宮妻峡ウソ谷・五郎谷 沢登り 2023.3.19

日が差して気持ちいい!

<メンバー>
ふみふみ、いさお、しま、なべちゃん、てつや(記)

<コース>
宮妻峡駐車場9:00~ウソ谷~五郎谷~稜線13:30~カズラ谷道分岐14:40~宮妻峡駐車場16:20


ワールドベースボールクラシックの予選を連勝で通過した侍ジャパン。
大谷選手が大活躍していますね!

決勝トーナメントの地フロリダ州マイアミの大谷選手にエールを送るべく、
われわれの向かったのは鈴鹿山脈のマイアミ、ウソ谷。
モノマネ芸人のような名前ですが、ちゃんとした沢です。

ここは本日のメンバーの一員、いさおさんの沢デビューの地なのだそう。
「初心にかえります」
という謙虚な言葉とともに、宮妻峡駐車場に集合です。

沢の朝はゆっくりだ。

数分後、、、。

いさお:「あっ!、、、、、、ハーネス忘れた!!」

このメモリアルな日に、セルフサプライズを仕込むとは!

幸い、他のメンバーがサブのハーネスを持っていたため、借りることができました。
(どこが初心やねんっ!)←心の声

何はともあれ今日も元気な5名が集結。

朝早いハイカーの方々の車がたくさん停まっている宮妻峡の駐車場からのんびりと9時出発。

朝いちの沢の空気はひんやり。

小さな滝をこえていく。

はじめは水につからないようにゴロゴロの河原を進みます。
小さな滝もいくつかあり、快適に登れます。


あったまってきたころに8mほどの滝が見えてきました。

どこから行く?

本日が今年の沢はじめとなる、しま君がリードします。

水線は避ける。


途中まではよかったのですが、上部でストップ。

どうする。

ここは、他のメンバーが右岸から高巻いて(まあまあ悪かった)
落ち口からロープをだします。
確保して引っ張りあげて無事に切り抜けることができました。

支点がそのままだったので、回収しなければなりません。
なべちゃんが巻きあがってから懸垂下降で回収に向かいます。

なべちゃんが下降していったその時、大きな落石の音が!
上にいるわれわれからは見えないので緊張が走ります。

大声で呼びかけると、無事に返事があり、心底ほっとしました。
足元の岩の落石だったようです。

どの沢でもそうですが、落石は要注意。
見た目では判断が難しい場合もあります。
この沢は、とくに岩がもろくて、その後も気を引き締めていきました。

しばらく進むと10mほどの直瀑があらわれました。
ここはこの沢最大の滝のようです。

なべちゃんが果敢にトライします。

右から。


中段まではよいものの、落ち口付近が立っていて悪そうで苦戦しています。

トライ中のなべちゃん。

上から見るとなかなかの高度感です。

ここもさきほど同様、他のメンバーが右岸から高巻いて(スムーズに巻けた)
落ち口からロープをだします。

状況的に確実な選択をとり、ロワーダウン。
無事着地しました。

ここからは源流の雰囲気。
陽だまりで昼食です。
この時期は虫もいないので快適です。

気持ちいいね!

再び歩きだし、稜線を目指します。
残り標高差の200mほどが急傾斜でキツくペースが落ちます、しま君を除けば。(無駄に速いゾ!)

急斜面の詰め。

稜線では雨上がりのきれいな青空。
遠くには真っ白な白山や御嶽山がくっきりと見えました。

借りたハーネスもくっきり。

稜線の登山道を1時間ほど歩いてカズラ谷分岐から登山道を下ります。

分岐で一息。

当初の計画とおり、少し下って登山道から離れ、
カズラ谷の沢を下りはじめました。
が、時間が押しており、登山道に復帰して下山することにしました。

ちらほら見かけるお花を愛でながら歩きます。

駐車場に到着したころには、他の車はほぼ帰った後でした。

駐車場では、ロープワークの手順の再確認をしました。

ちゃんとできたら、おやつあげるね。

ちょっと忘れ物があったけど、チームワークは忘れない。
ナイスな沢山行でした。

がんばれSAWAジャパン!

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