
〈メンバー〉
たろー、こうじ、りー、おりえ、ユウ、たまちゃん、こうせい、ヒロ(記)
〈コース〉
高鷲スノーパークゲレンデトップ(8:40)〜大日ヶ岳山頂(10:30)〜(昼食)〜高鷲スノーパークゲレンデトップ(11:50)
西穂高岳で雪上訓練ということでしたが、天候不良ということで大日ヶ岳で日帰りでの訓練となりました。
7:40に高鷲スノーパークに到着。スキー場に来るのは何年ぶりだろう?当時は頻繁に行っていたけど、この高鷲スノーパークの建物とか記憶にないので当時はこのスキー場はまだ無かったかもしれない。

まずはリフト券を購入します。登山券(ゴンドラ往復)2000円+預り金500円で登山届の提出も必要です。

ゴンドラは8人乗りで我々はちょうど8人なので全員一緒に乗れましたが、バックパックを背負った状態では身動き取れなくなるので、一旦バックパックを手に持って乗るのが正解かな?実は背中が攣りそうになってました。

ゴンドラを降りたら準備を整えまずは山頂を目指します。雪質は片栗粉のようなパウダー状。スキー場の雪質情報を確認すると本日は『神雪』!
他にも『極上雪』、『神雪パウダー』などもあるようです。

今回は訓練ということで、あえてトレースの無いところを歩くというルールで、2チームに分かれ4人でラッセルを交代しながら登って行きます。

膝上程度のパウダー状でなかなか体力を消耗します。だんだんと足が上がらなくなり、真横にあるトレースを歩きたくなる衝動に駆られますが、頑張ってラッセルします。

勾配のキツイ箇所は、おりえさんが先頭で道を切り拓きます。さすが男前です。我々のチームもここはさすがにトレースさせていただきました。

稜線に出ると風が強く雪も降り始めます。気温はマイナス5℃程度でしたが、ハードシェルとバラクラバの重要性がよく分かりました。

ようやく山頂に着きましたが、強風のためここでは休憩も訓練も出来ないので、記念撮影だけ行い下山します。

途中の樹林帯で昼食を取り、スキー場ゴンドラ降り場近くの施設裏でビーコン訓練を行います。
ビーコンを隠す班とビーコンを探索する班の2チームに分かれ、交互に交代しながら訓練します。

探索は両チーム共にスムーズに探し出せたので、2個同時にビーコンを埋めましたが、それでも6分程度で探すことが出来ました。ビーコンの電波発信間隔は1秒なのでビーコンを素早く動かしたり、向きを変えると混乱しますので、ゆっくり動かす必要があります。探す時に全然違う向きを指すことがありましたが、スマホやスマートウォッチの電波も影響受けるみたいですね。

その次に雪上での支点構築を訓練します。
まずはスタンディングアックスビレイを体験します。
肩がらみで巻き上げる方法と、ハーネスのカラビナを使ってムンターヒッチで巻き上げる2種類を体感。それぞれメリット、デメリットがあると分かったので、体重差、難易度、傾斜角度で使い分ける必要があると感じました。

スノーバー、スノーボラードでの支点構築も実際にやってみます。今日はパウダースノーなのでスノーボラードは難しかったですが、それも含めて良い経験となりました。


訓練が終わり、ゴンドラに乗って下山します。

マイナス15℃前後での行動やテント泊は経験出来ませんでしたが、ビーコンや雪上での支点構築を実際に訓練出来て良かったです。
スノーシューをおりえさんに貸してもらいスノーシューも体験させていただきましたが、これはスノーシュー欲しくなりますね💧
また、今回ジャンケンを負けたことで山行記を書いていますが、山行記を書くことでいい復習にもなりました。
これを教訓にメンタリストDaiGoの『ジャンケンで確実に勝つ方法』の動画も視聴しておきます。
(記)ヒロ