<メンバー>
たろー、ふみふみ、やっさん、次郎、もっちゃん、つよっさん、えだこ、めぐち、
たばっち、とー、ita
<コース>
神崎川林道ゲート(9:00)~林道~発電所横入渓谷(9:40)~取水堰堤前(11:15)
~S字狭付近(11:50~14:45)~取水堰堤(15:40)~林道~神崎川林道ゲート(16:40)
昨年の事故の時に痛感した「知らない事」の怖さ・・。今年は水の怖さ、対処方を知ってもらおうと鈴ハイで初めて渡渉訓練を企画しました。参加メンバーも11人、特に去年の葛川メンバーが多く参加してくれたのでうれしく思います。
問題は訓練場所、渡渉が必要なほどの本流で適度な流れがあるところ。水量は多過ぎれば危険だし、少な過ぎれば訓練になりません・・。結局、アプローチの近さから愛知川本流としました。
当日、梅雨の真只中ですが晴れ間も見える予想外のいい天気。神埼川のゲートから林道を歩き発電所から入渓します。最初の淵でザックピストンによる淵の通過を説明。泳ぎが苦手な人はロープで引っ張り、水に浸かっている時間を極力短くするのが疲労を少なくするポイントです。
S字狭の手前では泳いで流れを渡る訓練、水流を読んで時には飛び越え、時には泳ぎます。この辺は訓練と言いながらとても楽しいです。
一通り泳ぎ終わったらS字峡の大岩の上で日向ぼっこ&昼食休憩。天気がいいといいながら6月はまだまだ水温が低く寒いです。
休憩が終わったらいよいよ訓練本番。浅瀬ではスクラム渡渉、足が着かないような場所では水の流れを考慮したコース取りの解説、実際に練習してみますが、水量が穏やかであまり本番を意識できなかったのが残念です。
スクラム渡渉2人バージョン
続いて、瀬を利用してロープを使った渡渉方法の説明をします。沢で一番危険なのはロープを使って流れの中を行く事なのです。ここも水流がゆるくて怖さを体感してもらう事は出来なかった・・。
最後にチロリアンブリッジで川を渡る方法を説明。こんなのを使う事が無いようにしたいものですが、いざという時には知っておいた方がいいテクニックです。
帰りは元来た沢を下ります。本番さながらの激流下りや、楽しいスライダー、淵の飛び込みや泳ぎも楽しみながら下ります。取水堰堤から林道に上がってもみんなまだまだ元気です。
鈴ハイで初めて実施した渡渉訓練、訓練場所や訓練方法などまだまだノウハウを蓄えないといけない部分があり、訓練としてはまだまだ改善の余地がありますが、みんなの学ぼうという姿勢がとてもよかったです。
このような訓練を積み重ね、より困難な場所へより安全に挑めるように努力していきたいと思います。
参加の皆さんありがとうございました。
記)たろー
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