懸垂下降フェス♪ in花ノ木谷2025.5.10

懸垂下降マスターを目指す。

<メンバー>
てつや(L)、たろー、たばっち、すみすみ、ふみふみ、たまちゃん、なべちゃん、りー、みきてぃ、とも、ゆう、ナカちゃん、かなやん、りょう、タンジ、すがちゃん(記)

<コース>
9:00~10:30 懸垂下降の練習
林道(10:30)~花の木谷遡行~遡行終了点Ca440m(12:30)~花の木谷下降~林道(15:30)


初めて山行記を書きます。すがちゃんです。これから沢登りやバリエーション登山などいろいろな山行に行けるよう、トレーニングを頑張りたいと思っているところに、てつやさんの「懸垂下降フェス♪」が立ち上がり飛びつくように参加してきました!

事前には家の机の脚にロープを結んで予習をし、万全の準備で当日に挑みました。

前日から雨でしたが、当日は雨が上がり何とか天気が持ってくれたような感じでした。そんな悪天の中でも16人が集まり3グループに分かれてトレーニングしました。

入渓前に予習した技術を確認

はじめに駐車場で予習した懸垂下降技術の実践しました。実際に体重をかけてやってみるとイメージと違うことがたくさんありましたが、たくさん沢登りをされているたまちゃんさんや、ふみふみさんに確認してもらったり、議論させてもらって自信がつきました。なかなか慣れている方に聞ける機会がなかったので嬉しかったです。

チームでシステム確認して練習。

ビレイデバイスを使ったバックアップ付き懸垂下降は制動力が強くてなかなかスムーズに下降できず、まだまだ練習が必要そうです。

システムを確認して実際に降りてみる。
熟練者のチェックが入ります

エイト環は初めて使いましたが、セットが簡単で早くでき、下降時も制動力が程よく快適でした。重い荷物とかを持っていたらまた違うのかな、いろいろ試してみたいと思います。

初めて使うエイト環。ビレイデバイスよりもセットが早くできますね。
余裕ですね。

一通り確認と練習ができたところで、いざ、フェス会場の花の木谷に向かいました。

いざ、行こう渓谷

沢の遡行はやったことがなかったので、水を含んだ沢靴の感触や水の冷たさがとても新鮮でした。ちょっとした小滝でも濡れた岩をつかんで登るのはなかなかスリリングでした。もっとたくさん、高いところまで登りたかったです。

ちょっとした滝の登りも楽しかったです。
ここ難しかったです。落ちると深いし。

険しい個所ではリーダーのてつやさんやたろーさんに偵察してもらいつつ、ロープを出してもらいつつ、登っていきました。普段の登山と違って自分たちでコースを選んで登るのが冒険感があってよかったです。

滝の左右を偵察してもらって、登り始めました。
濡れた落ち葉が滑る。。。ロープを出してもらいました。

遡行終了点で昼食をとってから、本日のメインの懸垂下降祭りを開始しました。

初めて水流の中で昼食。
遡行終了点でちょっとしたアトラクションを楽しみました。

実際に沢で下降をすると、投げたロープが木や岩にひっかかり、ほどきながら降りなければならなかったり、下降している途中に滝の水が顔面にかかってきて視界が悪かったりと練習では感じられなかった難しさがいろいろありました。まだまだ練習が必要そうです。

皆さんすばやく準備して下っていく。。。
みんなでどんどん下降していきます。
ホイッスルやハンドサインでやり取りして下っていく。
水流が目に!
さすが、とてもスムーズに下降していかれました。
あっという間に降りてこられました。
林道まで帰ってきました。

最後に駐車場まで戻って、てつやさんにロワーダウンの方法とMMOでの仮固定のやり方を実演してもらいました。岩登りでこういうロープワークはしないと思うのですが、泳ぎや水流に触れる場面を想定した独自の注意点があって興味深かったです。

今回訓練して、自分が下降することは何とかできると思いましたが、チームで行動することに関してはいろいろ反省点がありました。下降が完了したらホイッスルやハンドサインでやりとしたり、ロープを持っている人に先に降りてもらって次の下降点で準備をしてもらったり、チームでスムーズに行動するノウハウがあるんだなと思いました。今回はもたついてしまいましたが、今後の山行でスムーズにできるように意識したいと思います。

わたしは沢登り、キャニオニングは経験がなく、これから行くであろう渓谷すべてが未開の地です。これからが本格的なシーズンイン、わくわくしています!

ご一緒した皆さん、アドバイスありがとうございました。

記)すがちゃん

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