<メンバー>
ふなっしー(L)、りー、さかやん、あーちゃん、タンジ、すがちゃん(記)
<コース>
鈴鹿スカイライン裏道登山道入り口(6:00)-藤内壁出合(7:30)-一壁(8:00)(雨で岩が濡れたので移動)
前尾根P7取りつき(10:00)-P6終了点から下降、巻道で下山(15:00)-鈴鹿スカイライン裏道登山道入り口(16:00)
9月の三連休は北岳バットレス第4尾根の登攀を予定していましたが、あいにく天気が崩れて中止となってしまいました。三重県も四日市駅前が川になるほどの雨でしたが、最終日は天気が回復したため、スラブで日当たりのいい一壁は乾いてるだろう!とクライミングに出かけました。
しかし、残念なことに一壁到着と同時にそこそこの雨に見舞われ、乾きかけていた一壁は再びしっとり濡れてしまいました。
雨雲が過ぎるのを待ってから登れる岩を求めて、何パーティーか取りついている前尾根に移動しました。
前尾根P7に来てみると少し岩が湿っているような感じでしたが登れなくもないということで、3チームに分かれてクライミング開始しました。私が何となくカムを1セット持ってきていたので、私とあーちゃんのチームが最初に登り、残り2チームは我々の残置したカムを使って登る作戦で行きました。5.9のクラック、「蛇の皮」やろうと思いましたがまだ岩が湿っていて勇気が出ず、ノーマルルートで行きました。

マルチピッチの登り方は知識としては知っていてやったこともあるのですが、どこでピッチを切るかとか、どこまではサイマルクライミングで行くかとか判断が難しかったです。もう少し前尾根も通う必要がありそうです。
P6はふなっしーさんおすすめのクラックとチムニーのルートに行ってみました。少し難しそうでしたがリードさせて頂きました。
荷物を背負って登るのは難しそうだったので、空身で登ってから荷上げする作戦でいきました。
ルートの序盤は右上するハンドサイズのクラックを登り、後半はフレアしたクラックの縁をつかんだり、ジャミングしたりしながらレイバックで登る感じでした。


そのあとは居心地のいい岩の隙間で全員分の荷上げをし、休憩してから終了点に至るチムニーに挑みました。
背中と足で突っ張って登る感じなのですが、壁がなめらかでトゥルトゥルだったので若干苦戦しました。服もボロボロになる…
何とか落ちずに登れましたが、カムをセットしながら登るのはシビれました。むしろ落ちたくないプレッシャーがあったから登れたかもしれません。


朝から雨を逃れるために右往左往していたので時間がなく、P6終了点から懸垂下降して巻道で下山しました。

今回はなんとなく持ってきたカムのおかげでいろいろリードさせてもらえて楽しかったです。クラック結構好きかもしれません。もう少しマルチピッチの練習をして活動範囲を広げていきたいです。
企画、ルート案内して頂いたふなしーさん、ご一緒した皆さんありがとうございました。
記)すがちゃん
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