セルフレスキュー訓練 2017.4.9

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いろんな搬送方法を実践してみました!


<メンバー>
たろー、やっさん、えだこ、はる、めぐち、もっちゃん、zenkou、とー、次郎、シズ、CUB、ちっぷる、たばっち

<コース>
朝明駐車場-中峠-朝明駐車場


 鈴ハイ恒例!春の登山講習会が鈴鹿で開催されました。
 菜種梅雨のさなか、なんとか天気も持ち堪え、リーダータバッチを筆頭に総勢で12名で8時半に朝明駐車場を出発しました。朝明渓谷沿いに中峠ルートを地図とコンパスで現在地を確認しながら荒れた沢沿いを進みます。
 入山90分程で中峠に到着しいよいよ講習会開始。今回のテーマは負傷者救助です。

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荒れた沢沿いを進む

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中峠へ到着、電波状況を確認します

 まずは通信状況の確認。キャリアによって通信状況はまちまち。各々が携帯の電波を確認しました。
 次に現在地の確認。救助要請を警察にする場合、的確な位置情報の把握が必要で(N北緯とE東経)の伝達が一番との事。

えー!どうやってーー‼︎

 それが簡単にわかるんです。携帯にはGPSという立派な機能があるんです。圏外でもグーグルやコンパスアプリで位置情報を知る事が出来るんです!目から鱗~^o^。
 救助要請が済んだら、次は負傷者の安全な場所への搬送です。もし大柄な人を運搬する場合どうすればいいのか?またもや難問…。

大丈夫あるんです!解決法‼︎

 まず空のザックを用意し逆さに、運搬する人がしゃがみ背中で背負います。運搬される人が両足をザックの紐に通し運搬する人が立ち上がります。ちょうど赤ちゃんの抱っこ紐の要領です。
 ザックを逆さにせずに、そのままストックで腰掛けを作るバージョンもタローさんから披露され、歓声があがります。また人足がいる場合、必殺ザック三連結の技も繰り広げられました。

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空のザックをさかさまに背負い、間に負傷者を挟んで・・・

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よいしょ!

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周りの人は立つときに補助します

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大人一人背負えました!

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次はシートの周りにカラビナとスリングを巻き付けて・・・

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大人数で運ぶ方法。乗り心地良さそうです(^^)

 連結したザックが担架になり皆で運搬します。
 どんな大男もこの技にかかれば問答無用。まるで揺りかごの中の赤ちゃん👶です。

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さらに、ザックを連結させて

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美女軍団に運ばれる大男??

 ここで講習会は終了、13時に下山しました。

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下山後に集合写真

 先ずは負傷し無い事が一番ですが、備えあれば憂いなし。物資の無い山で、ある物だけを活用し救助活動‼︎とても勉強になった講習会でした。

シズ

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