<メンバー>
たろー、シズ、ガビ、toyo、ジョコティン、つよっさん、てる、くろ、toriya、さっこ、体験Sさん、体験Mさん
<コース>
小又谷P(7:35)~ノタノ坂~茨川(8:55)~蛇谷出合(9:50)~善右衛門谷出合(10:15)~藤原岳西尾根~藤原岳(11:50~12:30)~県境尾根~迷い尾根分岐(13:35)~茨川(14:30)~小又谷P
秋も深まる12月2日。幻の廃村茨川からのルートで藤原岳を周回しました。
名目上は廃村を訪ねる山行ですが、私は完全にナメコ狙い。御池、日本コバに続き今季二度の山の恵み山行の参加ですが、びっしり覆いつくされたナメコツリーには出会えず・・・・・あれを見なければ年は越せない!ということで三度目のトライです。
リーダーのたろーさんを筆頭に体験さん2名を加えの総勢12名の大所帯。万が一のエスケープ用として大安駅でデポし、そこから車で40分程の小又坂Pの登山口から7時30分入山。
ノタノ坂から谷沿いに古い登山道を歩くこと1時間ほどで、古びた青い屋根が見えてきました。どうやらここが廃村茨川。下界との隔絶性において茨川は突出していたらしく道中の険しさからも、陸の孤島と言われる所以に納得。現在、山岳部の小屋として使われている家屋は元分教場だったそう・・苔むした石垣が昔の集落の名残を思わせます。
その後、西尾根方面へと川沿いから破線ルートの荒れた急登をよじ登ります。いよいよ待ちかねたナメコゾーンなのですが、あまりの急登にナメコどころではないメンバー。しばらくしてくろさんのファーストナメコ発見の合図の笛があり、わずかですがゲットしました。
さらに急登を30分、見覚えのある風景が・・・・そう、そこは藤原岳山頂。ほぼコースタイムの12時前に辿りつきました。しばらく昼食をとってから多志田山方面に向かって下山開始。蛇谷分岐そして迷い尾根分岐を経由で周回し、また茨川に戻りノタノ坂を下り小又坂Pへ到着。全員エスケープすることなくコースタイムの16時に下山しました。
結局、大本命のナメコ達とは出会えず・・・・一体ナメコはどこへいってしまったんでしょう。鈴鹿ハイ創立以来のナメコ飢饉なのか!由々しき事態です。
ともあれ、あの削られた山肌が痛々しい藤原岳ですが裏側からはとても想像できないような歴史ロマンを感じる世界が広がっていました。
鈴鹿はやっぱり奥が深くて面白い!全員踏破し8時間たっぷり歩いた山行でした。
たろーさんありがとうございました。
シズ
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