常念岳東尾根、前常念で撤退の巻 2024.3/16-17

〈メンバー〉
 おけい(L・記)、こうじ、りー、パロ

〈コース〉
1日目 須砂渡ゲート6:20〜幕営地(P2178)13:05
2日目 テント場4:30〜前常念岳7:00〜テント場8:15(休憩、テント撤収)9:30〜須砂渡ゲート13:50


〈1日目〉

一昨年、2月に2回も同じ常念岳東尾根の山行がありましたが、どちらも参加出来ず山行記の写真や文章ですんばらしい(素晴らしい笑)景色と稜線に興奮し是非私も見てみたいと3月なら気候も安定してるだろうと早くから計画してました。

決行当日、土曜日はド・ピーカン、日曜日は昼から天気崩れる予報でした。ただ両日共に風の心配がありましたが、これも各予報によってまちまちでした。日曜日の午前中は天気の予報だったのでこれはもう谷川岳に続いてまたしても絶景のご褒美がもらえると私はすごく期待して出発しました。

5時少し前に須砂渡ゲート前に到着しましたが、既に満車状態。車を止めて少し仮眠を取りました。満車に近い状態もびっくりしましたが、この須砂渡ゲートが安曇野インターを降りたら直ぐに着くのでこのアクセスの良さにもびっくりです。

満車

ゲートを通ると雪がある林道を歩きます。既に高速道路が完成しており、ラクチンです。      約1時間程林道を歩いて分かりやすく有名なNo.63の小さい送電線の看板?から東尾根に取り付きます。林道もこの先幕営地までもアイゼン無しで行きました。

林道からは常念岳が見えます、遠いね😅
長いんだ!これが💦

幕営地まで景色もあまり見えない樹林帯の中をダラダラと登ります。 P2178がテン泊の適地だという事で P2178を目指します。手前が少し急登が続きます。P2178に到着したらもう5テンが張れるような好立地がありました。少し整地してテントを設営して雪隠(トイレ)を作ったら、速攻テントに入ってスイッチOFFです。りーちゃんは既にプッシュと一杯やっております。

住所は常念岳東尾根2178番地

後から反省すると電波状況にもよるが、朝一天候を再度見直したら良かったと思います。見直してれば13時に泊地に着いてるため、土曜日にアタック出来たのにと。泊地に着いたからと言ってスイッチ消したらダメですね…涙

水作りして、夕飯の支度です。今晩の食担は私おけいです。メニューは皆さんの期待ではもしかしてペヤング笑笑ってところでしょうが、残念!赤から鍋でした😁

赤から鍋は5番がおすすめ😁

夕飯食べたら、直ぐご就寝です(チ〜ン)

〈2日目〉
明け方目を覚ましたら、時折吹く突風の音が私は気になります。ものすごい音なので、上まで行けるのだろうか?この先止むのか?酷くなるのか?不安になります。                しかし出発の準備して上を目指しました。 P2178から少し登れば樹林帯を抜けます。抜けても風向きなのか、大丈夫そうです。樹林帯を抜けると市内の街明かりがとても綺麗に見えました。        標高2500「森林限界抜けるよ!」りーちゃんが叫びます。この辺りからトラバースしたり、岩場が出てきます。

今まで止んでいたのか?風向きなのか?油断していたところにものすごい勢いで突風が吹きました。私は一瞬体がフワッと浮き、慌ててピッケルを雪面に深く刺し両手でしがみつきました。しばらくは突風に耐え、風が止んだら前と後ろを確認したら皆んないたのでホッとしました。そこからは、いつ突風が吹いてもいいようにほぼ四つん這い状態でピッケルを深くブッ刺して進みます。

この先は風との闘いで、サングラスからゴーグルに変えて突風の時は砂嵐のように雪が顔を打ちつけてきます。「来たぞー!砂嵐〜!」とドMのりーちゃんが雄叫びをあげて喜んで?ます笑笑

砂嵐〜!!

どうにか前常念岳まで登って、一旦相談。常念岳まであと少しで目の前にも見えている状態ですがここで撤退することに。とても悔しく、残念だしもしかしたら風も止むかもと欲も出ますが…涙涙

また再度挑戦したいと思います。

撤退、バックステップで降ります。

今回常念岳東尾根は日帰り半分、テン泊半分という感じでした。日帰りの人達は夜中から登るようで、また、ソロの方も多いです。そのため駐車場も直ぐに埋まってしまうようです、ご注意下さい。

ぜっ絶対捨てません!!怖いよ😱

コメント入力

  1. パロ より:

    まさかのハード山行になりましたね🥹
    色々ご迷惑もおかけしました。🙇‍♀️
    リベンジ案件決定ですね!!
    またよろしくお願いします
    白雷鳥も寒そー