<メンバー>
たろー、もっちゃん、ふみふみ、aya
<コース:1日目>
馬場島(8:20)~ブナクラ谷~ブナクラ峠(13:40)~赤谷山取り付き・撤退~テン場(16:30)
赤谷山(あかたんやま)へ残雪登山に行ってきました。
当初の計画は
1日目・・馬場島~ブナクラ谷~ブナクラ峠~赤谷山でテン泊▲
2日目・・赤谷山~赤ハゲ~白ハゲ~大窓~馬場島
「道なき道のバリルートを楽しみましょう♪」っと、なんともワクワクする企画(∩´∀`)∩
道なき道をを突っ込む、冒険的な登山が好きな私にはなんとも魅力的な企画でした。
が・・。
想像以上の道なき道(進めない道?)を突っ込む事になろうとは・・(;・∀・)(笑)
馬場島は、早月尾根や猫又山方面への登山口でもあります。
(早月尾根で劔にも登りたいし、毛勝三山も気になるな~♪)
と思いながら、今回は劔の大展望を拝みに赤谷山へ出発!
残雪の中途半端な雪渓を登って行きました。
中途半端な雪渓で気を付けなきゃいけないのが
表面だけ雪が固まってて下が空洞な場所
川にドボンするのが嫌だったので、
落ちないように気を付けて歩いていたんだけど
進む道がわからなくなって、彷徨ってる時に
木に巻かれた赤テープを発見できたのが嬉しくて
1人で突き進んで行ってしまった結果
また落とし穴?に落ちました(;´Д`)
幸い、落ち所が良くて大事には至らず・・
注意力足りな過ぎで反省・・;
途中、水しぶきを浴びながら水の中を登っていく道も登場!
気分はプチ沢登り~♪♪
感じの良い登山道だったんだけど
登りでバテた私のペースが上がらない;
「シャリバテじゃない??」
と言われ
「昨日の夜、エノキしか食べてないからかな~・・?💦」
って言ったら
「それ!これからエノキ禁止ね!!」
と、登山前の3日間はエノキ禁止令が出ました(;^ω^)
ちなみに私は、シャリバテじゃなくて
持参したスムージーの中に入ってたチアシードが、
胃の中で飲んだ水分を吸収して
血液の中に水分が取り込まれなかった結果
バテたんじゃないか・・・;
と密かに思ってました。
(冗談じゃなく、けっこう本気で・・^^;)
稜線手前の最後の急登のゴーロを抜けて稜線に出ると
穏やかなお地蔵様がお出迎え(*´▽`*)
そして、後立山連峰がドカンと目に飛び込んできました
(この稜線に上がった瞬間が1番感動!)
私以外のメンバーは、今年のGWに
唐松岳~爺ヶ岳まで縦走してきたばかりなので
自分達が歩いた稜線を反対側から眺める事ができて嬉しそうでした^^
稜線を歩いて行くと、広くて見晴らしの良い広場が!
後立山連峰の山脈と、横には立派な猫又山と赤谷山
「ここにテント張っても良いよね~^^」
「でも、やっぱり劔の真横がいい!!」
って会話をしながら、劔の真横にテントを張る為に
赤谷山の山頂へ向かって歩き出しました。
ところが・・
雪渓で道を見失って、藪の中に突き進んだ結果
とんでもなく激しい藪漕ぎに・・(;”∀”)
今まで私が、激ヤブと表現していた道は
激ヤブなんかじゃありませんでした。
この日が、正真正銘の本当の激ヤブだったと思います(;^_^A
藪こぎって、思いっきり突っ込めば
進めると思ってたけど大間違いでした。
今回の藪は、思いっきり突っ込んでも前に進めない;
ザックやストック、大きな身体が笹に引っかかって
1メートル進むのにも一苦労
せっかく1m進んだと思っても
急斜面と強力な笹に押し戻されて、元の場所へ・・。
・・・・・。
きっと、このまま進んでも
来た道を戻る事になりそうだと察した
私ともっちゃんは、タローさんとふみふみさんが
偵察に行って戻ってくるのを、2人でそっと待ってました。
しばらく待っていると
「撤退~!」との声が聞こえてきたので
来た道を戻る事になりました。
※あまりにも厳しくてこの間写真ありません・・・
今日は時間も遅くなっちゃったし
さっきの展望の良い広場でテントを張って
明日、再度アタックしよう!って事になりました。
素晴らしいロケーションのテン場で私は大大満足(∩´∀`)∩
テントの横に、雪で小さなテーブルを作って外で乾杯
テーブルを囲んでの会話が、これまた優しく楽しい会話!
ポジティブな会話は幸せな気持ちにさせてもらえます♪
ポジティブって素晴らしい!
夕日に照らされていく後立山連峰をみながら夕食タイム
夕食は無難に鍋&インスタントラーメン
後から聞いたら、今回の登山のサブテーマは
「剱を眺めながら、美味しい食事を食べよう!」
たっだらしい・・( ̄▽ ̄;)(汗汗汗)
次回はもっと美味しい食事&おつまみを用意して行こう・・(;^ω^)
※美味しかったよ
<2日目:コース>
テン場(6:00)~赤谷山(8:00~9:30)~テン場(10:30)~ブナクラ峠(12:00)~馬場島(15:00)
昨日の激藪を体感して
赤ハゲ・白ハゲの周回は無理だと判断し
余計な荷物をテント内に詰め込んで、
ザックを軽くして山頂を目指しました。
なんやかんやで、やっぱり藪漕ぎ・・
でも、昨日の激ヤブと比べるとだいぶマシ!
ヤブを這い上がって行ったけど
またもやルートミスで来た道を戻りました(^^;(笑)
雪渓とヤブをせっせと登って~・・
赤谷山山頂に到着(∩´∀`)∩!
剱岳が近い!!
剱岳の奥には、奥大日岳と大日岳
そのまた奥には、薬師岳も見えてました。
剱岳もかっこよかったけど、その手前の
赤ハゲ・白ハゲ・大窓・池平山・・
って続く稜線もかっこいい!!
下山時、急な雪渓は後ろ向きに慎重に降りました。
私、今まで雪渓を後ろ向きに降りた事は何度かあるけど
今回の、この雪渓が1番降りにくかった・・(;´Д`)
雪面が、今まで降りた斜面に比べて
硬かった事が1番の理由だと思います。
(ちなみに、皆が言うには、今回は柔らかくて降りやすかったとの事・・(^^;)
確かに、アイゼンの先が、
ちゃんと雪に引っかかってくれてたし
階段みたいに、チョコチョコ降りて行く事ができたけど
もし、これがアイスバーンで、
アイゼンが引っかからない状況だったら
私には、どう頑張っても下山する事は不可能・・。
アイスバーンじゃなくても、今日より雪面硬かったらもう無理。
そしてそして、何より助かったのが
荷物をデポしてきたので、ザックが軽かった事!!
(昨日、道に迷って時間オーバーになって良かった(;^_^A)
そ~し~~て~~~・・
私の嫌いな、雪面のトラバースも続きました。
雪が柔らかかったから何とか歩けたけど
固かったら、どうやって歩けば良いんだか・・・(汗)
登りで、ノロノロと迷惑かけまくりだった私ですが
降りでも、いつものノロノロっぷりを大発揮!
何度スリップして転びそうになった事か・・。
(何度か転んでたけど・・(^^;)
沢の水の流れが、昨日より勢いを増してるような気がするな~・・;
と心配しながら下山しました。
案の定、昨日よりも川が増水してて
渡れそうな場所が見つからないので、しばらくウロウロ・・。
どうにか渡れそうな場所を見つけたけど
パっと見、私には、ど~見ても渡れるように見えない(汗)
たろーさんが、重いザックを背負ったままで
向こう岸までジャンプして渡りました。
(ひぇ~~・・よく渡るなぁ~~(◎_◎;)!!)
と、後ろから見てた私が1番ドキドキ・・
女性陣は、荷物背負ったままで渡るのは怖いので
先に渡ったタローさんに、荷物を先に受け渡して
空身でジャンプして渡る事になりました。
その荷物の受け渡し現場を見てるのが
これまた心臓に悪かった(;´Д`)
もし、この場に助けてくる技量を持ったメンバーがいなかったら
どうしたら良いんだろう・・・と、
この後、ずっと考えながら下山してました。
ふみふみさんと、もっちゃんのザックを
向こう岸に手渡して、最後に私のザックを
もっちゃんがタローさんに手渡してくれました。
私のザックを手渡された時のたろーさんの反応が・・
「軽っ!!」
傍から見てても一目瞭然
私のザックの受け渡しの時だけ
楽々、ヒョイッと持ち上げて
飄々ととしてました(;^ω^)
いや・・私としては、これでも重いんです。
下山では、荷物の重さのせいで
バランス取れずにフラフラして必死だったんです・・(汗)
ちなみに、この日は
ふみふみさんは、足の指の骨折が完治していなくて
もっちゃんは、捻挫した足が完治してなかったのに
私とは比べ物にならない重さのザックを背負って
安定した歩きをしてました(;^_^A
自分で言うのも何だけど
この山行での私の情けなさと言ったら
もぉ~半端ない・・・(;´Д`)
登りも下りも、至れり尽くせりなフォローを
してもらいながら登りました。
経験&体力不足をヒシヒシと感じて
多くの課題が見つかった、思い出に残る登山でした。
最初から最後まで、迷惑かけまくりの2日間でしたが
いろんな経験できて楽しかった~^^♪
これに懲りずに、また宜しくお願いします<(_ _)>💦
記)aya
<リーダー追記>
山はやっぱり1に体力2に体力、3.4が無くて5に技術 です。山行前にはちゃんとご飯たべようね。
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