<メンバー>
もっちゃん、ふみふみ、つよっさん、パロ、山さん
<コース>
1日目:栂池自然園駅(11:50)~天狗原~乗鞍岳~白馬大池(15:10)
2日目:白馬大池(4:10)~小蓮華山~白馬岳(8:00)~小蓮華山~白馬大池~天狗原~栂池自然園駅(13:45)
残雪期アルプス。冬のテン泊装備。アイゼン・ピッケルワーク。
最近ガッツリな山行には行けていなかった(運動らしい運動もせず。)
正直不安だらけであり、参加を悩んでいたが、もっちゃんリーダーより経験は大事だからと後押しをしていただき参加することに。
久しぶりのテント泊で21kgの装備。。。
とはいえ軽量化のつよっさんは16kgでしたが、皆さんはなんと24kgとか、、、
そんな重量を担いでずっと縦走とか行ける方々なので、恐縮しきりですが、テン泊装備で歩く距離は短いのでチャレンジすることにしました。
ロープウェイで一気に上がり、白馬大池まで距離はないとはいえ、乗鞍岳直下の急斜面の直登はかなりきつかった。。。
もうただただ黙々と。一歩づつ出す感じ。
振り向くと頸城山塊の山々が雄大に、、、
しかし、一瞬しか楽しむ余裕なしでした。笑
朝は天気が悪く出発を遅らせたけど、予報より早く回復して快晴!
直登を乗り越えると乗鞍岳のハイマツ帯に
白く丸々した雷鳥がいたんだとか。
つよさっさんなどカメラに収めたみたいやけど、歩みの遅かった私は見損ねた。。(後ろを歩いてくれていたもっちゃんごめんなさい。汗)
白馬大池では一面真っ白の雪原が広がる様は、違う惑星に来たような感じで、一面凹凸のない雪原歩きはなんとも不思議な感覚でした。
白馬大池山荘は煙突と屋根の一部だけしか見えてませんでした。
絶景に癒されつつも休む暇なんてありません。
幕営地を探し、風よけの雪の壁(ブロック)をつくり、テントたてて、水作り、料理と…もっちゃんふみふみさんはテキパキ作業されていく。
やまさん、つよっさんはソロテンの為、各自設営されていました。
一時高山病みたいな症状が出て酔ったみたいになりましたが、ふみふみさんが作ってくれた薬膳鍋で元気になりました。
そしてお腹いっぱい明日の活力になりました!
お久しぶりな山さんや皆さんとワイワイ山話をして、楽しい一夜でした。
夜は満月で、、、目が醒めると朝か?と錯覚するほど明るかった。月夜に照らされる雪原も幻想的でした。
4時出発。
船越の頭前で御来光となりましたが、雲があり若干残念な御来光ではありましたが、白い山並みや白い稜線を赤く染める朝日はアルプスならではの美しい景色を演出してくれます。
美しい景色に身体はしんどいけど励まされます。
稜線に出ると風もかなり強く、アイゼンつけてだと歩きにくい足場に小蓮華山までで体力結構消耗。。。
さあここからが本番よ!
この時白馬岳の全容を目の当たりにして正直あそこまで行けるのかと不安になりましたが、、、、
行けば絶景が待っている!そう自分にいい聞かせながら白馬を目指しました。
少し緊張する場所もありました。(雪質が違えば難しいかも)アイゼンピッケルを使い慎重に。
山さんやもっちゃんをはじめ皆さんにアドバイスやフォローをしてもらいながら、亀の歩みでしたが、無事登頂。
(山頂目前やのに足が進まなくて、、、苦笑。)
白馬岳から見える絶景は最高のご褒美
感動です!!
雪を纏った剱岳カッコ良すぎる。
唐松岳、不帰嶮方面の山々もかっこいい。
360度どこ見ても素晴らしい!
涙出そうなほど感動しました。
とはいえ、アルプスの稜線の風は甘くない。長居はできませんので、絶景にうしろ髪ひかれる思いで白馬岳を後にしました。
テン泊装備で帰る途中、雷鳥探しに乗鞍岳までソロで来ていたたばっちと遭遇!雷鳥遭遇ばりになんだか嬉しかった。
一眼レフ2台持ちのたばっち、ばっちり雷鳥さん撮れたそうで!
帰りは暑いぐらいで雪質も一変していましたが、、、乗鞍岳の白い急斜面も青空にバックカントリースキーのシュプールで映えてました。ザックを含めた自重を利用して昨日苦労した急勾配をスイスイ下山。山さんはシリセードでシャーと気持ち良さそう。
こんな絶景がみれるなら辛くても頑張って登りたくなりますよね。何度でも、、、
おねさんおにいさんのように持てて歩けるようになりたい!と改めて思いました。
ありがとうございました!
余談ですが、サングラスかけてましたが、雪目になってしまったみたいで、帰りのゴンドラ乗る前あたりから違和感ではじめたのでまだ良かったですが、家に帰って寝るまで痛くてまともに目が開けられませんでした。
翌日には痛みも引き治りましたが、雪山ではみなさんもお気をつけて!
記)パロ
コメント入力