
〈メンバー〉おけい(L・記)、パロちゃん
〈コース〉1日目:須砂渡ゲート4:20〜幕営地11:00頃-11:30〜前常念岳13:30〜常念岳14:50〜前常念岳15:50〜幕営地16:30
2日目:幕営地9:00〜須砂渡ゲート12:25
昨年度の3/16-17で同じ山行を実施するが前常念岳で爆風の為、敗退したので今回はそのリベンジにパロちゃんと行ってきました!詳しくはこちらhttps://suzuhai.sakura.ne.jp/wp/2024/03/17/jonen-2/
今回も昨年度と同じような天候予報だった為、同じ過ちを犯してはならないと今回は天候の良い土曜日にアタックまでするという老体にはキツイ計画で臨みました。
三重県を出発する時間も1時間早め、狭い駐車場にも停めれました。二人共寝不足や重いテン泊装備、果たして土曜日中にアタック出来るのか?色々と不安の中出発。ヘッデンを点けて途中あの例のお約束の怖いカンバンもしっかり見て順調に進みます。人気のコースだけあって林道にもトレースがあるにも関わらず、喋りに夢中で取り付き箇所を50m程通過してしまい、慌てて戻って目印の「No.63」から登り始めます。
二人共前回一緒に行っているので長い道のりを身体が覚えている為、行く前から「あの長い道のりをまた行くのかぁ〜嫌だなぁ」と言い合っていました。覚悟していたからか?諦めていたからか?わかりませんが、嬉しい事に順調良く幕営地に到着。前回テントを張ったP2178付近から居抜き物件を探しますが、フカフカの雪に覆われている所しか見当たりません、それでも探して歩き続けると今度は森林を抜けてしまったので、また戻って森林を抜ける手前付近に今回はテントを設営しました。また今回は1900m辺りに1つテントが張ってあっただけで、私達が来た頃にはこの辺りには1つもありませんでした。ほとんどの人は日帰りか前常念岳にある石室の避難小屋を利用している様です。

テントを急いで設営して、また常念岳に向けて出発です。前回爆風でおどおどしく感じた前常念岳前の岩稜帯もこの日は風がほとんど無かった為、スムーズに通過。風が無いと同じ場所でもこんなに感じ方が違うのかと改めて山の怖さを考えさせられました。


前常念岳からは常念岳が見えている距離ですが、脚も疲れているため、中々着きません。それでも頂上に二人で立てた時は感動でした。標高差約2200m頑張って登った事に加え、快晴のため360度ぐるりと圧巻な冬景色。前常念岳からは見えなかった雪を被った槍ヶ岳の姿、とても綺麗です。






今回は天候に恵まれリベンジもでき、満足な山行となりました。
一緒に頑張ってくれたパロちゃん、ありがとうございました。
おけい(記)