メンバー:なお(SL)、めぐち、とよ(山行記)、とりや(CL)
コースタイム:女神茶屋(7:15)-蓼科山(10:40~11:00)-将軍平(11:30~12:10)-天祥寺原(13:10)
-竜源橋(14:30)-女神茶屋(15:00)
蓼科山は、前に美ヶ原に行った際、そこから見える風景で、自分が気になっていた山でした。
美しい特徴的なフォルム。いつか行ってみたいなと思っていたので、計画があがった際、嬉しく思いました。
3時に四日市某所にて集合。めぐち号で向かいました。いつものごとく、睡眠不足ですが、山に行くので、ワクワクします。休憩もとりつつ、登山口に到着したのは?時でした。すでに車が停まっています。簡易トイレがあり、1カ所だけが使用可でした。
駐車場の手前に女神茶屋というバス停があり、その近くに登山口がありました。登山口からすでに雪があります。前日、三重は雨でしたが、こちらは雪だったのですね。
サクサクと新雪のパウダースノーを進みます。先頭の直さん、さすがのペースです。身体が温まってくるまでは、しんどいな。でも、快晴の真っ青な空に気分が上がりました。また、寒くて上着をはおって登りましたが、すぐに脱ぎたい状態になったのはいうまでもありません。
そして今回、ピッケルというのを自分は初めて使いました。とりやさんが使い方を丁寧に教えてくれました。コードは最初に利き手側にたすきがけにしておく事、登りではとがった部分を前にする事、各名称と持ち方等。この道具は滑り止めの役目のイメージしかなく、ストックがわりに使える事も知りませんでした。歩く際、突き刺す先端部分の名称、「スピッチェ」という響きもかわいくて、気に入りました。
しかし、見事に登りしかありません。「しんどい、しんどい」と連呼しながら行きますが、振り返ると、つい、にっこり。来て良かったな。別世界だな。途中からは樹氷のトンネルで、下を見たり、上を見たりで忙しかったです。
強風の恐れもあるとの天気予報だったのですが、樹林帯を抜けるまでは穏やかで、拍子抜けでした。また、途中、三角点がありましたが、埋まっていました。少し進むと、樹林の間から山の上半分が見えます。その斜面の角度にげんなりしたものですが、景色もかなり良かった為か、しんどいなりにもなんとかなりました。少し粉雪が舞う程度。とりやさんがレミオロメンの粉雪を口ずさんでいましたが、快適モードは樹林帯を抜けた先、岩場になると、激変します。風が強い。雪が顔に当たって痛い。でも、そんな状況もほんの少しの間でした。
山頂小屋の手前に奥宮に行く道があり、向かいます。少し上がると、なんと不思議な風景。だだっ広い岩場が広がります。雪を被った岩場は、スターウォーズの撮影にも使えるのではないかと思ったりする程。とにかく山頂に、こんなに平らな岩場の地形があるなんて。
奥宮なので、鳥居があります。氷柱をしたがえた鳥居は時間がとまっているかの様でした。
山頂からの景色は、雄大ですばらしい。間近に八ヶ岳連邦が。遠くにはアルプスの山々が。
行き交う人の顔が笑顔なのは、がんばって登ってからのこの景色があるからなのかな。
山荘からの下りは、ラッセルでした。とりやさんが先頭を行きます。わかんを持っていなかった為、はまりまくりです。パウダースノーで良かった。歩きにくいけど、自分には、非日常体験であり、楽しくてたまりませんでした。
下りの途中、ランチタイムとなりました。大きな動物が横切った跡があり、一人では怖かったけど、皆と一緒だから心強くパンをほうばる事ができました。
天祥寺原に着くまでは、激下り。ここからの景色も目に焼き付けておきたい感じでした。
竜源橋のバス停があるビーナスラインに出てからですが、舗道の地味な登り。「一番つらいよ、この登り!」とはめぐち。いえ、皆がそう思っています。舗装の道は固く、車にも注意が必要。それが下界です。
15時10分に駐車場に到着。お疲れさまでした。ふみさんとも一緒したかったです。
下山後はリッチな温泉に入り、帰り道、美味しい蕎麦屋に寄り帰路に着きました。
日帰りではもったいない程でした。一緒に行って頂いた皆様、ありがとうございました。
記:toyo
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