも雪質にも恵まれ、最高のコンディションでした。
帰りの前常念岳からの下りがこの日の1番の核心部分。かなりの急斜面を転げ落ちないようにフラットフィッティングを心がけ、慎重に下りました。なかなかの緊張感。行きはよいよい帰りは怖い…ですね。
あとはテント場までサクッと下り、テントを撤収して駐車場まで戻るだけ。なのですが、気温が上がり雪がぐずぐずで歩きにくいし、暑くて暑くて快適な下山とはなりませんでした。
しかも話に夢中になり途中でルートをミスってしまい、ヤブヤブに迷い込んでしまいました。ミスった人が何人もいたらしく、薄い踏み跡があったのですがそれも途中で消えてしまい、背丈以上の藪をかきわけかきわけなんとか稜線に復帰。
最後の最後につよっさん好みの冒険をしました(笑)
初めて厳冬期に北アルプスに登りましたが、条件が厳しいとこんなに簡単に登ることはできないと思います。今回はすべてに恵まれていてラッキーでした。またこの時期にいろんなところにチャレンジしてみたいです。
記)もっちゃん
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