鈴鹿 藤川谷 沢登り 2024.06.29


<メンバー>
たろー、なべちゃん、りー、おりえ、おけい、てつや、ゆう、たまちゃん、ちほ(一般)

<コース>
政所郵便局(8:30)~藤川谷入渓(8:35)~藤川谷遡行~Ca570M・遡行終了(12:30)~藤川谷登山道~政所郵便局(13:20)


ダイジェスト動画

 愛知川での渡渉訓練。沢メンバーも新しい人が増えてきたので2年ぶりに企画する。天気は梅雨の最中という事もあって平日はずっと降ったりやんだりだが土曜日は晴れ間も見えそうな予報。

 神崎川の雨量計は金曜日夕方時点で降り始めからの累積雨量が約80mmになっていた。本流系の沢では厳しい数字だが、昼以降は降っていない様子。何より貴重な訓練山行は極力実施したいので最終判断は現地で行うとして決行連絡を流す。

 翌日は曇りがちで石榑峠手前ではポツポツ小雨が降るような天気。駐車場に車を停め、橋の上から神崎川を眺めると濁りは無いがかなりの水量が流れており、これはかなり厳しい渡渉になりそう・・・。訓練山行で事故を起こしては元も子も無いので近くの藤川谷に転進することにする。

増水の愛知川本流

 車で政所の郵便局へ移動。そこからほんの少し歩いて藤川谷へ入渓。水量は多いものの水の濁りもなく、遡行には問題なさそうだ。

藤川谷に入る

 藤川谷の苔むした薄暗い雰囲気はほかの鈴鹿の沢と違って独特な感じがする。なんだか深い森の中にいるようだ。さらに今回は谷の中いっぱいを怒涛のように流れる様は紀伊半島の大渓谷を遡行しているみたいで何だか得した気分。

水多くない?
多いね
すごい迫力

 出てくる小滝を水線突破に拘りながら遡行していく。普段なら何でもない所がゴルジュ突破みたいになるので楽しい。核心の5m滝はなべちゃん、たまちゃん、ゆうさん、てつやさん、私でチャレンジするが突破できたのはたまちゃんのみ。もっと突破力を着けなければ・・。

これはこれで訓練になる?
ゴルジュ突破
ここは紀伊半島か?
核心の5mにもチャレンジ
中々厳しい
たまちゃん、見事に突破
なべちゃんも惜しいところでドボン
いい所まで行ったんだけどなあ・・

 その上の連瀑も一緒に左岸から巻いて、懸垂で谷に復帰。その後もバシャバシャ水遊びをしながら遡行する。

 お腹いっぱいになってきたので標高570m付近で遡行を打ち切り、谷沿いの登山道で下山。途中、ヒルがウジャウジャ出てきたのでリーちゃんはスプレー片手に対峙しながら歩いている。

 下山はあっという間で駐車地には13時過ぎに到着。駐車場でヒルチェックをしたら見事に吸血されていた・・。

巻いた後は懸垂で谷へ復帰
まだまだ滝場は続く
これは巻きだね
集合写真
アカハライモリ
足を取られないように
お腹いっぱいになってきたので
登山道に上がる
ヒル退治しながら下山
ゴール

 梅雨の最中、何とかワンチャンスを狙って渡渉訓練が出来ないかと思っていたが、実施出来なくて残念。でも転進先でも十分遊べたのでそれはそれで満足だった。

 泳ぎ沢の危険予知、渡渉の仕方は実践の中でもおいおいと説明して行くので、また参加お願いします。ありがとうございました。

記)たろー

コメント入力