<メンバー>
たろー、なべちゃん、まるちゃん、体験Hさん
<コース>
宮妻峡P(9:10)~中ノ谷(9:35)~県境稜線(14:20)~水沢峠(15:00)~宮妻峡P(16:20)
相変わらず天気の悪い週末が続きます・・・。土曜日は初級沢の予定ですが生憎の雨予報。それでも小雨なら行くけどどう?と連絡すると、なんと体験参加含めて3名のエントリー、何だか嬉しくなってしまいました。
集合の宮妻峡ではまだ雨は降っていません。初顔合わせの体験Hさんもいるのでいつものように法面で懸垂下降の練習です。Hさんは装備もすべて揃え、ロープワークも事前学習済で何とも頼もしいです。
準備が出来たら林道を歩いて中ノ谷へ。堰堤を超えて現れる最初の滝はロープワークの練習を兼ねて左から登ります(なべちゃん、ちゃんと確保お願いね)。水量が多いので対岸へ渡らず直上します。
その後は堰堤を超え、長いゴーロ歩き。カズラ谷と同じように増水の痕跡はありましたが、被害は思ったよりも大きくなさそうです。
Ca650mの二俣を右に進むとこの谷の核心部です。斜瀑、くの字滝を超えると10mの溝状滝が現れます。
ここは取り付きの釜の通過がポイントです。切り込み隊長に指名したなべちゃんは長い手足を上手く使って超えていきます。滝の登りも危なげない。
今後の為になべちゃんには後続のフォローもお願いします。滝上は少し水深があるので、半身水につかりながらのボディービレイ。ガタガタ震えていた。もう少し上に行けば水に入らなくても出来たのに。ポジショニングも勉強だよ。
その後も面白い小滝が現れるので楽しく遡行。今日は水量が多いのでシャワーを思い切り楽しみます。
最後の白い滝はメンバーに手本を見せる為、ハーケンを打って登ります。決まったなあと思っていたら回収を頼んだハーケンはいとも簡単に抜けてしまった(恥ずかしい)。まだまだ修業が足らないなあ。
白い滝を超えると流れも伏流し、ガレ場の登りになってきます。ルーファイの練習を兼ねて適当に登り易そうな支谷に入ります。
県境稜線にたどり着く直前に岩の積み木を積んだようなどこを触っても崩れそうな小尾根にぶつかってしまい少し冷っとしましたが何とか通過。
後は鎌尾根から水沢峠経由で宮妻峡まで登山道を歩きます。稜線はガスガスだったけど最後まで雨に降られる事なく楽しく沢登りが出来ました。
悪天にも拘らず「沢がやりたい」と集まってくれるメンバーとの遡行はとても楽しかったです。みんなにもっと経験を積んでもらい、もっと大きな沢へ行きたいなあ。
参加の皆さんお疲れ様でした。
記)たろー
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